「OL哀歌~美由紀編」

                     赤星直也:作
第14話 オナニーショー

 美由紀は真弓に連れられ、休憩室に入った。
「真弓さん。アソコが痛いから取っていいですか?」
「いいわよ」真弓は裾を捲って、膣に入れられた札束を引き抜いていく。

 美由紀も真弓を見習い、股間を広げて札を引き抜くと、その札を伸ばして数えた。
「凄いわ、10万もある!」
「それは良かったわね、美由紀さん」真弓も笑顔になっている。

 「真弓さん。これ、受け取って!」美由紀が2万円を真弓に差し出すと「なによ、
水臭いわね。美由紀、お金なんかいらないわ。私が欲しいのは…」真弓は美由紀の背
後から乳房を掴んだ。

 「ご免なさい。私、嬉しくてつい!」泣き顔になると「いいの、泣かないの。わか
ってるわよ」真弓は美由紀の首に手を絡ませ、唇を重ねるが美由紀は拒まない。
「美由紀。お願いだからオッパイを吸わせて!」突然の事だが「真弓さんならいいわ」
美由紀はスケスケのワンピースのボタンを外し、乳房を掴んで取り出した。

 それを、真弓の口に押しつけると、その乳房を揉みながら乳首を吸いだす。
「あん、あん!」甘い溜息をだす美由紀だが、真弓は味わうように乳首を吸っていく。
真弓は暫く乳首を吸うと「良かったわよ」口を離し、美由紀はワンピースの乱れを直
していく。

 「美由紀。あなたは新米だから、恥を掻かなければいけないの。できる?」神妙な
顔で言う。
「どんな恥ですか?」笑いながら尋ねると「人前でオナニーできる?」美由紀の顔色
が一瞬にかわり「いや。絶対にイヤよ!」拒む。

 「そうよね。イヤに決まっているわよね。でも、新米はしなければいけないの」真
弓は美由紀の手を握るが、泣いている。

 暫く沈黙が続いて「ねえ、美由紀。オナニーがイヤなら二人でレズをしようか?」
「それじゃ、真弓さんもヌードになるんですか?」
「そうよ。美由紀の為ならヌードになってもいいわよ」

 「そんなのだめよ。真弓さんはこのお店の顔だか、らヌードを見せちゃ絶対にダメ
よ」美由紀に言われた真弓は、ジンと胸が熱くなっている。
(この子は、きっと大物になる…。普通の子じゃない…)真弓は涙を流している。

 「泣かないで。真弓さん!」美由紀は舌を出し、真弓の涙をなめだした。
「くすぐったい!」真弓はわざと元気を装い「それだったら、オナニーの練習するか
!」美由紀は真弓に迷惑を掛けたくなかったから、二人は再び店内に戻った。

 店内は客で溢れ、全裸同然の美由紀に当然お客の視線が集中している。
(いやだわ。オッパイとアソコばかり見ている…)恥ずかしい思いをしながら、美由
紀は真弓に連れられて、客の間を回っていく。

 そして、乳房を掴まれ、チップと称する「オ○ンコ丸だし」もして淫裂は再び札で
一杯になっている。
そこに「美由紀さん、そろそろです。お願いします」店員が美由紀に準備をするよう
に催促してきた。

 「ちょっと、失礼します」「がんばってね!」真弓は美由紀の背中を軽く叩く。
美由紀は店員に連れられ、更衣室で衣服を着替えて、いろいろな小道具を受け取る。

 「準備は、いいねですか?」
「はい!」返事すると、店員は美由紀を連れて再び店内に戻り「長らくお待たせしま
した。清水クラブ名物、新人によるオナニーショーの開演です!」スピーカーから声
が流れると拍手が上がる。

 「それでは、美由紀さん、張り切ってどうぞ!」再び拍手が上がり、美由紀にスポ
ットライトが当てられ、乳房が透けて見える。
美由紀は店内の中央まで進み、臨時に作られたマットに仰向けに寝た。

 (イヤだけど仕方ないし…)美由紀は震える指で、スケスケのネグリジェのボタン
を外しだす。
ネグリジェは左右に分かれて乳房が露になり、股間の淫裂も露になった。
右手で淫裂のクリトリスを撫で、もう片手で乳房を揉みながら「あー!」喘ぎ声をあ
げ続け、ホステスとお客が食い入るように美由紀の動きを見ている。

 暫くクリトリスを撫でていた指が、淫裂の中に入り込んだ。
指は淫裂に入ったり出たりとピストンを始め、乳房を揉んでいた指も乳首を摘み「あ
ん、あん!」自然と美由紀は声を上げているが(そう。そこでもう一本指をいれるの
よ)真弓は心配そうに美由紀を見守っている。

 (ここで、指を二本にするのね)美由紀は指を増やし、2本で淫裂を掻き回して
「あん、あん、あん!」腰を動かしながら悶え声も上げ、淫裂から淫汁も流れだした。
(気持ちいい。本気で感じていく…)見られながらのオナニーに、ゆっくり登りつめ
ていく。

 「あん、あん。」腰を回すように動かし、指を抜いて今度は小道具のバイブを挿入
していく。
「いいわ。いいわ!」体を弓のように反らせ、バイブを持った手は激しく動き、淫裂
から流れ出た淫汁がマットも濡らしている。

 美由紀は、それでも続けなければならず「いく、いく!」両手でバイブを持って動
かし「いくー!」そう叫ぶと、ぴたりと動きが停まった。
「ハー、ハー!」と荒い息使いで両足を広げたままだから、淫裂にはバイブが根本ま
で刺さっている。

 これでショーは終わったが、お客は興奮しており、脇に座ったホステスの淫裂に指
を入れていく。
さらに、胸に手を入れて乳房を取り出し乳首を軽く噛み「あんー!」ホステスは皆お
客によって乳房と淫裂を愛撫されている。

 美由紀は興奮が収まっていなかったが、店員にせかされ更衣室に戻りスケスケワン
ピースに着替えた。
着替えを済ますと、店内に戻って真弓の側に座るが真弓はお客に乳首を吸われている。

 真弓は美由紀に気づいて「美由紀さん、ご苦労様!」
「新入り上手だったよ。毎晩あのようにやってるのかい?」お客の意地悪い質問に
「そ、そんな!」顔が真っ赤になっていく。

 「新入りをあまり、からかわないでくださいよ」真弓がたしなめると「そうだよな。
可愛がらないと嫌われるよな」今度は美由紀のワンピースを胸まで捲り上げた。
「そ、そんな!」慌てる美由紀だが、お客は気にも掛けず美由紀の乳房を揉みながら
乳首を吸う。
「あっ、あー!」喘ぎ声をあげる美由紀だが、真弓のおかげで20万円ほどのチップ
を手に入れた。