「女優・樋山香奈子」

                             赤星直也:作

第2話 ヌードシーン

 記者会見が済んだ日から、美和子は早速関係者の間を回っていた。
「主役、おめでとう。いいだろう、約束したし…」美和子の着ている衣服が脱がされ
た。
「待って、撮影が終わるまで待って!」

 「そうは行かないよ。約束を守って貰わないと…」美和子の服が脱がされ、下着だ
けの姿にされ「わかってください。撮影が済んだらお相手しますかから!」パンティ
を脱がされまいと、押さえている。

 「美和子は嘘つきだな。約束を守らないんだから、主役は交代して貰うぞ!」
「えっ、交代?」まさかと言った顔になって「違います。嘘つきではありません。見
て下さい!」(イヤよ、ここまで来て主役を降ろされるなんて!)美和子は自らの手
でパンティを下げ、真っ黒な絨毛に覆われた恥丘が露わになっている。
(やっと、オ○ンコさせる気になったか。こいつは信用出来ない奴だな…)冷めた目
で下半身を見ている。

 美和子は、パンティを膝まで下げると背中を丸めて、足を上げるとパックリと割れ
た淫裂が見えた。
「やっと、オ○ンコさせる気になったのか。どれ、一発いくか!」
「まって、まだ、ブラジャーが…」美和子はいきなり抱きつかれ。カーペットの上に
押し倒されて、肉竿が淫裂に押し込まれた。

 「まだ準備ができてません…。ヒー!」肉竿が一気に美和子の胎内を貫いていく。
「ダメ。動かさないで、だめです!」美和子の気持ちなど無視して肉竿が動き(レイ
プと同じよ。これではレイプだわ…)自分の取った態度を後悔しているが、すでに遅
かった。

 「こんなのは、要らないだろう?」乱暴にブラジャーの紐が引きちぎられていく。
「乱暴はいやです。やさしくして下さい!」
「最初から素直な態度だったら、こんな事はしないよ。お前は俺をバカにしたから、
こんな目になったんだ!」肉竿の動きが早まり、乳房が鷲掴みされていく。

 「イヤ、優しくして下さい…」
「そうは行くか。お前が先にしたんだからな。我慢しろ!」爪が乳房に食い込み変形
している。
美和子はそれでも我慢するしかなく(主役だけは失いたくない…。我慢しないと…)
膣と乳房の痛みに耐えている。

 やがて「うー!」うなり音と共に腰の動きが止まり「いや、お腹の中はいやー!」
悲鳴をあげた。
避妊薬を飲んでいたので妊娠する心配はないが、膣の中への射精は屈辱で(射精され
た。膣の中に…)淫裂と肉竿の隙間から白い液体が流れていく。

 「う、う、うー!」気の強い美和子も、泣き出してしまった。
「いいか。これからはバカにした態度を取るなよ!」
「はい。謝ります…」
「わかったら、もう一回だ。ほら、フェラして上になれ!」言われるまま、萎縮した
肉竿を口に含み大きく膨らませていく。

 (痛いけど、我慢しないと…)仰向けになった上を跨いで、淫裂の中に肉竿を吸い
込んだ。
「オ○ンコされた気分はどうだった?」
「良くありませんでした。あんなやり方はもうこりごりです…」腰を上下に振りなが
ら言う美和子は(ふん。後で思い知らせてやるからね!)言葉とは全く違う事を考え
ている。
美和子は、その後もセックスを約束した関係者の間を回り、淫裂の中に精液を噴射さ
れた。 

 そして、いよいよ撮影が開始された。
「カチン!」カチンコが鳴り、カメラが回っていと「カット、何やってるんだ、もっ
と練習しておけ!」セックスで主役を得た美和子の演技が、監督の考えとは違ってい
る。

 それは、周りの関係者も同様で(何でこいつに主役を任せたのかな。ヌードしか使
えないかも?)監督は美和子に対して、ストーリーの変更を考えている。
監督の考えは助監督やスタッフにも伝わった。

 「そうですよ。演技があれじゃ、ヌードで話題作りをして貰うしかありませんよ」
「その通りです。話題作りにヌードになって貰いましょう!」
「それに、雑誌にもヌードを撮らせましょうよ、ヘア丸出しのヌードを!」
「いいね。映画ではヘアは無理だが、雑誌なら平気だしな。いい宣伝になるぞ」
「そうですよ。どうせ、体を売って主役を取ったんでしょうから」美和子への対応が、
こうして決まった。

 対応が決まると早速台本が書き換えられ、美和子のヌードシーンが、あちこちに組
み込まれている。
その台本が「美和子さん、台本が変更になったそうよ」マネージャーを通じて渡され
た。
「そうなんだ。せっかく覚えたのに…」目を通していく内に、顔色が青くなっていく。

 「ヌードよ、ヌードがいっぱいあるわ。これじゃ、ヌードで出演しているのと同じ
よ!」声がうわずっている。
「どれ、見せて!」マネージャーも心配そうに台本に目を通していくと「ホントだ、
ヌードのオンパレードだわ!」マネージャーも顔が強ばった。

 「美和子、どうするの。主役から降りるの?」
「いやよ。せっかくの主役よ、ヌードになれというなら、なるしかないわよ。絶対に
主役は降りないわ!」
「そうよ、そのいきよ。せっかく有名になれる機会だからね」マネージャーは美和子
の意志を確認してから、αプロの社長に事の次第を報告し、ヌードを了解して貰った。

 やがて、新しく書き換えらられた台本によって撮影が始まった。
(いよいよヌードね。こんな大勢の前で裸になるなんて!)バスタオルで体を覆った
美和子が立ち上がって、カメラの前に立った。

 「始めるよ」「は、はい!」美和子は胸の結び目を解いていく。
バスタオルはスーっと落ちて、パンティだけを履いている美和子の姿が露わになって
いる。
(恥ずかしい。オッパイを見られている!)美和子の乳房が恥ずかしさで強ばってい
る。

 「ダメだよ。そんなに履いていたら映ってしまうよ。パンツ履いてセックスはでき
ないだろう?」
スタッフは、いきなり美和子のパンティを掴み、引き下げてしまった。
「イヤ。見ないで、いやー!」慌てて股間を両手で覆うが「甘えるな。パンツ履いて
ごまかそうなんて、許されないんだ!」助監督の罵声が飛んだ。

 「わかりました…」目を真っ赤にして、股間を覆った手をどけ、足下にあるパンテ
ィを拾いタオルの下に隠していく。
(見られている。アソコを見られている!)美和子の股間に目が集中して(結構多い
な。オ○ンコが見えるかな?)スタッフ達は目を輝かせて見つめている。

 「はい、行きます」カチンコが鳴り撮影が始まった。
「あ、あー!」美和子はベッドに押し倒されて乳房を掴まれ揉まれていく。
(そうだ。もっと足を開いてオ○ンコを見せてくれよ!)足が開かされて監督には淫
裂が見えている。
(見ないで、性器の中は見ないで!)赤い顔になっている美和子だ。

 (そろそろ、俺も楽しむか…)「だめだ、そんなことじゃだめだ。こうやって!」
監督が立ち上がって、俳優と入れ替わった。
「いいか。オッパイにこうしてからオ○ンコを撫でないと…」両乳房を揉みながら乳
首を吸い「あ、あ、あー!」鼻から声が抜けていく。

 (敏感な子だな。オ○ンコはどうかな?)乳房を揉んだ後は、淫裂に手が伸びて
(性器を触られているわ。大勢の前で!)監督の指が淫裂の中に入った。
(ダメ、そんな事されたら感じちゃう!)指がゆっくり動き回り、膣の中を撫でてい
く。
(もう濡れてきた。こいつは淫乱の気があるかもな)淫裂の中から淫汁が流れている。

 「わかったな、こうやるんだ。撮り直し!」早速、撮影が再開されて美和子は乳房
を揉まれ淫裂を触られていく。
「あっ、あっ、あー!」美和子は声を上げ腰が動きだし(いいぞ、その調子だ!)ス
タッフは美和子の全裸姿を見つめていて「はい、カット。OKです!」監督の声にホ
ッとする美和子だ。

 だが、こんな事では済まなかった。
翌日はもっと過激になっていて「いいですね。今日はストリップシーンですよ」「わ
かってます、準備はできてます」
「衣装は大丈夫ですよね?」
「係りの人から渡されたのを着ています」

 「それならいいでしょう。早速行きます!」カチンコが鳴らされ撮影が始まった。
(恥ずかしい。脱いでいる姿を撮られるなんて…)美和子はカメラの前で衣服を脱ぎ
だし(いいね。色っぽくて)スタッフは股間を膨らませて美和子を見つめている。

 (オチンチンを膨らませている。私のヌードを見たいんだ…)恥ずかしそうに下着
姿になった。
スタッフが渡した下着はスケスケの下着で、乳房と絨毛が透けている。
カメラが透けた乳房と顔をアップすると、パンティを膝まで引き下げていく。
真っ黒な絨毛が露わになり、背中を丸めて足を上げ、パンティから抜いていく。

 (見えた。オ○ンコが見えた!)真っ黒な絨毛の中に、ピンクの淫裂が覗いた。
(見られた。性器の中も!)それでも片足を上げて、パンティから両足を抜いていく
しかない。
美和子の両手には、まだ温もりの残ったパンティだけが残されている。

 (今度はブラね)スタッフが見守る中で、パンティを置き、両手で背中のホックを
外していく。
それと同時に、カップに納められていた乳房が、勢いよく飛び出し揺れ動いている。
(これで素っ裸だ!)肩の紐をずらして手首に絡まったブラジャーを脱いで、そんな
様子をカメラがしっかり撮っている。

 「はい、OKです」(終わったわ)慌てて股間を両手で覆う。
「今度はセックスシーンですから、そのままでいてください」
「はい、わかっています」乳房を晒したまま立っていると、ベッドが用意されて、共
演の俳優も全裸になって現れた。
「よろしく頼むよ」「はいこちらこそ」恥ずかしそうに勃起した肉竿を見つめる美和
子だ。

 挨拶が済むと早速撮影が始まった。
「あん、あん、あん!」乳房を撫でられ、乳首が吸われ悶え声を上げていく。
(そろそろいくか!)俳優は美和子の淫裂に肉竿を押し当てた。
(だめ。入れないで、いやです!)腰を浮かせ逃げようとするが、俳優の方が上手で
(そうは行かないよ、ほら!)体を押さえ、ゆっくりと肉竿が入り込ん「あん、あん、
あん!」悶え声が大きくなっていく。

 (抜いて。見られているのよ、恥ずかしいから、抜いて!)
(そうは行かないな。タップリ楽しませてくれないと…)肉竿は奥を目指して進み、
遂に根本まで入り込んでしまった。
(よし、行くからな!)俳優は腰を振り始めて「いいわ、いいわよ!」思わず声を上
げてしまった。
(すげえ。本番をしているぞ!)スタッフは2人の行為を食い入るように見ている。

 (恥ずかしい、セックスをみられている!)だが、気持ちとは裏腹に淫裂からは淫
汁が流れ出て「クシュ、クシュ!」卑猥な音がでている。
「あん、あん、あん!」悶え声を上げ、演技しながら美和子の両手が、俳優の背中を
さすっていく。

 「オッパイにも。オッパイにもして!」遂に美和子は本気になってしまった。
「いいわ、もっとよ!」淫裂から流れ出た淫汁がベッドのシーツを濡らし「う、うー
!」俳優が登り詰めて股間を同士を密着させてきた。

 「ダメ。もっとして、もっとして!」虚ろな顔でせがむが、淫裂と肉竿の隙間から
白い液体が流れ出ている。
(マジかよ。中出しじゃないか!)スタッフも淫裂から流れ出た精液に驚きを隠せな
い。
そんな周りを気にする事もなく唇を重ね合いい、余韻に浸っている2人だ。

 「OKです!」撮影が終了した。
俳優が肉竿を抜くと、一気に淫裂から精液が流れ出ていく。
「良かったよ。今夜もどうかな?」
「それは許して。演技だからいいけど、セックスはもうしたくないんです…」淫裂に
ハンカチを当てて、パンティを履いていく。
「残念だな。嫌われたみたいだ」俳優はバスタオルを巻き付けて戻っていくが、美和
子も黙って下着を着けていく。

 「美和子。セックスした上に、お腹の中に出されて大丈夫なの?」心配そうにマネ
ージャーが声を掛けてきた。
「あれ、飲んでいるから大丈夫よ」
「そうなの、安心したわ。でも、もうセックスはしないで、お願いだから!」
(好きでセックスしたんじゃないのよ。嫌々したのよ)黙ったまま返事もせずに、服
を着込み普段と同じ姿になっている。

 「美和子君、明日も撮影があるから遅れないように。それから、ヘアを剃ってくれ。
もっとギリギリまで撮らないと、迫力がでないんだ!」
「わかりました、ヘアを剃ってきます…」素直に従い美和子は自宅に戻った。

 「イヤだけど、監督の言葉じゃ逆らえないし…」戻るなり浴室に入り、股間の絨毛
をカミソリで剃っていく。
「恥ずかしいな。性器が丸見えになってしまった」股間の絨毛の全てが消えて、パッ
クリと口を開いた淫裂が露わになっている。

 翌日も撮影が行われ、美和子はいつものように、バスタオルを解いていくが(見ら
れる…。剥き出しになったアソコが…)体が震えている。
結び目を解くと、一気にバスタオルを退けて「へ、ヘアがない!」「オ○ンコが丸見
えになっている!」皆が美和子の淫裂を食い入るように見ている。

 (見ないで。そんなに見ないでよ!)体を震わせながら準備をしていく。
「なんだ、全部剃ったのか。ここまででよかったんだよ」監督は淫裂の上にあるクリ
トリスを撫でていく。
「中途半端ですから、思い切って全部剃りました…」
「いい度胸だ。早速始めよう!」美和子は淫裂の中までスタッフに見られながら演技
をしている。