「危険な関係」

                     赤星直也:作
第10話 2人の剃毛

 政志と久美が中古住宅を見つけてから10日経った頃、役所から売買契約の説明が
あった。
「政志、あそこを押さえないとダメよ!」
「そうだね。これから一緒に行こう」2人は連れ添って出かけた。

 対応に当たった不動産屋も丁寧に応じ、契約金として300万円を事前に払う事で、
契約が成立した。
「これで、安心だ!」2人は笑顔で家に戻るが「姉さん、行こう!」政志は久美の腕
を掴んで建物の方に向かうが、そこはラブホテルだ。

 「イヤ。もう、セックスはしたくないわ!」拒む久美に「約束したよね。ゴム着き
ならオ○ンコするって!」政志が脅しを掛けた。
そう言われれば「わかったわ。軽くよ、変態の真似はやらないからね!」承知するし
かく、2人は、建物の中に入った。

 政志はフロントで鍵を受け取ると、久美の腕を掴んで部屋へと向かう。
「優しくしてよ。どうせなら、気持ちよくやりたいし…」
「わかっている。乱暴にはしないよ」2人は話しながら、部屋に入った。
「姉さん、脱がせてあげる!」入るなり、政志は久美の服を脱がし出すが、拒もうと
せず、されるがままだ。

 そして、次々と脱がされ、久美は全裸にされた。
「姉さん、ここは剃った方がいいよ」政志は絨毛を撫でながら言う。
「イヤよ。剃ったら丸見えだし…」
「それがいいんだ。真一さんに、剃って貰ってよ!」
「バカ言わないで。真一さんはそんな趣味無いわよ」

 「それはどうかな。姉さんから頼まれれば、剃るはずだよ。頼んでみたら?」
「その内にね」
「帰ったら、剃って貰って。明日確かめるからね」
「確かめるって、またセックスする気なの?」
「その気があったらだけど。とにかく、パイパンオ○ンコだからね」政志は言いなが
ら、次々と脱いで全裸になった。

 脱ぎ終えた政志は、真っ先に久美の口を吸い「優しくよ。痛いのはイヤ…」久美も
拒まず、上擦った声になっている。
「わかっているよ」政志は体を下げて、今度は乳房を吸いだした。
「いいわ。優しくされると、気持ちいい…」優しく乳房を撫でながら乳首を吸うと
「あ、あ、あ~!」体を反らせ、喘ぐようになった。

 久美が喘ぎ声をあげると、乳房から股間へと口を動かす。
「ダメ、そこはダメ!」政志の頭を抑えるが、拒もうとはしない。
それを確かめると、舌でピンク色の突起をなめだし「ダメ、変になっちゃう!」久美
の腰が動き出した。
それでも、やめず、指を膣穴に入れ「あ、あ、あ~!」また、喘ぐ声が上がった。

 政志がなおも、続けると「入れて、早く入れて!」久美が催促する。
「その前に、姉さんもやらないと…」政志は立ち上がって、そそり立つ肉竿を見せる
と「わかったわよ」久美は素直に肉竿を掴んで、唇で擦りだした。
「ウグ、ウグ!」唇で擦っていくと、肉竿も唾で濡れていく。
「もういいよ。やろう!」
「待って。これを付けないと…」久美は避妊を忘れておらず、コンドームを肉竿に着
けていく。

 それが済むと、2人はベッドに倒れ、政志が覆い被さった。
「いくよ!」肉竿が、狭い膣穴を広げながら入り込むと「いいわ、気持ちいい…」妊
娠の心配がないから安心して、声をあげだす。

 政志は、肉竿を根元まで押し込むと、乳房を撫でながらゆっくりピストンを始め
「気持ちいい…」久美は快楽の世界に入り、背中を浮かせ淫汁を流し出した。
政志は、暫くピストンしていたが、体を入れ替え、久美を上にしての騎乗位に変えた。
「姉さん、わかっているよね。やるんだ!」

 「これっきりよ。これは、真一さんとしかしたくないの…」そう言いながらも、政
志の肩を手で押さえ、腰を上下に振りだすと「クシュ、クシュ!」淫裂を肉竿が突き
刺す度に音が出ていく。
久美が腰を振ると、体が揺れて乳房も揺れていく。

 「姉さん、凄く気持ちいい…」揺れる乳房を掴み、乳首を撫でだすと、久美は「あ、
あ、あ~!」また声をあげ、淫汁が政志の股間を濡らしていく。
やがて「行くわ。もうダメ…」腰の動きを停めて、政志に抱き付き、政志も「出すよ、
出すからね!」限界を超えて、肉竿から噴射した。

 「姉さん。凄く良かった…」頭を抑えて唇を重ねた。
「これは、もうやらないからね」久美はそう言いながらも、拒もうとはせずに、息を
弾ませている。

 2人は暫く休むと、ホテルを出て美沙の元へと向かった。
「母さん、うまく行ったよ」契約の事を話すと美沙も安心と言った顔だ。
「でも、寛子さんが心配だわ」真一夫婦は問題だいないが、独身の寛子を美沙は気遣
っている。

 「そうよね。この際だから、政志と一緒にさせましょうよ!」何気なく久美が言う
と「そうよね、それはいいわね」美沙も政志とセックスしなくてもいいから都合がい
い。
久美も(政志とセックスはやらなくて済みそうだし)都合が良かった。

 その夜、久美は真一と寛子に契約の話をした。
「そうか、後3ヶ月か。家の片付けをしないとな」真一はその気だが「久美さん、政
志さんと私は、うまく行くかしら?」寛子は心配顔だ。
「大丈夫よ、うまく行くから心配無用よ」
「それならいいけど…」レズの毛がある寛子は心配している。

 「それより、今夜もいいだろう?」真一は久美の服に手を掛けた。
「構わないけど。その前にして欲しい事があるのよ」
「何をして欲しいんだ?」
「ヘアよ。ヘアを剃ってパイパンにして欲しいの」顔を赤らめる久美に「剃るよ。前
からやりたかったんだ!」笑顔で承知した。

 「真一さん、男って、ヘアを剃りたいの?」
「当然さ。パイパンオ○ンコだと、凄く燃えるんだ。早速、剃ろうよ!」真一は準備
を始めた。
「久美さん、ヘアを剃るなんて、どうしたの?」怪訝な顔の寛子に「だって、寛子さ
んにされる時、邪魔でしょう?」うまく答えられた。

 「そうよね。レズは剃っているわよね。私も剃ろうかな。久美さん、やってね!」
「いいわよ、剃ってあげる!」久美は承知したが(良かった。うまく誤魔化せたし…)
政志の指示とは言えないからホッとしている。

 2人が話している間に「準備して!」真一が道具を持ってきた。
「わかった。直ぐに脱ぐわ」久美は服を脱ぎ、パンティ、ブラジャーと脱いで全裸に
なると、足を開いて立った。
「動かないで!」真一はハサミを持ち、股間の絨毛を短くしていく。

 時折、指先が敏感なクリトリスを触り「うっ!」久美の腰が揺れたが、短く切り終
えると、ファームを吹き掛け、カミソリで剃りだした。
短くされた絨毛はあっけなく、消え失せて少女のような股間に変身していく。

 「久美、いいよ。凄くいい!」興奮しながらカミソリを動かす真一だが(恥ずかし
いけど、我慢しないと。でも、オチンチンが凄い…)今までになく膨らんだ真一の股
間が気になっている。
それは、寛子にもわかり(兄さんのオチンチンが凄いわ。あれでされたら裂けちゃう
かも…)見つめている。
そんな事など気にも留めず、真一はカミソリを動かし続けて、絨毛の全てを取り払っ
た。

 「終わったよ!」カミソリを置くと、タオルで拭き、無毛の淫裂を撫でだすが「待
って。その前に、真一さんも脱がないと」手を押さえた。
「そうだよね。僕も脱がないと、話にならないよね」真一も脱いで全裸になったが、
股間の肉竿が膨らみきっている。

 「真一さん、今夜は、私にさせてね」久美は真一の前で正座し、肉竿を口に迎えた。
「フグ、フグ!」唇で擦っていくと、更に堅くなり「早くやろうよ!」押し倒され、
淫裂に押し込まれた。
「まって、私がするの!」体を入れ替え、久美が馬乗りになって、肉竿を淫裂に迎え
入れていく。

 「ア~!」喘ぐ声をあげながら、腰を下げて全てを吸い込むと、動かし出した。
すると「クチャ、クチャ!」淫裂から音と共に、淫汁が流れてくる。
「いいよ、凄くいい!」真一は上擦った声をあげ、揺れる乳房を揉み出す。

 (凄いわ。あんな太いのが入っていくなんて…)見ている寛子も興奮したのか、ス
カートの中に手を入れて、股間を撫でだした。
それは真一にも見えて「寛子もやろうよ。オ○ンコはダメだけど…」誘う。
「そうさせて。私もヘアを剃って貰うし…」言われるまま、寛子も脱ぎだし、全裸に
なると、久美の背中から抱き付く。

 やがて、真一も絶頂を超えて「う~!」肉竿から噴射された。
「真一さん、凄く良かったわ」息を弾ませ、立ち上がると、淫裂から精液が筋となっ
て漏れ出ていく。

 「久美さん、約束したとおり、お願いね」寛子も立ち上がって、足を広げた。
「わかってるわ。してあげる!」今度は久美がハサミを持ち、寛子の絨毛を短くし、
カミソリで剃って、寛子も少女のような淫裂に変身した。