「地獄の孤島」
 
                             赤星直也:作

第10話 剃毛

 沙織は淫裂を指と舌で愛撫されると、処女にもかかわらず、膣の中が濡れだし「あ、
あ、あ~!」声を上げ、淫汁を流している。
女は沙織の淫裂を愛撫していたが「どうせなら、見ながらしましょう」立たせると、
鏡の前に立たせた。

「自分で確かめながらするのもいいわよ」足を開かせ、絨毛を掻き分けた。
「やめて。恥ずかしいからやめて!」鏡にはピンクの淫裂が映し出されている。
「見るのよ、見ないなら…」ピンクの突起が掴まれた。
「ヒ~!」クリトリスを掴まれては悲鳴を上げるしかない。

 「見ないからよ。やるから、見るのよ」仕方なしに見ていると、淫裂を広げられ、
膣を触られていく。
「やめて、それ以上されたら…」太股が震えている。
「気持ちいいでしょう。自分でもやれるわよね?」やっと沙織に手錠が外された。

 「やりなさい。誰も見てないから」
「でも、恥ずかしい。オナニーだなんて…」
「やるのよ。やらないなら、オッパイ噛むわよ」
「やります、だから…」鏡を見つめ、淫裂を撫でながら、指を膣に押し込むと女にも
見えている。

 「気持ちいいでしょう。チンポでされるよりも、あなたは女にされるのが好きそう
だし…」無防備になった乳房を揉み出した。
「レズじゃありません。私はレズじゃないわ…」そう言いながらも、膣の中が白く濁
っている。

 「わかっているわ。今度は私がしたようにやるのよ」沙織に淫裂を触らせた。
「そうよ、もっと奥まで入れて…」鏡には沙織の指が、膣深く入って動き回り「あ、
あ、あ~!」声を上げだすと、女は沙織の頭をなで続けた。

 沙織は、女性相手に1時間ほど楽しみ、服を着だすが、興奮がまだ収まっておらず、
顔が赤い。
女性はなれた様子で、服を着込んで「楽しかったですか?」尋ねる。
「はい。スッキリした感じがする…」
「それは良かった。女同士もいいものよ。男はチンポでオ○ンコを突く事しかしない
し、汚いのを出すしね」

 「そうよね。だから、私も男は嫌いなの…」
「気があって良かったわ。また私を指名してね。もっとサービスするから」
「そうする。必ず指名するから。ところで、どうしてかを隠すの?」
「こんな仕事を見られたくないの。人目もあるし…」しんみりとした口調で話し、そ
れを聞きながら、沙織は服を着終えて部屋を出た。
部屋を出ると、高島が待っており「行こう、用事は済んだようだし…」2人は屋敷を
出て車を走らせ、オフィス街へと向かった。

 2人が出て行くのを見届けたのか「うまくやったようだな」男が現れた。
「言われた通りにしたわよ。でも、レズはイヤだった。これで、された方が気持ちい
いし…」男の股間を撫でだす。
「そんなに、俺のチンポでされたいのか?」
「されたいわ。口直しにやって欲しいの…」チャックを引き下げ肉竿を取り出す。

 「その前に、確認してからだ。それからでも、いいだろう?」隠し撮りしたビデオ
の再生を始めた。
すると、画面には2人の女性が映し出され「いいね、綺麗に撮れてるな。これなら使
えるぞ」満足そうに見ていると、沙織の服が脱がされていく。

 「恥ずかしいわ、私のヌードも撮られたんでしょう?」
「勿論さ、見ろよ、奴のオ○ンコも撮れてるぞ」絨毛を露わにした姿が映された。
更に、淫裂を広げられた姿も映し出された。
「これは消して、私のオ○ンコなんて、イヤよ」
「顔を隠しているからわからないよ。良くやったから、褒美にやってやるぞ!」女を
四つん這いにして、裾を捲り上げ、尻を剥き出しにした。

 「早く入れて、このままで良いから」女の頼みに腰を押さえ、後ろから抱きついた。
「いいわ、凄くいい。指よりもチンポがいい…」声を上げ、淫汁も流し出す。
「まだまだだ。もっと、やってやるぞ!」更に裾を捲り上げ、乳房を掴み揉んでいく
と「あ、あ、あ~!」背中を反らせ、声を上げた。

 そんな事があったとも、知らない沙織は事務所に戻ったが「無駄だったわ。警察で
さえ掴めないんだから、素人では無理よね」あきらめ顔になっている。
それでも、高島には「今回は無駄だったけど、調べは続けて」と頼み込む。
「やっては見るけど、あまり期待しないで」それだけ言うと出て行った。

 それから数日後の夜、裕二が沙織の住まいを訪ねてきた。
「沙織、とんでもない事をしてくれたな!」顔を合わせるなり言い出した。
「私が、何をしたというの?」
「これだよ、これを見れば解る」ディスクを見せた。

 「これが、どうかしたの?」
「見れば解る、今すぐ見るんだ!」怒鳴り声に、ディスクを再生すると、画面に映し
出された自分の姿に(そんな、嘘よ、嘘に決まってる!)否定したいが、声が出ない。
それを、暫く見ていると、沙織は手錠を掛けられて、服が脱がされる。
更に、下着も脱がされ乳房と絨毛を露わにしている。

 「間違いなくお前だ。どうしてこんな事をしたんだ?」
「確かめたかっただけよ、この人が誰かを…」仮面をした女性を指さす。
「その為に、素っ裸になった上、性器まで撮らせたのか?」画面には、性器を広げら
れた沙織が映った。
(隠しカメラだわ、罠にはめられたんだ…)顔から血の気が引いて、真っ青になり、
ブルブル震えている。

 (かなり効いたぞ。これならうまく行くな)裕二は笑いたいのを堪え、強ばった顔
をしながら「これを持ち込んだ男が、沙織に会いたいと言っているんだ」と切り出し
た。
「私に会いたいですって?」

 「そうだ。会わないと言うなら、このテープを公開すると言ってる」
「そんな事されたら、私は生きていけません…」泣き声に変わっている。
「それなら、会うしかないな。俺も付き合うから」その言葉に沙織は頷く。
「わかった、今から行こう!」裕二はメモを見ながら電話を掛け「これから行く。場
所はどこだ!」相手と連絡を取った。

 それが済むと「行こう、今すぐに」沙織を連れてビルを出た。
車は裕二が運転し、慣れた様子で走っている。
「おじさん、どこへ行くの?」
「羽田だよ、そこの工場跡だそうだ」
「羽田ですか…」沙織に思い当たる事はなく、やがて、広々とした埋め立て地が見え、
工場群も見えてくる。

 「もうすぐだぞ」その言葉に、顔を強ばらせながら見つめている沙織だが、車は建
物の中に入った。
(いよいよだわ。私にどんな用があるのかしら?)不安になってきたが、今更、戻る
事はできず、裕二の言うがまま車を降りて歩き出した。

 2人が歩いて行くと「お待ちしました」男が現れた。
男は沙織だけを建物の中に案内していくが、中はコンクリート剥き出しで人気はない。
「ここなら誰にも邪魔されませんしね」なおも歩くとドアがある。

 それを開けて中に入ると、灯りが煌々と灯っている。
その灯りの下に男が立っており、顔を見るなり「あなたは確か…」指さした。
「忘れていませんでしたか。友愛学園で園長をしている片岡です」
「忘れるものですか、仕事仲間ですから」
「嬉しい事おっしゃいますね。仕事仲間とは」

 「それより、なぜここに呼んだの?」
「簡単です。あなたの素っ裸を見たいからです!」片岡の言葉に「馬鹿言わないで、
どうして私がヌードになるのよ!」怒鳴るように言う。
「イヤなら、これをばらまくだけですよ。それでもいいんですか。オ○ンコまでバッ
チリですから、一生の笑いものになりますがね」

 「私を裸にして、どうする気なの。もしかして、レイプでもするの?」
「そんな事はしません。ただ、お嬢さんには痛い思いをして貰いますよ。今までの償
いに」
「私が、あなたに何をしたというのよ!」

 「左遷ですよ。私を学園から追い出そうと、しているでしょう?」
「あれは、あなたのためを思って、計画したのよ」
「それが、余計な事なんです。島津の言うがままに動きましたしね。ですから、お嬢
様には償って貰わないと」

 「そんなの関係ないわ、私は脱がないからね」
「本当にいいんですね。責任は持ちませんからね」念を押す片岡に沙織は「やめて、
それだけはやめて下さい」泣きながら頼み込んだ。

 「やっと、わかったようですね。わかったなら、早く脱がないと」笑い顔の片岡だ
が、泣き顔の沙織は仕方なく、服に手を掛けた。
(こんな事したくないけど、ビデオが表沙汰になったら困るし…)洋館へ行った事を
悔やみながら上着を脱いだ。

 その後、スカートのファスナーを下げ、ホックを外すと足下に落ちて、太股が露わ
になっている。
「これではダメですか?」許されないのは、わかっている。
「素っ裸と言いましたよ。後3分以内でやって下さい」それには、慌ててブラウスの
ボタンを外し、前を広げると白いパンティとブラジャーが眩しく光っている。

 その下着に(いい体つきだ。いずれは、俺がいただくぞ…)片岡は食い入るように
見ている。
それは、沙織もわかっていて(これを脱いだら、見られてしまう…)強ばった顔をし
ながら、両手を背中に回してホックを外し、片手で胸を覆いながらブラジャーを脱い
だ。

 だが、パンティは片手では脱げず、脱げたとしても、絨毛が露わになってしまう。
(オッパイを見られるのはイヤだけど、ヘアを見られるのはもっとイヤだし…)覚悟
を決め、乳房を露わにし、パンティに手を両手をかけた。

 沙織は背中を丸め、両手を下げたが、解き放された乳房が垂れ下がり、ブラブラ揺
れていく。
(いい乳してる。親譲りだな…)片岡の股間が膨らんでいる。

 そんな事など気にしていられず、なおも手を引き下げ、片手を股間に当てて足首か
ら抜いて全裸になった。
「これでいいんですよね…」初めて男の前に全裸を晒す沙織は声が震え、膝もガクガ
ク震えている。
それに、乳房も揺れ、ピンク色した乳首も膨らみきっている。

 「確かに、素っ裸だが、お嬢さんの大切な部分が見えませんよ。それではダメです
ね」
「ここは許して…。胸は御覧の通りですから…」首を振りながら言う。
「ダメです、大事な所を見たいと言っているじゃないですか。それとも、私に償う気
はないと、言うのですか?」

 「そんな事はありません、おじさんに謝らせます。ですからここだけは…」涙が流
れ、泣き声になっていく。
しかし「ダメです、全部です!」容赦はしなかった。
(やるしかない、恥ずかしいけど…)震える両手をゆっくり股間から退けていく。

 「ほう、手入れはしてないんですね」露わになった絨毛を批評した。
「ヘアの手入れだなんて、する気にもなりません…」下を向いたまま答えた。
「あいにく、こっちはそう行かなくて。今までの恨みに応えて、ヘアを剃って下さい」
「そんな、ヘアを剃ったら、見えてしまいます…」

 「見えてもいいじゃありませんか。やらないなら、こっちも知りませんからね」
「剃ります、剃ればいいんでしょう。でも、道具がありません…」
「ご心配なく、今持ってきますから」スイッチを押すとドアが開いて、手にポリ容器
持った女性が現れた。

 それを見て「あなたは、確か学園の職員でしょう?」声を上げた。
「覚えていたんですか。そうです、児童の世話をしています。それに、この前はお嬢
様のお世話もしました」
「あ、あの時の人があなただったんだ!」沙織も、どうやらわかり始めた。
(罠だわ、全てが罠だったんだ。そんな事とも知らずに私は…)悔いたが、遅かった。

 「そうですよ。それより、ヘアの手入れをしませんと…」沙織の絨毛にムースを吹
き掛けた。
「やめて、ヘアはイヤです!」
「イヤでもやるのよ。やらないと、大変な事になるでしょう?」赤子をあやすかのよ
うに、泣きじゃくる沙織の手を退け、絨毛にムースを擦り込んだ。

 「これでいいわ。後は自分でやって下さい」カミソリを渡す。
「そんな、自分で剃るなんて…」躊躇してると「何なら、私がやりますか?」片岡が
前に座った。
「自分でします…」淫裂を触られたくないから、自分でカミソリを当てて、剃りだし
た。

 「ジョリ、ジョリ!」カミソリは、絨毛を根本から剃り落として、地肌を露わにし
ていく。
(こんな事をさせるなんて、変態よ…)片岡を恨みながらも、カミソリを動かし続け
ると、絨毛は消え失せてピンク色した淫裂が露わになっていく。
(綺麗なオ○ンコだな。さすがにお嬢様育ちだ…)淫裂が露わになると肉竿も膨らん
でいる。

 「レイプはしない約束よね?」
「勿論そんな事はしません。ただ、痛い思いはして貰いますが…」レイプしないと聞
いて、沙織はカミソリ動かし続けた。
そして、絨毛の全てが消え、恥丘には少女のようにピンクの割れ目が現れ(恥ずかし
い、性器が剥き出しになっている…)顔から火の出る思いだ。