「罠に落ちた義母」

                             赤星直也:作

第11話 取引

 素子が自宅に戻ると沙羅が出迎えた。
「お帰りなさい」
「あら、また素っ裸になったんだ。でも、ヘアが邪魔なようだけど…」
「剃ってもらいます、泰三さんに…」顔を背けながら言う。

 「それだったら、お父さんよりも、美沙さんに剃ってもらった方がいいのでは?」
「わざわざ行くのも何ですから…」(イヤよ。妹にそんな事されたくないわよ!)項垂
れて言う。
「そうだな。妹に剃ってもらうのもいいぞ。そうしなさい!」泰三も乗り気だ。

 「決まりね。これからは妹さんに剃ってもらうのよ」項垂れて聞いている。
(これからが詰めよ。もっと恥ずかしい事をして貰うからね)素子の目がギラギラ輝い
ていたが、美沙は項垂れていて見逃した。

 「お母さん、明日もヌードダンスを学園でやって欲しいの」
「素子さん許して。もう出来ません!」泣き声に変わった。
「ダメよ。約束したでしょう、モデルをやるって!」
「約束はしましたが…」大粒の涙がこぼれ落ちていく。

 「やって上げなさい。セックスはダメだけど、素っ裸を見せるなら構わないじゃない
か!」
「わかりました…」手で目を擦り返事する。
(そうよそ。それでいいのよ)笑顔になって「3時よ、3時に校門の所だからね」素子
は説明するが「わかりました…」力のない返事が返ってくる。

 翌日、素子は学園に行かず、渡辺と合っていた。
「今日の3時にやるから準備して。出来るだけ多く集めてね」
「勿論さ。素っ裸のダンスなら大勢集まるよ。ただでオ○ンコを見られるんだから」

 「この際だから、オナニーもさせようか?」
「いいね、バイブも用意しておくよ」
「お願いね。3時には来るから、うまくやって。私は影で見ているから」
「何だ、素子は裏方か。ま、いいや。その代わり、一発抜かせてくれよ」
「勿論よ。でも男って、オ○ンコする事しか考えていないんだね」

 「当然さ。オ○ンコが生き甲斐なんだから」渡辺は素子に抱き付き胸を撫でていく。
「ちょと、こんなオッパイは魅力ないでしょう。あいつのでやって!」
「これはこれで、いいんだよ。いいだろう?」
「わかった。軽くだからね」素子はシャツの裾を持ち上げ、ブラジャーを捲り乳房を露
わにする。

 「素子。可愛いオッパイだよ」両手で撫でてから揉み、更に乳首が吸われ「あ、あ、
あ!」甘い声を上げている。
(気持ちいいわ。でも、これだけよ)暫く乳房を触らせ「終わりよ、もう終わり!」強
引にブラジャーとシャツを戻していく。

 「良かったよ、素子のオッパイも」
「恥ずかしいわ。この事は誰にも言わないでよ」
「当然さ、俺だけの秘密だから」笑顔になっている。
「私は用事があるけど、間違いなくやってよ」
「わかっているよ」素子は今度は美沙のアパートに向かった。

 「10時ちょっと前だけど、もういいかな?」チャイムを押した。
「どちら様ですか?」美沙の声がする。
「私です、伊藤素子です」

 「すぐ開けます」鍵が外れドアが開いた。
「忙しい所申し訳ありません」
「いいえ、こちらこそ」中に案内されていく。

 「早速ですがこれを見て下さい」素子はビデオテープを渡した。
「ビデオですか?」受け取り、早速再生していくと、いきなり黒いストッキングとガー
ターベルトを着けただけの沙羅が映し出された。

 乳房と淫裂が丸出しになっており、沙羅は乳房を掴まれ『あ、あ、あ!』声をあげて
いく。
「姉さんだわ。間違いなく姉さんよ!」美沙は食い入るように見ていた。
「最後まで見てね。もっと凄い事をするから」男の顔はわからないが、肉竿が淫裂に入
っている。

 『いいわ、オ○ンコが気持ちいい!』声を上げている。
『俺も仲間入りだ』肛門にも肉竿が入っていく。
『いいわ、凄くいい。行きそうだわ』結合部がアップになった。
そして、射精されたのか淫裂から精液が流れていく。

 美沙は黙って見ているが「まだあるの、もっと見て!」砂嵐から画像が現れた。
『して、オ○ンコして下さい』今度は一糸まとわぬ全裸になっており、淫裂から淫汁が
流れていた。

 『お願いです。オチンチンで沙羅のオ○ンコを突いて下さい』腰を動かしている。
「狂っている、姉さんが狂っている!」体が震える美沙だ。
「まだ終わりじゃないのよ」画面では、肉竿が勢いよくピストンし射精し、それが、太
股まで流れている。

 『早くオ○ンコして。もっとオ○ンコしたいの』せがむ沙羅に、二人目の肉竿が入っ
て放出した。
『お口でします』今度は放出を終えた肉竿を、口に入れてなめて「汚いわ、オチンチン
をなめるなんて!」顔に皺を寄せている。

 (大部効いたわね、もっとだめ押しをしないとね)「こんなのもあるのよ」テープを
入れ替えた。
「そんな、大勢の前で素っ裸になるなんて!」絶句する美沙だ。
画面には、大勢の前で全裸になって踊っている沙羅が映っていた。

 暫く沈黙が続き「確かめてみる?今日もやるつもりよ」素子の目が輝いている。
「確かめさせて、素子さん!」
「3時まで行けば見られるわ。それまで待って!」
「わかりました。待ちます」素子と美沙は時間を潰すように話をした。

 そして、2人は素子が学ぶ学園に向かった。
「あら、人垣が出来ているわ」
「まさか、こんなところで、やるのでは?」
「そうみたいよ、ほら!」正面にはステージらしいのがある。

 「そんな~。こんなところでフルヌードになるなんて!」信じられないと言った顔だ。
(そうよ、それでいいのよ。もうすぐ、あなたも私の言う通りになるんだからね)素子
は美沙をチラリと見た。

 その時、音楽が鳴り「いいぞ!」歓声が上がっていく。
その歓声が上がる中、生まれたままの姿で沙羅がステージに上がってきた。
今にも泣きそうな顔をして、乳房と股間を露わにしている。

 「オ○ンコやったぞ。見ろよ!」淫裂から太股に掛けて白い筋があった。
「セックスしてきたんだ、姉さんは…」呆然としている。
「最後まで見て。美沙さん!」「はい!」

 沙羅は2人が見ているとは知らず、音楽に合わせて踊っていく。
乳房が円を描くようにように揺れ、短い絨毛がたなびいていた。
踊っていると「オ○ンコをもっとみせろ!」「そうだ、オ○ンコをみせろよ!」罵声が
上がる。

 沙羅はわざと足を上げて股間を見せ「いいぞ、オ○ンコだ!」「そのままでいいぞ!」
また歓声が上がった。
「姉さんが人前で性器を晒している…」顔が引き吊っている。

 そればかりではなかった。
足を上げ、指で淫裂を広げたが、中に溜まっていた精液が一気に流れ出てきた。
「凄いぞ、ザーメンが流れている!」驚きの声が上がり、沙羅は泣きそうな顔をし、そ
の後、また踊り出した。

 「狂っている。間違いなく狂っている!」泣き出す美沙だ。
「落ち着いて。最後まで見てて!」
「わかっているけど、泣きたくなっちゃった」涙を手で拭いていく。

 踊りは20分程で終わり、今度は仰向けになり淫裂に指を入れ「あん、あん、あん!」
声を上げ、腰を動かしていく。
「スケベだな。オ○ンコした上にオナニーをやっている」
「ホントだよ、俺がオ○ンコしてやってもいいのに」学生達は肉竿を膨らませて沙羅の
演技を見ていた。

 「素子さん。もういいでしょう?」堪えきれないのか、顔を背けた。
「わかりました。帰りましょう」オナニーをしている沙羅を後目に会場から去って、2
人は駅前の喫茶店で話している。

 「お願いです。この事は両親には言わないで下さい」
「辛いでしょうね、美沙さんも」
「私は構いませんが、老いた両親が気の毒で…」涙を流している。
「わかっています、誰にも言いません」
「良かった、いい人で」やっと笑顔に変わった。

 「でも、沙羅さんが、私のお母さんでは困るの。裸を晒すお母さんなんて」
「申し訳ありません。どうしたらいいんでしょう?」
「この際だからお父さんと別れて貰おうと思うの。これは私だけの考えだけど…」
「離婚ですか?」驚き顔だ。

 「そうよ。裸を晒す人なんか、お母さんと認めたくないの。それに、誰ともセックス
をするなんていやです…」
「そうなんですが、姉が何て言うか心配で…」
「それは何とかなるわ。それよりも、美沙さんが私のお母さんになって欲しいの」

 「えっ。私が素子さんの母親にですか?」
「そうよ、お父さんの妻になるの」
「そんな、急に言われても。それに泰三さんの話も聞かないと…」
「それなら大丈夫よ、お父さんは美沙さんを抱いてみたいと言っているし」
「そんな…」赤い顔になっている。

 美沙は暫く考えて「泰三さんと合ってからご返事します。それまでは秘密に願えませ
んか?」
「いいわよ、当然だから」(決まったわ、あなたがお父さんの妻よ。それに私のお母さ
んよ)美沙を見つめていく。
2人はその後も暫く話しをして別れた。

 素子が自宅に戻ると「お帰りなさい!」生まれたままの姿で沙羅が出迎えた。
「あら、まだ剃っていないんだ。今すぐに剃ってもらいなさいよ!」
「そんな、ヘアを妹に剃らせるなんて…」泣きそうな顔だ。
「お父さんが言っていたでしょう。叱られても知らないわよ」

 「わかりました。行ってきます」項垂れて沙羅は服を着ていく。
「下着は要らないでしょう、すぐに脱がなければならないし」
「そ、そうね、すぐに脱ぐしね」手に持ったパンティを戻して、直に着ていく。
(美沙さんも驚くわ。後はお父さんね)素子は沙羅を見つめている。

 「素子さん、出かけてきます」服を着込むと元気なく家を出ていく。
「イヤよ、ヘアを剃るなんて。でも、ばれたら困るし…」迷いながら、沙羅は美沙を訪
ねてチャイムを押すと、美沙がドアを開けて出てきた。

 「あら、姉さんどうしたの?」
「ちょっと、お願いがあって」2人は部屋の中に入っていく。
「お願いって何なの?」
「実は…」沙羅は服を脱ぎだし「姉さん!」声を上げた。

 「剃って欲しいの。美沙にヘアを…」泣きそうな顔で全裸になっていく。
「へ、ヘアを剃れと言うのね。この私に…」後は声にならない。
「そうなの、ここを剃って欲しいの」短い絨毛を撫でていく。
(美沙が私を軽蔑している…)うっすらと涙が流れている。

 「わかったわ。剃ればいいのね」
「そうなの。お願いするわ」美沙は足を開いた沙羅の前に腰を降ろし、石鹸液を絨毛に
塗っていく。
「姉さん、危ないから動かないでね」肌に密着した絨毛にカミソリを当てた。

 「ジョリ、ジョリ!」短い絨毛が消えていく。
(やっと生えたのに…)恥丘は赤黒い地肌になってピンクの淫裂が露わになっている。
(狂っているわ、こんな事を私にさせるなんて)黙って最後の仕上げをしていく。

 「終わったわ、姉さん」剃り終えると濡れたタオルで股間を拭いた。
「ありがとう。ついでに行かせて欲しいの、美沙の指で…」
「えっ、指でするの?」
「そう、行きたいの。泰三さんだけでなく、美沙ともしたいの」

 (姉さんが、淫乱になってしまった…)泣きたいのを堪えて「わかったわ、こうね」
目の前にある、姉の淫裂に指を入れた。
「いいわ、凄くいいわ」指はゆっくりと動いていく。

 (ヌルヌルしている。昼にセックスしたのに、まだやるなんて…)美沙はもう一本指
を入れ、二本で膣の中を動かすと「あ、あ、あ!」喘ぎ声が上がった。
(妹の前で、こんな事をしなければならないなんて…)沙羅も泣きたい気持ちで喘いで
いる。

 一方、素子は泰三と話していた。
「お父さん。今度の休みに付き合って欲しいの」
「構わないよ、何のようかな?」
「新しいお母さんと、エッチして欲しいのよ。私の前で!」

 「あ、新しいお母さん?」
「そうよ、美沙さんよ。私、美沙さんの方が好きだわ、気が合いそうで」
「沙羅はどうするんだ。籍も入っているのに…」
「あんな、淫乱な人とは離婚して。それより、美沙さんとエッチがしたいでしょう。若
いし…」

 「そりゃ、セックスしたいよ。でも、美沙さんが何て言うか…」
「大丈夫よ、話しを付けるから。いいわよね、エッチも?」
「妻にしても俺は構わない。ただ、沙羅が何て言うかが問題だな」
「任せて。いい考えがあるのよ」自信たっぷりに言う。
(これで、全てがうまくいったわ。後は美沙をこっちの味方にすればいい…)笑顔の素
子だ。