「拗れた関係」

                     赤星直也:作
第11話 近親相姦ビデオ

 翌日は月曜日で、智子はいつものように朝早く起き、家事を済ませてから会社に向か
った。
元克は夏休みだから眠っていたが、昼近くには起きあがり、麻子のアパートを訪ねた。

 だが「元克さん、上がって!」麻子の顔が強ばっている。
(兄さんとセックスしたのを、知られるわけには行かない…)そんな気負いがあり、緊
張している。

 「麻子さん。欲しいよ、いいだろう?」いきなり麻子を押し倒して、スカートを捲り
上げ、パンティを引き下げていく。
「欲しいならいいわよ。私がしてあげる!」麻子は自分から服を脱いでいく。
(お詫びよ。兄さんとセックスしたお詫びよ)負い目があるので拒まない。

 パンティ、ブラジャーと脱いで乳房と淫裂を晒している。
「元克さん、出してもいいわよ。元克さんのエキスが欲しいの」麻子は元克の服を脱が
していく。
「分かった。一杯出すからね」元克は揺れる麻子の乳房を掴んでいく。

 「寝て。私がするから」
「ホントに、いいんだね?」横になった元克だが、肉竿が勢いよくそそり立っている。
麻子は馬乗りになって、肉竿を掴んで淫裂に導いて「あ、あ、あ!」声を上げながら腰
を沈めて振っていく。

「いいよ、麻子さん。凄くいい、こんなの初めてだよ」乳房を揉みながら登りつめて、
淫裂の中に噴射をした。
「良かった。喜んで貰えて…」麻子は元克の胸に乳房を押しつけ、結合したまま余韻を
楽しんでいる。

 同じように、智子も昼休みに会社の会議室で弘毅の肉竿を口に加えていた。
「うぐ、うぐ、うぐ!」口を上下に動かしている。
「気持ちいいよ、出すからね」
(ええ、出して。元克に犯されたお詫びよ)黙って口を動かしていくと「でる、でる!」
肉竿がピクピクしている。

 (出てきたわ、弘毅さんの精液が!)咽の奥に異様な液体が漂いだした。
「ゴクン!」それを飲み込み、汚れた肉竿を舌でなめていく。
「良かったよ、智子!」頭を撫でていく弘毅だ。
「良かった、喜んで貰えて」肉竿をなめ終えると、ズボンの中に仕舞い込んでいく。

 「ところで、今度の休みに智子のヌードを撮りたいんだが…」言葉が言い終わらない
内に「イヤ、撮られるのはイヤ。見るだけならいいけど」拒む智子だ。
無理もない。
ヌード写真をネタに脅かされているのだから、これ以上は傷を広げたくないのも当然だ。
「そうか、残念だな…」おとなしく引き下がる弘毅に(良かった、諦めてくれて)安堵
している。

 だが、数日後、智子と麻子にまた脅しの手紙が届いた。
「イヤ、もういやよ。元克と何かしたくない!」泣いている智子だ。
同じように麻子も「やりたくない、こんなのいやよ!」泣いていた。

 2人は泣いていたが、電話で連絡を取り「もしもし、麻子さん?智子ですが。実は…」
手紙の内容を話した。
「私もそうなの、どうしよう?智子さん」悩む2人だ。
「とにかく、今までのが表沙汰になったら大変だから、ここはやらないと」
「そうね、何とか言い訳をして1人ずつ撮りましょう」話がまとまった。

 2人は、計画を立てている。
「まずは、麻子さんよ。兄さんとやるのよ」
「でも、元克さんが知ったら嫌われるわ。兄弟でセックスやるんだから…」

 「それは私も同じよ。弟とセックスやるのよ」2人は兄と弟とに犯されているが、そ
れは言わなかった。
「イヤでもやるしかないわ。嫌われても…」固い決意で計画を更に練っていた。

 そして、日曜日に弘毅を計画通りに郊外の森林に連れ出し、行き交う人のない山道を
歩いていた。
「たまにだけど、こんな自然の中もいいね」弘毅はカメラで撮っていく。
(今だ。今がチャンスだ!)背中を弘毅に向け、歩きながら震える指でシャツのボタン
を外し、ブラジャーを捲り上げていく。

 (これを見たら、何て言うかしら?)シャツを両手で掴み「弘毅さん。この前は、私
のヌードを撮りたいと言っていたけど、撮りたかったら撮ってもいいわよ!」胸を広げ
て振り返った。
「智子!」後は、声にならない。

 「恥ずかしいけど、撮ってヌードを撮って欲しいの。弘毅さんに…」乳房を揺らせな
がら言う。
「わかった。ここではまずいから奥で撮ろう」弘毅は道から外れて沢に入った。
「ここなら誰も気づかないし…」山道から100メートル入っていく。
周りから水音が聞こえ、おまけに木々が生い茂り、誰も気づかない。。

 「智子、脱いで。素っ裸だよ」
「わかっています…」恥ずかしそうに智子はシャツを脱ぎ、ブラジャーも脱いだ。
(誰も来ないと思うけど…)いつ人が現れるか、不安を抱えて乳房を揺らせながらズボ
ンを脱いでいく。

 「いいよ、智子。綺麗だ!」弘毅は智子の全裸をカメラに収めていく。
全てを脱ぎ終えると両手を後ろにして立った。
乳首が限界まで膨らみ、やっと生えた絨毛が股間を覆い(恥ずかしい…。弘毅さんにヌ
ード撮られるなんて…)目の下が赤く腫れ上がっている。
「綺麗だ、智子が!」弘毅は智子の全裸を逃すまいと撮っていく。

 「兄さん、私も撮って!」いつの間にか、麻子も服を脱いで全裸になっていた。
「あ、麻子も素っ裸か?」麻子も乳首を膨らませていた。
「そう、兄さんもよ。3人がフルヌードになるの」麻子が弘毅の服を脱がせていくと、
乳房が弘毅の体に触れていく。

 「麻子。綺麗だよ!」たまらず麻子の乳房を掴んだ。
「兄さん、私もしたいの。兄さんとセックスしたい!」ズボンを引き下げながら言う。
「ダメだ。いけないよ!」智子の前だから本音は言わない。
「智子さん、お願いだから兄さんとさせて!」弘毅の下半身を剥き出しにしていく。

 「いいわ、弘毅さんとしても。その代わり、撮らせてね」
「いいわよ。兄さんと一緒なら撮ってもいいわ」下半身を剥き出しにすると、シャツも
脱がせ、全裸にしていく。

 「いいんだね。麻子に智子!」念を押してから、全裸の麻子に抱き付き乳房を吸いだ
し「いいわ。兄さん、いいわ」肉竿を掴み擦っていく。
弘毅は脱いだ服を敷き詰め、麻子を寝かせた。

 「兄さん。入れて!」体を震わせながら言う。
(麻子さん、頑張ってね。私も元克とセックスをするから…)全裸のまま智子は2人の
抱き合う姿をビデオに収めていく。

 弘毅は肉竿を押し込むと、ゆっくり腰を動かしていく。
肉竿が抜けた時に「ピチャ、ピチャ!」と淫裂から音が鳴っていた。
「麻子、後からでもいいだろう?」

 「いいわよ。兄さんが望むなら…」麻子が四つん這いになると、弘毅は股間を押しつ
け「あ、あ、あ!」体をくねらせて声を上げ(こんな姿はイヤだけど、撮らないといけ
ないし…)正面から智子が撮っていく。

 「いいよ。このオッパイが…」背中に体を押しつけ乳房を揉み、それに腰の動きを早
めて「ピシャ、ピシャ!」それに「ザワザワ!」水の流れる音が響いている。
(智子さん、お願い、見ないで。兄弟でこんな事するなんて許されないの…)目を閉じ
て兄の弘毅のされるがままの麻子だた。

 やがて「麻子、出る、出る!」肉竿を押し込んだまま、動きが停まった。
「だしてもいいわよ。兄さんのエキスなら許す…」
だが(お願い、出さないで。膣の中には出さないで!)目を閉じたままにしていると、
淫裂から白い液体が流れ(射精だわ、射精した!)ビデオで麻子の淫裂を撮っていく。

 「兄さん、綺麗にしてあげる!」麻子は淫裂から精液を流したまま、萎縮した肉竿を
口に含み、弘毅は「あ、あ、あ!」気持ちよさそうに声を上げていく。

 「麻子さん、私にもさせて。いいでしょう?」
「いいわ。今度は智子さんの番ね」ビデオを受け取り、今度は麻子が撮っていく。
「智子に、こんな事をされるなんて…」仰向けに寝た弘毅に跨り馬乗りになっている。
(イヤだけど、私だけしないと不自然だし)淫裂に肉竿を迎えて腰を振っていく。

 (智子さん、撮るわよ)腰を振っている智子を撮っていく。
「いいわ、弘毅さん!」静かな沢に智子の悶える声と「クチャ、クチャ!」淫裂から出
る音が響いている。
弘毅は、ピッチを早めた智子の膣の中に、射精を済ますと全裸をまた撮りだした。

 「いいだろう。僕の出したエキスだし…」
「恥ずかしいわよ。いくら弘毅さんのでも」股間を押さえていた手を退けさせた。
「見ないで。お願いですから」顔を背けたままだ。
「ダメだ、正面を向いて!」仕方なく弘毅のカメラを見つめていく。

 「いいよ、その姿が」智子は足を開かされ、精液を流した淫裂を撮られていく。
「麻子だって撮ったんだから、智子も撮られないと」その通りで、目を真っ赤にし、精
液を流したままカメラに収まった。

 撮影が済むと、3人は服を着てハイキングコースに戻っていく。
「兄さん、この事は元克さんには秘密にして欲しいの」
「わかっているよ。でも、たまには僕としてよ」
「兄さんには智子さんがいるわ。私より智子さんの方が綺麗だし」

 「2人としたいんだ。いいよな、智子?」
(どうしよう、元克とセックスするから仕方ないわ!)迷った末に「たまにならいいわ、
本命は私よ」
「わかっているよ、智子!」弘毅は実の妹と婚約者の2人を相手にする事にした。

 その翌日、智子は会社を休み、麻子を連れて元克との写真撮りに同じ場所に向かい、
山道から沢に入り休んでいる。
「元克さん、お願いだから私のヌードを撮って欲しいの」今度は麻子が服を脱ぎ、乳房
を露わにして言う。

 「いいんだね。撮っても?」
「元克さんなら、撮られてもいいの」真っ赤な顔をして服を脱ぎ全裸になっていく。
「綺麗だよ、麻子!」元克は両手を後ろに組み、乳房と淫裂を露わにした麻子をカメラ
で撮っていく。

 (私も脱がないと…)その間に智子も服を脱ぎ、全裸になって「元克、私として。元
克としたいの」声を震わせながら元克のズボンを下げていく。
「ね、姉さん、麻子さんが見ているよ」
「私ならいいわよ。智子さん、お兄さんとしてないから寂しいのよ。してあげて」うま
く智子に会わせている。

 「いいんだね、だったらやるよ!」
「元克、こんなに堅いのね」勃起した肉竿を口に含み頭を振っていくと(智子さん、撮
るわよ)今度は麻子がビデオを撮っていく。

 智子と元克はその後、脱いだ服の上で抱き合い「いいわ、凄くいいわ!」腰を浮かせ、
声を上げているが(智子さん、我慢している…)閉じた目からは涙が流れている。
こうして、智子も弟の精液を膣の中で受け止め、ビデオに撮られた。

 それから数日後、智子と麻子は自分たちのビデオを持って出かけた。
「お願いです。これだけは絶対に他人には見せないで下さい。見られたらあなた達を呪
って死にますからね!」必死な形相で覆面を被った男に言う。

 「わかっている。言う事を効けばそんな事はしない。それより、脱げ、脱ぐんだ!」
「わかりました。約束ですよ、守ってください」泣き顔で返事をし、言われた通りに服
を脱いで全裸になった。

 「これがいいんだよな!」生えかけの絨毛が露わになっている。
「触るだけにして下さい。セックスは許して下さい…」
「そうは行くか。やらせろ!」2人は立ったまま足を開かされ犯されていく。

 「あ、あ、あ!」乳房を揉まれながら声を上げていた。
(許して、弘毅さん!)詫びながら声を上げていく智子で、同じように(元克さん、仕
方がないのよ)乳房を揉まれながら犯されていく麻子だ。