「淫欲の街」

                             赤星直也:作

第14話 護身術


 それから数日がすぎた土曜日に、妙子と美香は咲代が通う高校を訪ねた。
前もって、咲代が校長や担任から、護身用の合気道講習会をやりたいと許可は取って
ある。
校舎に入ると、2人は校長に挨拶してから体育館に入ったが、柔道用の畳が敷かれ、
女子生徒が白い柔道着を着て待っていた。

 「速水さんに陣内さん。お待ちしていました。早速ですが着替えはこちらで」咲代
と智恵が更衣室に案内していく。
2人は後を付いていくが「ここで脱いで。全部脱ぐのよ!」「そんな、ヌードで何て、
出来ない!」顔が強ばった。
「バカね。素っ裸でやれとは言っていないわ。下着は着るなと言っているの。それで
もイヤなら、写真の公開よ」
「写真はやめて、下着は脱ぐから…」2人は制服を脱ぎだし、お揃いのピンクの下着
だ。

 「また、そんな色気無いのを着て。言ったでしょう、エッチなのを着ろって!」
それには「今度からにします。今回は許して下さい…」素直に謝った。
「仕方ないわね、その変わり、触るからね!」咲代と智恵はブラジャーを引き下げ、
露わになった乳房を握りしめ「うっ!」顔が歪む。

 「今度着なかったら、乳首を噛み切るからね」乳首も潰していく。
「約束します、エッチなのを着ます…」途切れ途切れに言うと「約束だからね」やっ
と指が退けられた。
妙子と美香は、下着も脱いで全裸になったが、無毛の淫裂には金色のピアスが付けら
れキラリと光っている。
(こんな、ガキに命令されるなんて…)黙ったまま柔道着を着込んだ。

 しかし、シャツを着てないから、胸元が気になり(オッパイが見えないかしら?)
そんな不安を抱えて、女生徒達の前に立った。
「それでは、これから護身術の指導を行う、婦警さんを紹介します」咲代は真面目に
2人を紹介した。
(良かった、まともで。でも、オッパイ・ポロリしないかしら?)今にもはみ出しそ
うな乳房が気になって仕方がない。

 「まず、襲われたら、こうします!」背中から襲いかかる妙子を美香が肘打ちする。
その後も、色々な方法を指導し「婦警さん。今度は私達がやりますから、悪役になっ
て下さい」女生徒達が撃退役になった。
「いくわよ!」美香は女生徒の背中から抱き付いた。

 すると「あっ!」一瞬にして腕を掴まれ、一本背負いを喰らい畳に倒された。
「そんな~!」倒れされた美香は呆然としてるが、胸元が開いて、乳房が飛び出して
いる。
「美香、オッパイよ。オッパイが出ている!」
「いや!」慌てて仕舞い込む。
「偶然よ、偶然。それにしても、婦警さんのオッパイが柔らかそうだわ…」投げた本
人は信じられないと言った顔をしている。
(そうよ、偶然よ。こんな、ガキに負けるわけないわ…)

 「今度は、私が悪役よ」今度は妙子が別な女生徒に襲いかかる。
「いやー!」そう叫ばれ、柔道着を掴まれたまま、巴投げを喰らった。
「そんな~!」妙子の胸元が開いて両乳房が露わになっている。
「妙子、オッパイが、オッパイよ!」
「イヤ、見ないで!」顔を赤らめながら襟を掴んで胸を隠した。

 「凄いわ、ノーブラなんて。でも、触りたくなっちゃうわ」
「そうよね、ついでに、アソコも見たいわね」
「この際だから、やっちゃおうか。どうせ、先生達は研修で出かけたから来れないし
ね」咲代は、皆をそそのかし、鍵を掛けて、外からは入れないようにした。

 「婦警さん。今度は、私がやるわ」
「私もやる!」信じられないと言った顔の美香と妙子は、また生徒に投げられた。
帯を掴まれ、乳房が飛び出しているが「えい!」2人は畳みに倒された。
「悪役には、こうしてやる!」上から覆い被さり、露わになった乳房を握りしめてい
く。
「な、何するの。そんなのダメよ!」「やめて、触らないで!」慌てる2人だが、他
の女生徒も加わった。

 「あら、柔らかいわ。これが大人のオッパイなんだ!」
「こっちも柔らかいわ。それに、乳首がコリコリしている!」代わる代わる、露わに
なった乳房を触っていく。
「やめて。やめなさい!」もがきながら、逃れようとするが、関節をしっかり押さえ
ている。
(もしかして、この子達は有段者では?)やっと、女生徒の実力がわかった。

 「美香さんに妙子さん。やっと気づいたわね。この人達にはかなわないわよ」
「それより、この人達はオッパイと、あそこに興味があるんだって。あそこって、知
ってると思うけど、オ○ンコよ」
「イヤ、やめなさい。そんな事したら、訴えてやるから!」
「訴えてもいいわよ。その変わり、記念に撮らせて貰うからね」智恵はカメラを見せ、
乳房を露わにした2人を撮っていく。

 「撮らないで、お願いです!」
「だったら、訴えるような事はしないわよね?」
「はい、訴えません…」
「ホントかしら。その前に、あそこを見させてよ!」
「そうよ。大人のあそこが見たいのよ」柔道着の、ズボンを脱がしに掛かった。
「やめて、それはイヤ!」「ダメ、見ないで!」叫んでも、数人掛かりでは力負けし
て、あっけなくズボンが脱がされた。

 「見て。ヘアがないわ!」無毛の淫裂が露わになって「う、う、う!」女性の一番
恥ずかしい部分を見られて泣きだした。
「イヤだわ。婦警さんが泣くなんて、イメージ悪いわよね」
「そうよ、懲らしめましょうよ!」淫裂のピアスが引っ張られ「ヒー!」痛みに悲鳴
を上げた。

 「痛いんだ。どこが痛いの?」
(言えないわ、性器が痛いだなんて…)黙ったまま応えない。
「答えたくないだって。だったら、もっとしましょう」膣に指が押し込まれ、乳首が
吸われて「だめ、あ、あ、あ!」「ん、ん、ん!」喘ぐような声をあげていく。

 「気持ちいいでしょう。ここを、オチンチンでされるんでしょう?」膣に入った指
がゆっくり動きだした。
「ダメ、動かさないで!」拒んでも、腰が指に反応して一緒に動いていく。
「そうよね。どこが痛いのよ?」
「お、オ○ンコです…」
「聞こえないわ!」

 「オ○ンコが痛いです…」
「イヤだ。婦警さんがオ○ンコだなんて、いやらしい事言って!」
「ホントよ。卑猥な婦警さんね。罰を与えましょうよ!」女生徒達はなんだ、かんだ
と難癖を付け、2人を辱める気だ。

 「言いなさいよ。どこが痛いの?」
「せ、性器です…」顔を背けた。
「咲代、性器ってどこかしら?」
「さあ。オ○ンコなら知っているけど、性器なんて上品な言葉は知らないわ」

 「婦警さん。罰として、フルヌードにしますよ!」柔道着の上着を脱がしていく。
「やめて。ヌードなんてイヤよ!」叫ぶが、上半身も剥き出しにされた。
「ヌードもいいわね。私と記念写真を撮りましょうよ!」全裸にされた2人は立たさ
れ、乳房を掴まれて、その姿を咲代が撮っていく。

 「撮らないで。お願いです!」
「ダメ、今度は私とよ!」2人は、代わる代わる乳房を掴まれて、カメラに収まった。
(また、辱められるんだ…)撮られている間、泣き顔が消える事がなかった。
「写真はこれくらいにして、続きをしましょうよ!」
「そうよね。婦警さんやりましょうよ」全裸のまま、2人は女生徒に抱き付かれる。

 「やめて。やめてよ!」逃れようとしても、女生徒の方が実力に勝り、急所は押さ
えていた。
「婦警さん。オチンチンでこうされたら、どうするのよ?」指が淫裂に入ってしまっ
た。
「ダメ、抜いて。お願いです!」
「抜いてじゃないでしょう。どうするのよ?」指が動いていく。
「け、蹴り上げます!」しかし、足が押さえられて動けない。

 「あら、蹴らないの。それとも、私の指が欲しいのかしら?」根本まで押し込み動
かしていくと「あ、あ、あ!」悶え声をあげだした。
「交代して。私も教わりたいの」
「いいわよ。婦警さんとやると楽しいしね」女生徒達は、交代しながら淫裂に指を入
れて行き、2人が辱められている間にも、時間が過ぎて4時を回っている。

 「今日はこれくらいでいいわ。明日は得意のダンスの披露よ」
「そんな、ダンスの披露だなんて…」
「かなり、上手になったって先輩が言っていたわよ。見せて貰うからね」
「咲代、婦警さんダンスもやっているの?」
「そうよ、面白いわよ」意味ありげに薄笑いを浮かべた。

 「だったら、私も見たいな…」
「私もよ。婦警さんのダンスなら見たいわ」女生徒の皆が言い出す。
「わかったわ。今日は無理だから、明日でいいかしら?」
「いいわよ、で、どこで?」

 「カルチャーセンターよ。深雪先輩がいる所よ」
「ああ、あそこね。で、時間は何時なの?」
「10時よ、10時に集まって!」
「わかった、10時に行くわ」女生徒達は更衣室に向かう。

 「聞いたでしょう。明日10時までに、カルチャーセンターだからね!」
「ダンスはやります。でも、ヌードは許して下さい…」
「ダメ、あなた達のヌードが楽しいのよ。オッパイ揺らせながら、踊るのを見ると女
の私でさえ興奮しちゃうのよ」
「それに、オ○ンコが、パクパクするのもいいしね」
「やだ~。智恵ったら、オ○ンコだなんていやらしい!」

 「何よ、咲代だってオ○ンコ持っているでしょう。ほら、ここに!」智恵は咲代の
股間を撫でた。
「ダメよ、智恵。それより、もう時間よ」
「そうよね、婦警さんも着替えていいわよ。明日は色っぽいのを着てこなかったら罰
だからね」
(人が、どんな下着を着ようが、勝手でしょう…)言い返したいが、黙って更衣室に
飛び込んだ。

 更衣室に入ると、女生徒達が下着姿になっている。
まだ子供だというのに、カラフルな下着を着ていて、ピンクの2人が返って目立って
いた。
「あら、婦警さん。そんな色気ないの着て!」
「大人でしょう。もっとエッチなのを着ないとダメよ!」どっちが大人かわからない。
その後制服を着込んで城東署に戻った。

 翌朝、美香と妙子は咲代に言われた通りに、深雪がいるカルチャーセンターへ向か
った。
2人が着くと、昨日の女生徒達が待っており「待っていたわ。早く入ろう」腕を掴ま
れ中に連れ込まれる。
中では深雪が「日曜だというのに感心よね。残業も付かないのにダンスの練習だなん
てね」笑顔で迎える。

 「先輩、友達が見学したいんだって。いいでしょう。それに…」咲代は耳打ちした。
「いいわよ、早速準備して」
「速水さんに陣内さん、着替えないと…」咲代は慣れた様子で、2人を更衣室に連れ
込む。
「わかっているでしょうけど、ヌードでやって貰うわ。準備して!」咲代に言われれ
ば逆らえない。

 黙って、服を脱いでいくと「あら、今日はエッチな下着ね」スケスケの下着を着て
おり、乳房や淫裂が透けて見える。
「それならいいわ。早く脱いで!」
泣きそうな顔をしながら、役目をしない下着を脱いで、生まれたままになった。

 「ここには、これを付けて…」肉襞のピアスに鈴を付け、乳首にもリングと鈴を付
けた。
妙子と美香は動くと鈴が「チリン、チリン!」と鳴っている。
「こんなのイヤです、外してください!」
「ダメ、それでやるの。ほら戻らないと!」咲代は嫌がる2人の腕を掴んで戻ってい
く。
(イヤ。ヌードダンスなんて、イヤよ!)片手で股間を押さえながら、戻った。

 「あら、ヌードだ。しかもフルヌードだ!」
「面白いわね。婦警さんがヌードでダンスをやるのも!」全裸で現れた2人に歓声が
上がった。
「お願い。ヌードですから、鍵を掛けてください。お願いします…」
「わかったわ。鍵は掛けるわよ。こっちもその方が都合がいいし」智恵が内から鍵を
掛け、外からは誰も入れない。

 「準備が出来たわね。始めるわよ!」深雪は音楽を掛けた。
(やるしかない、やらないと何されるかわからないし…)泣き出しそうな顔をして踊
り始めると「チリン、チリン!」淫裂と乳首に付けられた鈴が鳴っている。
「いいわね。オッパイが、あんなに揺れて…」
「ホント。何だか興奮してきた」女生徒達の2人を見つめる目が妖しくなっていく。

 そんな事には気づかず、2人は踊り続けている。
「そうよ、それでいいの。次は足を高くよ」
(わかっているわよ。性器を見たいんでしょう!)音楽に合わせ、右足を高く上げた。
「膣が見える!」汗で濡れた淫裂が口を開いて、ピンクの膣腔が見える。
女生徒達はざわめきながらも、足を上げる度に歓声を上げていく。
(何も、声を出さなくていいでしょう。あなた達と同じ性器なのに…)唇を噛み、辱
めに堪えながら踊り続けた。

 踊り始めてから20分は経ち、2人の体からは汗が流れ出ている。
(もうすぐよ、もうすぐ終わりだわ…)音楽も終盤になっている。
そして、音楽が鳴りやむと「ハア、ハア!」息を弾ませながら床に倒れていく。

 「大分、上手になったわね。ご褒美を上げないといけないわね」深雪はニヤリと笑
い、レオタードを脱ぎだした。
「要りません。ご褒美なんて要りません!」
「ダメよ。人の好意は素直に受けないと…」レオタードの下は何も付けておらず、乳
房が露わになり、なおも下げていくと、無毛の淫裂も見えてきた。

 (イヤよ。レズの相手なんて、したくない…)手で淫裂を押さえ、抱き合うように
うずくまった。
「あら、逃げなくてもいいわよ。ご褒美を上げるだけだから」レオタードを脱ぎ終え
ると腰にレズ用ペニスを取り付けていく。
「見て。あれで、セックスする気よ!」
「ホントだわ。あんな太いのが、膣にはいるのかしら?」ガヤガヤ騒ぎだした。

 (イヤよ。大勢の前で膣にいれらる何て…)2人は後ずさりしていく。
「逃げてもダメよ。ヌードなんだし」
(そうよ。外に出たら全部知られてしまうわ…)動きが停まった。
「そうよ。それでいいのよ」深雪はしっかりベルトを固定して、ワセリンも塗り、ペ
ニスがテカテカに光っている。