「淫獣の住む館

                     赤星直也:作
第8話 3人の剃毛

 「もういいぞ!」肉竿が抜かれ(良かった。これで、服を着られる…)安堵し「こ
れから、患者さんの見回りをします…」そう言うと2人は下着を手に取った。
「それは要らない。今夜は着るな!」
「下着は、ダメですか?」
「そうだ。それに、白衣もダメだ!」その言葉に「ヌードです、そんなヌードで見回
りだなんて!」泣き声になってしまった。

 「その変わり、これを着ろ!」袋を投げつけた。
それには、白いストッキングとガーターベルトが入っており「着るんだ!」強い口調
で言われて、渋々ストッキングを履いていく。
「いいね、看護婦は白が似合うな」履いていく2人のお尻を撫でた。

 (イヤ、こんな姿はいやです!)涙を流しながらも履き終えると、ガーターベルト
で下がらないように留める。
「いいな。看護婦さんのヌードも」福島は2人の姿をカメラに撮っていく。
「もう時間です。巡回しないと…」泣きながらも、2人は器具と記録簿を持ってナー
スステーションから出た。

 時計は10時を回っており、病院の中は薄暗い。
その薄暗い中を「ヒタ、ヒタ!」乳房を揺らせながら歩いていく。
(見られたら、首になるのを覚悟しないと…)緊張しながら廊下を歩いていくと「パ
チン!」閃光が瞬き、全裸姿で歩く2人を福島が撮っている。

 白いストッキングとガーターベルト、それにナース帽だけを身につけた2人が一瞬
だけ浮かび、2人の目からは涙が流れていた。
(いいぞ。女の涙が最高にいい!)股間を膨らませて(撮らないで。患者が起きたら
困るのよ。撮らないで!)だが、福島は「パチン!」スイッチを押していく。

 廊下を暫く歩くと、入院患者の病室があり(寝てて。起きてないでよ…)姉妹の鼓
動が早まっている。
音が出ないようにドアを開け、中を懐中電灯で調べると(良かった、グッスリ寝てい
る!)患者はグッスリと寝ていた。
2人は次々と患者の様子を見回り、見終えると「ふー!」廊下に出て一息ついた。

 その後、次々と病室に入って、2人の額からは緊張の為か汗が流れている。
(これが、最後だわ)病室に入って患者を調べて「よかったわ!」2人はナースステ
ーションに戻って来たが「つまんないな。何もなかったし…」福島は不満そうだ。
(何言っているのよ。こっちの身にもなって!)叫びたい気持ちを抑えている。

 「ところで、お前達姉妹でも、オ○ンコの毛の生え方が違うんだな?」
「仕方ないわよ。人それぞれだから…」
「個性か。俺はパイパンオ○ンコが好きなんだ。そうだ、剃ってしまえ!」
「ヘアを、剃れと言うの?」

 「そうだ。美智からだ。知代、剃ってやれ。得意だろう、看護婦なんだから」
「そんな、姉さんのヘアを剃るなんて、できないわ」
「イヤなら、お前の写真をばらまくぞ!」
「知代、剃って。私は構わないわ」美智は覚悟したのかベッドの上で足を開いている。

 「わかったわ。姉さん、剃るわよ」知代は石鹸液を絨毛に塗って、カミソリで剃っ
ていく。
「もっと足を広げろ。うまく撮れないぞ!」
(イヤよ。性器ばかり撮らないでよ)顔を背けて、言われた通りにしていくが「こっ
ちを見ろ。顔が写らないじゃないか!」嫌々、カメラを見つめていく。

 知代は慣れた手つきで、美智の絨毛の大半を剃ってしまった。
(姉さんの性器が、丸見えになってしまう…)右側の絨毛が消え失せ、ピンクの肉襞
が現れた。
「いよいよ、オ○ンコのお出ましだな!」機嫌良く、カメラのスイッチを押していく
が(撮らなくていいわよ、こんな姿は…)強ばった顔でカメラを見つめている。

 やがて、絨毛の全てが消えて、パックリ口を開いた淫裂が露わになり「いいね、パ
イパンオ○ンコが!」福島はスイッチを押しまくるが、足を開いたままの美智だ。
「もう、いいでしょう。恥ずかしいのよ」
「わかった。交代しろ!」今度は知代が足を開いて仰向けになっていく。

 「動かないでね」美智が、知代の絨毛を剃りだし「いいね、パイパンが」福島は相
変わらずスイッチを押している。
(イヤ、剃っているのは、撮らないで)知代も強ばった顔でカメラを見つめていた。
美智も慣れているのか、絨毛はあっけなく消え去り、ピンクの割れ目が露わになって
いる。

 「並んで立て、記念写真だ!」2人は並んだ。
「いいね、素っ裸の姉妹が。しかもパイパンオ○ンコなんだからな」数枚撮り「知代、
美智とオ○ンコやるんからお前が撮るんだ」福島は下半身を剥き出しにしていく。
「写真は許して。セックスはしますから」悲鳴に近い声だ。

 「ダメだ、オ○ンコを撮るんだ。うまく撮れていなかったら、素っ裸で町中を歩か
せるからな」
「撮ります。うまく…」カメラを渡された。
「美智、この際だから楽しもうぜ」立ったまま、背後から淫裂に押し込むと「あ、あ、
あ!」声を上げだす。
(お姉さんの膣に、オチンチンが入っていく…)障害となっていた絨毛が消えてしま
ったので丸見えになっている。
(恥ずかしい。知代に見られているなんて)泣きそうな顔をしながら、肉竿のピスト
ンを受けていく。

 「いいね、こんな遊びも…」福島は乳房を揉みながら腰を振り「パチン!」知代は
スイッチを押していく。
(許してお姉さん。裸で町中を歩きたくないし)詫びながらスイッチを押し(撮られ
ている。セックスを撮られている…)今にも泣き出しそうな顔だ。

 「気持ちいいな、今度は知代のオ○ンコに出すか。交代しろ!」美智の淫裂から肉
竿を抜いた。
「来い!」今度は知代の淫裂に肉竿が入って「あ、あ、あ!」喘ぐ知代だ。
「美智、うまく撮らなかったら、わかっているだろうな?」
「うまく撮ります!」スイッチを押した。

 (知代、許して。裸で町を歩きたくないの)
(気にしないで姉さん。うまく撮ってね)知代もカメラを見つめているが(姉さんに、
セックスしているのを見られると、恥ずかしいわ)顔が赤くなっていた。
福島は乳房を握りながら、ピッチを上げ「あ、あ、あ!」知代は声を出すまいと堪え
ていて「パチン!」美智はカメラで撮りまくっている。

 やがて「出る、出る!」密着して動きを止めた。
(射精だわ、知代の膣の中に出した!)じっと股間を見ていると「抜くから、撮るん
だ!」カメラを構えた。

 (イヤ、これだけは撮らないで…)首を左右に振ったが、それと同時に肉竿が抜か
れ(精液が流れている!)淫裂からドロドロの液体が流れてきて「パチン!」スイッ
チを押しまくる。
(知代、ご免ね。こうしないと私が酷い目に遭うの)2人は涙を流していた。

 「良かったよ。2人とのオ○ンコが…」福島はズボンを履き「服を着ていいでしょ
うか?」射精された知代は股間を手で塞いでいる。
「その前にオ○ンコを拭かないとダメだろう。そうしたらいいよ。でも、下着は無し
だからな」

 「この上に、直に着るんですか?」
「そうだ。それがイヤなら素っ裸だ!」ズボンを履き終えると、脱いであるパンティ
とブラジャーを仕舞い込んだ。
「わかりました、直に着ます…」2人は白衣に袖を通していく。

 「日曜日は、2人とも休めるか?」
「日曜は2人とも夜勤ですから、5時までなら休めますが?」白衣のボタンを掛けな
がら言う。
「そうか、それなら日曜日は空けておけ。面白いのが見られるから」
(また、何かを企んでいるわ。何をしろというのよ)不安になっていく。

 「夜勤が空けたら、俺の所に来るんだ。下着を返してやるよ」福島は言い残し帰っ
たが「お姉さん、オッパイが見えるわ」白衣から乳首が透けて見える。
「知代もよ。そうだわ。ガーゼをオッパイに張ったらどうかしら?」

 「いいわ、そのアイデア!」2人はボタンを外して、乳房に折ったガーゼを押しつ
け、テープで留めた。
「いいわよ、見えないわ」
「姉さんのも見えないわよ!」2人は再び勤務に着いた。

 翌日「福島さん、いますか?」夜勤明けの2人が訪ねてきた。
「来たか、入れ!」2人が狭い部屋に入ると「ほら、これだろう?」パンティを取り
だし、広げていく。
「か、返して下さい!」
「返すさ。その前に確認させろ。脱ぐんだ!」

 「ヌードですか?」
「そうだ、下着無しを調べる」
「着ていません!」
「だったら脱げ!」2人は言われた通りにスカートを脱いだ。
「この通りです…」下半身が剥き出しになると「いいよな、これが!」2人は白いス
トッキングとガーターベルトだけを身につけ、淫裂が露わになっている。

 「感想は、どうかな?」
「恥ずかしかったです。見られたら、どうしようって!」
「そうか、恥ずかしかったか。次は上だ!」シャツを脱ぐと「なんだ、それは?」乳
房にガーゼが張ってある。

 「白衣から、透けてしまうんです。密着しますから…」
「外せ、そんなのはもう着けるな!」無理矢理剥がしてしまった。
「今回は許すが、これからはダメだぞ。オッパイだろうが、見せてやれ」
「それは許して下さい。同僚の前では見られたくありません。セックスのお相手をし
ますから許して下さい」額を畳みに付けた。

 「そこまで言うなら、仕方ないな。ほら、着てもいいぞ!」持ち帰ったパンティと
ブラジャーを放ると、それを急いで拾い、体に着けていく。
「言っておくが、今度の日曜は下着無しだからな。その姿だぞ!」
「わかりました…」服を着込むと、部屋に戻って行く。

 「今度は、人妻の番だな」隠しカメラのスイッチを入れた。
「何だ、1人か。だったら、やらせるか!」福島は瑞穂を脅しにかかったが「許して
下さい、そんなことできません!」涙を流して言う。
「イヤならそれでいいよ。でも、あのビデオを旦那に見せるけど?」
「やめて、それだけはやめて下さい」
「だったらやるんだよ!」
「う、う、う!」福島は泣き続ける瑞穂を残して、戻ってきた。

 「どうするかな?」またカメラのスイッチを入れると、画面には泣いている瑞穂が
映った。
瑞穂は立ち上がり服を脱ぎだし「そうだ、それでいい!」食い入るように見つめてい
る。
服を脱いで、下着姿になるとそれも脱いで乳房と絨毛が映り、全裸になった瑞穂はドアに向かい外に出た。

 外に出た瑞穂は、乳房と股間を手で覆い走って「横山さん、お話が…」ドアをノッ
クすと、ドアが開いた。
「お、奥さん!」美智がドアを開けたが、驚いた顔になっている。

 「お、お願い。中に入れて…」
「いいわよ。とにかく、中で話を聞きますから…」瑞穂は中に入った。
「奥さん!」中にいた知代も、全裸でここに来たのだから驚いた。

 「実はお願いがありまして…」瑞穂は言いにくい事なのか、顔を上げない。
「何でしょう。私にできる事ですか?」
「はい、できます。剃って下さい、ここを…」両手で絨毛を撫でていく。
「ヘアを、剃れって言われも…」後の言葉が出てこない。

 「無理は承知です。変態と思われるでしょうが、剃って下さい。美智さん!」
(どうしよう、こっちにも弱みがあるし)迷った末に「わかりました。剃ります!」
と承知すると「助かります」やっと笑顔になった。

 「知代、手伝って」「いいわよ、お姉さん」知代も手伝っていく。
美智は慣れた手つきで石鹸液を絨毛に塗って「奥さん、もっと足を開いて下さい」
「これくらいで、いいですか?」
「はい、それで充分です」絨毛にまんべんなく塗り込むと、カミソリを持った。

 「後悔しませんね?」
「剃って欲しくて、お伺いしましたから」真っ赤な嘘を言う。
「ジョリ、ジョリ!」カミソリが動いていくと(どう言い訳したらいいのよ。ヘアが
ない性器を、何て言い訳するのよ…)夫への言い訳を考えている。

 その間も美智の手が動いて、絨毛が次第に消えると地肌が見え「もうすぐですよ」
淫裂も覗いている。
「ジョリ、ジョリ!」美智は絨毛の全てを消し去って「終わりました」瑞穂も恥丘も
無毛になって赤黒い肉襞が飛び出ている。

 「それから、これで撮って下さい。ヘアの剃られたヌードを…」声が震えている。
「ヌードですか?」
「ええ。ヘアのない性器になった記念ですから」今にも泣き出しそうな顔になってい
た。
「わかりました、撮ります」知代は受け取ったカメラで瑞穂の全裸を撮っていく。

 (イヤ、撮らないで、ヌードを撮らないで)太股が震えている。
「こ、ここもお願いします」腰を降ろして、足を開くと、淫裂が口を開いている。
「ホントに、いいんですか?」
「構いません。撮って下さい」知代は数枚撮った。

 「ありがとうございました」瑞穂はカメラを受け取ると、戻っていく。
「姉さん、あのカメラ見覚えあるわ。福島さんのよ」
「やっぱりね。奥さんも脅されているんだ!」真相を知って福島の怖さを知った。
一方戻った瑞穂は「う、う、う!」全裸のまま泣いていた。