「危険な関係」

                     赤星直也:作
第8話 寛子の秘密

 自由が戻った久美は「政志、こんな事していいと思っているの?」パンティを履き
ながら怒鳴ると「いいと思ってる。だから、オ○ンコしたんだ!」揺れ動く乳房に顔
を押し付け、乳首を吸い出す。

 「やめて。もう終わりよ!」頭を抑えると「これでも、母さんに、言いつける気あ
るの?」
「それは…」久美の言葉が途切れた。
「姉さん、弟とオ○ンコしたなんて言えないよね?」パンティを引き下げ淫裂を撫で
出す。

 「もうやめて。誰にも言わないから…」
「その方がいいよ。これからも楽しめるし」
「ダメ、もうセックスはダメ。出来たら、どうする気よ!」
「真一さんの子と言って、育てればいいじゃないか!」

 「バカ言わないで。いずれは、わかってしまうのよ」政志の手を退けてパンティを
戻していく。
「でも、やめないよ。姉さんとはもっとオ○ンコするからね」政志も服を着出すが
(本気だわ。本気になってる!)これからの事に、久美は不安を覚えた。

 その後、2人は服を着込むと話し出すが「姉さん、今夜からは、僕と一緒に寝るん
だからね」言い出す。
「イヤ。一緒に寝たら、またセックスする気でしょう。それなら帰る!」
「そうは行かないよ。真一さんが迎えに来るまでは、姉さんは僕の妻だからね」

 「バカ言わないで。言っている事がわかってるの?」
「わかってるよ。だから、勝手に帰ったら、この写真が真一さんに渡るからね」先ほ
どのカメラを見せた。
「そんな事やめて。嫌われてしまう…」

 「だったら、僕の言う通りにして」久美に抱き付くと、唇を押し付けた。
「う!」(その通りだわ。避妊してやるしかない…)覚悟を決めて、久美も唇を押し
付ける。
「姉さん、好きだよ!」なおも抱き付いていく。

 その夜、「母さん、イビキがうるさいから部屋変えるね」久美は断りを入れて、布
団を持ち出す。
「政志と一緒なんて心配だわ」自分もレイプ同然にセックスさせられたから、心配そ
うに言う。

 「何言っているのよ、姉弟よ。そんな心配しなくていいわよ」笑いながら言うと
「そうだよね、姉弟だよね…」自分に言い聞かせている。
「そうよ、今夜からは、母さんのイビキを聞かなくて済むわ」作り笑いをするが(政
志とセックスするなんて…)背徳行為に罪悪を感じている。

 そのころ、寛子は真一と話し合っていた。
「兄さん、久美さんに頭を下げて、謝ったらどう?」
「イヤだ。俺は悪くない。あいつが、勝手に出て行ったんだ!」
「でも、寂しいでしょう?」
「寂しくはないよ、寛子が居るから」
「そんな事言ってないで、謝って。そうしたら…」寛子はそこで言葉を止めた。

 「寛子、謝ったらいい事あるのか?」真一の目が輝いている。
「そう、謝るって約束するなら…」寛子は服を脱ぎだした。
「裸を見せてくれるのか?」
「そうよ、兄さんに、全てを見せる…」次々と脱いで下着だけになると「兄さん、手
伝って…」わざと真一に脱がさせようとする。

 「勿論、手伝うよ!」息を荒立てながらパンティを両手で掴み、引き下げだした。
「寛子、これがお前のオ○ンコか…」露わになった淫裂をジッと眺めていると「オッ
パイも…」催促される。
「そうだった。オ○ンコばかり気になってな」パンティを脱がすと、背中のホックを
外して、乳房も露わにしていく。

 「大きく膨らんだな、もう何年経ったんだ?」
「高校以来だから、6年は経っている…」寛子は恥ずかしいのか、太股が震え、下を
向いたままだ。

 「思い出すな、こうやって、寛子を犯したんだよな…」思い出したように寛子に抱
き付き、乳房を撫で出す。
「そうよ、それで、女にされたのよ」
「寛子、やらせてくれ、昔のように…」

 「久美さんに、謝るって約束できるの?」
「謝る、だからやらせて。勿論、ゴムは着けるよ」
「それならいい。今夜だけは兄さんに抱かれる…」
「ありがとう」真一も服を脱ぎ全裸になると、寛子と一緒に布団に寝た。

 真一が、肉竿を掴んで淫裂に押し込んむと「う~!」痛みに顔を歪め、抱き締めた。
「寛子、行くからね…」肉竿が動き出すと「あ、あ、あ~」喘ぎ声をあげだす。
真一は乳房を吸いながら肉竿を動かし続けて登り切った。

 「寛子、凄く良かったよ」満足そうに起きあがると、コンドームの先端には白い精
液が、溜まっている。
「兄さん、約束よ。セックスまでしたんだから」寛子は脱いだ下着を着込みながら言
う。

 「約束する。明日合ってくるよ。それより、もう一回やらせて!」履きかけたパン
ティを脱がし出す。
「わかったわ、今回限りよ。久美さんが来たらやらないからね」
「わかってる。久美と抱き合うんだろう?」
「知っていたんだ…」

 「俺の性かと思って、気にしてたんだ」
「兄さんの性だけじゃないわ。確かに、兄さんには犯されたけど、久美さんの指でさ
れると、凄く、気持ちいの」
「そうか、それなら、気にしないでやってもいいよ。俺も、罪な事したしな」
「そうよ。妹を犯すなんて異常よ。それに、縛ったりするのも…」

 「何だ、知っていたんだ。あれでやると、凄く興奮して…」
「久美さんは、あれがイヤだって言ってた。私と久美さんでレズやるから、見てから
はどうなの?」

 「わからないな。実際にやって貰わないと…。それより、今度は、寛子がやってく
れないか?」
「いいわよ。その前に、堅くしないと」寛子は肉竿を唇で擦りだし、堅くなるとコン
ドームを着けた。

 「兄さん、行くわね」仰向けに寝た真一に跨り、そそり立った肉竿を淫裂に吸い込
んでいく。
「いいよ、凄くいい!」
「私もよ。そんなに痛くないし…」根本まで吸い込むと、寛子は腰を動かし出す。
時々「あ、あ、あ~」声をあげ、体を反らせながら腰を振っていくと「出た、出た!」
二度目の放出を行った。

 同じように、久美も真一に馬乗りになって、腰を振っていた。
「姉さん、凄く、気持ちいよ。オッパイも良い」
「ダメ、乳首はダメ。声が出ちゃうし…」声を出すまいと堪えながら腰を振っていく
と、政志が登り切った。

 「姉さん、凄く良かった。今度は四つん這いだからね」
「もう許して。母さんに気付かれないかと、心配なのよ」
「その時は、その時だよ。ほら、口でして!」
「仕方ないわね」諦めて、夫にもした事のないフェラをしていくが(真一のバカ。早
く謝りに来てよ。そうしたら、こんな事しなくていいのに!)そう願いながら口を動
かし続けた。

 久美が、肉竿をフェラして行くと、膨らんで堅くなった。
「姉さん。後からだよ」四つん這いにされ「これはイヤ。声が出ちゃうから、イヤ!」
嫌がっても、腰を押さえられ肉竿が膣穴に入った。
「う~!」(キツいわ。声が出ちゃう!)顔を布団で覆い、声を出すのを堪えている。

 そんな、久美の気持ちを知るよしもなく政志は肉竿を動かして「ヌチャ、ヌチャ!」
静まり返った部屋の中に響いていく。
(終わって…。このままでは行ってしまう…)淫汁も流れだし、太股を濡らしている。
(早く行って。お願い…)堪えているが真一はまだ、肉竿を動かしている。

 (だめ、もうだめ!)「あ、あ、あ~」堪えきれず、喘ぎ声をあげると「行く~!」
真一が射精を始めた。
(良かった、見られずに済んで…)夫ならともかく、弟との性行為で絶頂を見られた
くはなかったから、一安心だ。

 「もういいでしょう。終わったし…」淫裂を拭いて服を着出す。
「そうだね、2回もやったしね」満足そうに、コンドームを外し、服を着だした。
「政志、母さん、大丈夫かしら。知られたら大事よ」

 「そうだね、見てくるよ」政志が美沙の部屋を覗くと(ぐっすり寝てる…)安心し
て戻ってきた。
「大丈夫だよ、寝ていたから」
「それなら、安心だわ」久美も安心して、眠りに付いた。

 翌朝、電話が鳴って、久美が出ると「わかったわ、待ってる!」笑顔で話し出し、
それを見て(もう、姉さんとはオ○ンコできないんだな…)政志は落胆の顔になって
いる。
その予想通りに、真一が夕方、訪ねてきた。

 真一は美沙と政志に礼を言いくと一緒に帰った。
「良かった。元の鞘に収まって!」笑顔の美沙だが「これからは、母さんだけでやる
しかないな」政志は元気がない。

 久美が居なくなると、寂しさを感じる政志だが「仕方ない、今夜は母さんとオ○ン
コだな。その前に風呂でも入るか!」部屋から出て、浴室に向かうと水音がする。
「母さんが入っているんだ。それなら…」そっと、入ると、服を脱ぎ全裸になると、
肉竿が膨らみきっている。