「捨て駒の婦警」

                             赤星直也:作

第19話 捨て駒の婦警


 美貴達はパトロールを終えると明石に「戻りました」と報告していく。
「戻ったか、午後からは安全講習会だ。評判よかったから頼むよ。この前と同じように
な!」意味ありげに言う明石だ。
(人前で、ヌードになれというんだ…)項垂れて、唇を噛む美貴達だ。

 「それから、署長が呼んでいたよ。川崎君も行きたまえ!」
「わかりました」4人の婦警は署長室に向かう。
「何のようかしら?」
「わからない。とにかく行かないと」廊下を歩いて「失礼します!」ドアをノックして
中に入った。

 「来たか。午後から安全講習会を頼むよ」
「明石課長から伺ってます…」
「そうか、それなら話は早い。この前と同じように頼むよ。それからこれに着替えてく
れ!」野口は紙袋を4人に渡していく。

 「これを着るんですか?」袋を覗いた麻美が声をあげた。
「そうだ。制服の下はそれを着るんだ。ここで着替えたまえ」
「ここで、ですか?」
「そうだ。ここで着替えるんだ!」

 「わかりました。着替えます…」諦めて4人は制服の上着を脱いでいく。
(いやだわ。あんな下着を着るなんて!)ネクタイも外してワイシャツも脱ぐと、役目
をしないブラジャーから乳房がこぼれている。

 「新藤君達のブラジャーはそのままでいいよ。川崎君だけ着けてくれ」
「わかりました」麻美はブラジャーをしてなかったから、乳房が揺れ動いている。
(いやだわ、こんなのを着るなんて!)黒い乳房を下から持ち上げるブラジャーを着込
んでいく。

 「いいね、川崎君のオッパイもいいよ」野口は、麻美の乳房を掴んで揉み出した。
「見られてます。恥ずかしからやめて下さい」恥ずかしそうに言う麻美だ。
「そうだな、それよりも着替えが先だしな」素直に手を退ける野口だ。

 ホッとする麻美はスカートを脱ぎ、美貴達もスカートを、脱いで下半身が露わになっ
ていく。
「いいね、ツルツルのオ○ンコも!」4個のヘアが剃られた淫裂が露わになっている。
(恥ずかしい。素っ裸になるなんて!)美貴達は役目をしないパンティを脱いでいく。

 一方、パンティを履いてない麻美は袋の中から黒いレースのガーターベルトを取りだ
して腰に巻き付けていく。
その後、体を屈めて(こんな姿は娼婦と同じよ!)太股までのレースの黒いストッキン
グを履き、ガーターで留めていく。

 「いいね。オッパイとオ○ンコが卑猥に見えるよ」野口は目を細めて見ている。
(いやよ、そんなに見つめないで!)恥ずかしさに、真っ赤な顔になり俯いたまま手で
淫裂を隠す麻美だ。

 その間に、美貴や友里達もガーターベルトを巻き、ストッキングを履いていく。
(卑猥だわ。こんな姿なんていやだわ…)4人とも乳房と淫裂を晒す下着を着込み、項
垂れていた。
「制服を着てもいいよ」野口の言葉に、ワイシャツを着込み、スカートも履いて下半身
を隠していく。
その後、ネクタイをしてから上着を着込むと、4人は婦警姿に戻っている。

 「午後から、だからな」
「わかりました…」うわずった声で返事をし、署長室から出ていくいく美貴達4人は脱
いだ下着を袋に入れ、手に持っている。
「これを隠さないと」一端、更衣室に入りロッカーに押し込んでから交通課に戻った。

 そして、午後になると4人はパトカーに乗って、教わったる建物の中に向かう。
「ここね、ここだわ」
「そうね、間違いないわ」パトカーを停め、4人が建物の中に入ると(何よ、人相の悪
い男ばかりいる!)何も知らない麻美は怯えている。

 「麻美さん。お願いだから私達のする通りにしてね。ここでヌードになるの」
「薄々、わかっていたわ」
「そればかりじゃないの。終わったら懇親会といって、セックスしなければいけないの」
力無く言う美貴に「仕方ないわ。いやだけども…」麻美の泣き声になっている。

 「我慢してね、悔しいけど」4人は迎えに出た男に案内されて、講習会を始めた。
「事故は交差点に集中していて、全体の60%近いです…」前回同様に話をし、美貴は
上着を脱いでいく。
それを(ストリップするんだ)麻美は見ている。

 美貴は話進めながらネクタイを外し、ワイシャツも脱いでいく。
「凄いや、聞いた通りだ」「これで警察に協力しがいがあるさ」ニヤニヤしながらワイ
シャツを脱いでいく美貴を見ている。

 (恥ずかしい。オッパイが丸出しになっている!)役目をしないブラジャー姿になる
と(痛い、乳首が痛い!)恥ずかしさで、乳首が大きく膨らんでいる。
それでも「事故の大半がスピードの出し過ぎによるものです」スカートも脱いで美貴は
淫裂も晒して(恥ずかしい。娼婦みたいな姿を晒すなんて!)体が小刻みに震えている。

 なおも、話を進め、友里や涼子、それに麻美もガーターベルトとストッキングだけを
着けた全裸同様の姿になった。
(素っ裸を見られている…)体を震わせながら4人は講習会を進め、1時間半後に終え
た。

 「それでは、懇親会を行いますから4列に並んでください」美貴達は机に仰向けに寝
て、足を垂らすと開いていく。
「お願いします。私からです」人相の悪い男達は下半身を露わにし、肉竿で美貴達の淫
裂に押し込んでいく。

 (乱暴に入れないで、まだ準備ができてないよ!)顔を歪め、乳房を掴まれ肉竿で淫
裂を突かれ「ひー!」悲鳴をあげてしまった。
だが、そんなことにはお構いなしで、肉竿は淫裂を突きまくり、膣の中に精液を噴射し
ていく。

 「今度は私です。お願いします!」射精されたばかりの淫裂に、また肉竿が突き刺さ
り、美貴達はそれぞれ8人の精液を胎内で受けとめ、服を着ると署に戻ってきた。
「ご苦労だったな。明日は川崎君の歓迎会だからよろしく頼んだよ」
「歓迎会ですか?」
「そうだ。君たちの裸を見て貰う絶好のチャンスだぞ!」

 「同僚の前でヌードですか?」
「そうだ。4人とも素っ裸を見せてやれ!」
「出来ません、同僚の前で裸なんて!」美貴の目から涙がこぼれ落ちていく。
「安心しろ。婦警はいないし、口が堅い者ばかりだから!」
明石は簡単に言うが(いやよ、ヌードなんていやよ!)麻美も泣いていた。

 そして、翌日の勤務開け後に、交通課の男性署員と部課長達の幹部による、麻美の歓
迎会が催された。
署長の野口の挨拶が行われ、麻美も挨拶していく。

 「皆様と、ご一緒にお付き合いさせて頂きます」麻美は野口に言われた通りに、服を
脱ぎだし、それを同僚や部課長達が見ている。
(恥ずかしい。あいつらにレイプされてから、道が狂ってしまった…)悔やみながらも
下着も脱いで、生まれたままの姿を晒していく。

 「いいね。若い子の素っ裸で宴会なんて!」
「そうですね。残りの子も素っ裸になりたいそうですよ」
「歓迎だよ、早く素っ裸衣なってくれ!」その言葉に、美貴達の顔が強ばっていく。
(いや、ヌードなんていやよ!)震えながら、服を脱いで全裸になって立った。

 「この4人はオ○ンコが大好きなんだ。今回は、皆でオ○ンコしてやってくれ!」
「いいことです。早速やりましょうよ」
「乱暴にしないで。やさしくして、膣が痛いから」そんな事を聞いてくれる訳がなく4
人は畳の上に、仰向けに押し倒された。

 「オッパイも、いいですよね?」同僚は裸の4人に群がり、乳房を掴みながら淫裂に
肉竿を突き刺していく。
「うれしいだろう、オ○ンコされて?」
「はい。オ○ンコされてうれしいです…」泣きそうな顔で返事をする4人は、乳房も掴
まれ犯されて、目から溢れた涙が光っている。

 「いいですね。オ○ンコが好きだなんて」
「本当だよ。こんな婦警なら大歓迎だよ」腰を振りながら話し合う同僚達だ。
同僚は次々と4人の淫裂の中に爆発して(せめて、膣の中には出さないで!)目から流
れ出た目が、頬まで筋となって流れていた。

 だが、辱めはこれだけでは済まなかった。
宴会があると、必ず4人に声が掛けられて出席させられた。
そして生まれたままの姿になり、酌をしながらセックスもさせられていた。

 「オ○ンコが好きなんだってな?」
「はい。セックスが大好きなんです」淫裂を肉竿で突かれながらも、恥ずかしい事を言
わせられていく。
(いや、もういや。こんなのいやだわ!)拒みたいが、弱みを握られては逆らえず、自
ら腰を振り、喘ぎ声をあげる4人だった。

 辱めは署内だけでは済まなかった。
時々、美雪に呼び出され、店の手伝いもさせられている。
「いらっしゃいませ!」真っ青なミニスカポリスの姿でお客の間を回っていく。

 その時を見計らったかのように、同僚達が必ず飲みに来る。
「似合うよ、先輩!」後輩も美貴達の裾を捲り淫裂を触り、乳房も掴み触っていく。
(同僚だけには、辱められたくないのに!)いくら思っても4人は代わる代わる辱めを
受けていた。
それに、素っ裸での講習会の講師もやらされていた。

 美貴達は署長や本庁の上層部に納める賄賂を提供する風俗店の慰め者だった。
それに、部下やヤクザなど情報提供者の機嫌を取る道具でもあった。
目的を得るために捨てられた4人だ。
敵の王将を取るために、使い捨てにされた駒のように、美貴達もいずれ、役目を終え、
捨てられる日が来るのを肌で感じていた。

ー完ー