「罠に落ちた義母」

                             赤星直也:作

第10話 美沙の出現

 そのころ、沙羅はやっと意識を取り戻していた。
「酷いわ。性器に入れるなんて…」膣に入ったニンジンを抜くと「あっ。あ!」膣の皮
膚を刺激して声を上げた。

 「気持ちいいわ。こんな物でも」抜いたニンジンは淫汁でベトベトに濡れている。
「恥ずかしい。こんなに濡らしたなんて…」赤い顔をしたまま片づけを始めると「プル
プルプル!」電話がまた鳴った。

 「もしもし、伊藤ですが?」それは妹の美沙からだ。
「あら、美沙なの。どうしたのよ、今頃電話だなんて…」
「そんな急に来ると言われても…。わかった、日曜日の10時ね」受話器を置く沙羅の
元気が消えている。
「妹が来るなんて。どうすればいいのよ、フルヌードなのよ…」悩む沙羅だ。

 その日の夕食の時「泰三さん、日曜日に妹が来るんです。会って貰えますか?」頼み
込む。
「いいよ、何時頃来るんだい?」
「10時です。それから、その日だけでも服を着たいのですが…」項垂れ小さな声にな
っている。

 「ダメだ、素っ裸のままだ。妹さんには俺から説明する。お前が浮気で罰の素っ裸に
なっているのをな!」
「そんな、酷い!」泣き出してしまった。
「お父さん、言い過ぎよ。そんな事は、言わなくていいじゃないのよ」

 「悪かった、遂感情的になって。でも妹の前でも素っ裸だからな」
「わかりました。何とか言い訳をします…」落胆を隠せない。
(面白いわ。妹さんの前でフルヌードを晒すなんて)顔には表さないが喜ぶ素子だ。

 そして、日曜日になり「いよいよだわ、何て言い訳をしたらいいのよ」時計を見る度
に考え込む沙羅だ。
その心配の種が訪れ「ピンポーン!」チャイムが鳴った。

 「どちら様ですか?」
「池谷美沙と申します」
(美沙だわ、美沙が来た!)「い、今開けます!」動揺する沙羅だが(いよいよね。面
白くなってきたわ)沙羅を後目に笑顔になっている。

 「ガチャ!」鍵を外してドアを開けてると「おじゃまします…」中に入るなり声が出
ない。
「と、とにかく中へ!」美沙を中に入れるとドアを閉め、鍵を掛けた。
「ね、姉さん、どうしたの、そんな裸だなんて!」

 「話は後でするからいらっしゃい!」美沙に耳を貸さず応接室に案内してきた。
「初めまして、泰三と申します」
「池谷美沙です。姉がお世話になっていまして」丁寧に挨拶をしていく。
「娘の素子です、よろしくね」「こちらこそ」笑顔の美沙だ。

 挨拶が済むと沙羅がコーヒーを運んできた。
「姉さん、どうしてヌードなの。しかもヘアまで剃って性器が丸見えよ。恥ずかしくな
いの?」
「健康にいいからなの。この方が体が軽いし…」

 「そんな理由でヌードになっているの?」
「美沙さん、怒らないで。沙羅さんは精神的な病気に掛かっているんです。素っ裸にな
ると治りが早いんですよ」
「病気なんですか?」

 「そう、露出症みたいなんです。外でなら問題ですが家の中での素っ裸ですからね。
大目に見て下さい」
「それに、ヌードを見られると、満足してストレスも消えますし」
「そうだったんだ…」頷く美沙だ。
(違うわ、好きで裸になったんじゃないわ。無理矢理裸にされたのよ)叫びたいが黙っ
たまま2人の話を聞いている。

 「ところで、美沙はどうしてここに?」
「こちらに就職したんです。それで、挨拶がてらにアパートを探そうと思って!」
「アパートですか。値段はどれくらいをお望みで?」
「5万くらいです。それが限度ですから」

 「だったら、一緒に探しましょう。こう見えても詳しいですから」
「助かります、そうしていただけると」
「これでも、お父さんは頼れるのよ。安心して任せてね」
(美沙か。こっちの方が役に立ちそうだわ。沙羅は追い出したほうがいいかも…)企む
素子だ。

 午後になると、美沙と泰三の2人はアパートを探しに出かけた。
変わって、3時近くに藤田と渡辺が訪ねてきた。
「おばさん、相変わらず見せてくれますね。やりたくなっちゃった!」
「ダメ、お願い、今日は許して!」

 「無理ですね。押さえが効かなくなっていますから」
「イヤ、やめてイヤー!」拒むが強引にテーブルの上に仰向けに寝かされ、上両手も押
さえられている。
「まずは、僕からだな」渡辺はズボンを引き下げ、下半身を剥き出しにしていく。

 「やめて。やめないなら大きな声を出すわよ!」
「あら、お母さん。そんな事したら、困るのはお母さんじゃないのかしら?」
(そうだわ。私はフルヌードになっているんだわ。声を上げたらヌードを見られてしま
う…)抵抗が止まった。

 「それでいいんですよ。それで!」両手を押さえていた藤田は両乳房を掴み揉みだす。
「ダメ、やめて。お願いです!」
「そうは行きません」渡辺の肉竿が淫裂に入って「あ、あ、あ!」声を上げ(入ってい
る。膣にオチンチンが入っている…)沙羅は目を閉じた。

 「気持ちよくなったみたいね。どれ、こっちも行くか」乳房を揉んでいた藤田は乳首
を吸いだし「あ、あん、あん!」乳房と淫裂の同時攻撃に悶え声を上げる。
「あら、感じているんだ。記念の写真を撮ろうかしら?」
「イヤ、撮らないで、素子さん撮らないで!」

 「撮れよ。せっかくの記念だから」
「わかった。持ってくるから待って」素子はカメラを取りに戻っていく。
「その間に行かせてやるか」渡辺が腰の振りを早めると「あ、あ、あ!」自然に腰が反
応して動いている。

 「おばさん。俺のチンポがいいのかい?」
「良くないわ、こんなの良くない!」
「強がり言ってもダメだよ。こんなにオ○ンコから漏らして」指で淫裂を触った。
「やめて。お願いだから、これ以上恥を掻かせないで!」

 「言ったのはそっちじゃないか。ほら、こんなに濡れているよ」渡辺は指を見せた。
「凄いや。もうこんなに漏らしているなんて」
「ち、違うわ、漏らしてなんかいないわよ」
(悔しいけど感じているわ。そんなの言えないし…)顔を背けたままだ。

 「正直に言わないなら、オ○ンコしないぞ!」肉竿を抜くと(入れて、チンポが欲し
いのよ)淫裂からは淫汁が流れている。
「入れて、もっとして欲しいの…」小さな声で言う。
「えっ、聞こえないよ。もっと大きな声で言わないと」
「して、もっとして!」

 「何をして欲しいか言わないと。オッパイを揉むのかい?」藤田はまた揉み出した。
「お、オ○ンコよ、もっとしたいの!」顔を背けて言う。
「お母さん、ダメよ。欲しかったらちゃんと言わないと。オ○ンコして貰えないわよ」
ビデオを持って素子が戻ってきた。

 「お願い、オ○ンコして下さい。オチンチンでオ○ンコを突いて下さい…」渡辺の顔
を見つめて言う。
「仕方ないな。オ○ンコしたいならやるか!」肉竿を押し込んでいく。
(そうよ。それでいいのよ)しっかりと沙羅の言った事をビデオに撮っている。

 そんな事とは知らずに「いいわ。オ○ンコが凄くいいわ」素子がビデオで撮っている
のに悶える沙羅だ。
「おばさん。僕も、気持ちいいよ。出してもいいでしょう?」
「いいわ、出しても。一杯出して」沙羅の膣の中に放出が始まった。
「暖かい、とろけそうだわ」うっとりした顔になっている。

 「今度は、僕とオ○ンコだよ」
「わかっているわ。今度は後ろからして」起きあがりテーブルを掴んで体を丸めた。
「おばさん、綺麗だよ」藤田はお世辞を言いながら乳房を掴んで揉んでいく。
「ダメよ、お世辞なんか言っても。それより早くオ○ンコしたいんでしょう?」

 「うん。おばさんも、したいんでしょう?」
「何だか変な気分なの。だから、早くオ○ンコして」
「わかったよ」藤田の肉竿が動きだすと「いいわ、凄くいい!」淫裂からは蜜と精液が
一緒に流れ、太股を濡らしていく。
(凄いわ。これを父さんが見たら、何て言うかしら?)ビデオで撮っていく素子だ。

 藤田は肉竿の動きを早め、登りつめようとしていると「ピンポーン!」突然チャイム
が鳴った。
「私が出るわ。後は頼んだわよ」ビデオを渡辺に手渡して出でて行くと「こんな時に来
るなんて…」愚痴を言いながらビデオを構えている。

 「お母さん、お父さんよ。いいアパートが見つかったんだって!」
「そ、そんな。やめて、お願いやめて!」悲鳴に近かった。
その後に「さ、沙羅!」「お、お姉さん!」驚きの声が上がり「出る、出るー!」藤田
は放出していく。

 「沙羅、またやりたくなったのか?」
「ご、ご免なさい。押さえが効かなかったんです」淫裂からは精液が太股まで流れてい
る。
「困った沙羅だな…」泰三はそれだけしか言わない。

 「お姉さん、体を洗って。話しは後でするから」
「そうさせて…」沙羅は浴室に向かい、素子も藤田と渡辺の2人を連れて、自分の部屋
に戻った。

 「妹がいたのか。可愛い顔だな」
「俺もそう思う。素子のオッパイとどっちが大きいかな?」2人は素子に抱き付き胸を
触る。
「オ○ンコしたから満足でしょう。オッパイなんか触りたくないでしょう?」

 「それとこれは別さ。素子のオッパイは小さいけど柔らかいよ」2人の手が服の上か
ら乳房を掴んでいく。
「そんな事言っても終わりよ。はい、手を退けて」素子の胸から手が退けられた。

 「素子、あの妹を何とか出来ないか?」
「あら、もう目を付けたんだ」
「そうなんだ。一回でいいからオ○ンコしたいよ」
「俺もだよ。あの子とやりたいよ」

 「困った人ね。でもうまく言ったらが出来るかもよ」
「ホントかよ。それならいいんだがな…」
「考えがあるの。手伝ってくれるわよね」
「勿論さ、あの子とやれるんなら何でもするよ」
「決まりね。だったら、今度の夏は那須に行くわよ」素子は計画を話した。

 一方、沙羅と美沙は応接室で話していた。
「お姉さん、淫乱になったの。フルヌードを見せて楽しむなんて変態よ!」
「仕方がないのよ、体の押さえが効かなくなっちゃうの」(服を着たくても着られない
のよ…)項垂れていう。

 「こんな事を、お父さんやお母さんが知ったら何て言うかしらね」溜息をつく美沙だ。
「お願い、2人には絶対に言わないで。お願いだから!」
「当然よ。そんな事知ったら悲しむから、言える分けないわよ。それより、早く淫乱か
ら抜けてよ」

 「わかっているわよ…」妹からの言葉に泣き出しそうな顔になっている。
その会話を素子が立ち聞きしていた。
(そうか、両親が決め手なんだわ)弱みを握った素子は綿密な策を練った。

 その夜「お父さん、美沙さんはどこを借りたの?」と尋ねる。
「丸西デパートの東にあるアパートだよ。4階を借りたんだ」
「沙羅さん、妹さんはいつから仕事なの?」
「来月から勤務らしいの。取り合えず、来週に越してくるらしいけど」

 「そうなんだ、大変ね。お父さん、越したら手伝ってあげないとね」
「勿論だよ」泰三の返事に(これで何とかなるわ、お父さんも味方に付けた方がやりや
すいし…)笑顔になっていく。

 「お父さん、今度の夏だけど那須で合宿をするの。行ってもいいでしょう?」
「ああ、構わないよ。夏は俺も出張があるし」
「また出張ですか?」
「そうだ、今度はマレーシアだから少し長いぞ。1ヶ月は帰れないな」

 「それだったら、お母さんも一緒に行こうよ。マネージャー代わりをやって欲しいの。
炊事や洗濯もあるし」
「素子、それはいい考えだな。1人で家にいるよりは素子と一緒の方が安心だし」
「1人で家に居たいのですが…」(行きたくないわ、また変な事をさせられるし)素子
の考えが読めた。

 「ダメだ、1人にして置いたら不安だ。とにかく、素子と一緒に行くんだ!」
「助かるわ、炊事が大変だから。お母さんにやって貰えるなら鬼に金棒よ」
(行ったら、思いっきり辱めてあげるからね)素子の沙羅を見ている目が輝いていた。
(行きたくない。また恥ずかしい事をさせらる所なんかに生きたくない…)俯いたまま
だが、乳房が震えている。

 それから1週間が経って、美沙が近くに越してきた。
「お世話になります」美沙は早速、泰三に挨拶に訪れ、素子や沙羅も笑顔で手伝いをし
ている。
勿論、沙羅は服を着ていた。

 「片づいたわね」
「はい、おかげで終わりました」礼を言う美沙だ。
「沙羅さん、お父さんが待っているから、早く帰った方がいいのでは?」
「そうね。美沙、悪いけど帰るわ。また来るから」沙羅は自宅に帰って素子と美沙が残
された。

 「美沙さん。言いにくい事だけど、沙羅さんの事で話したい事があるの」
「わかっています。また、変な病気の事でしょう?」
「そうなの。今日は何だから、明日ここでいいかしら?」
「いいわよ、是非聞かせて欲しいの。姉さんの全てを!」

 「それだったら、10時でいいかしら?」
「いいわ。明日の10時に待っているわ」素子は自宅に戻っていくが、してやったりの
顔になっていた。
「これで、うまく行くわ。まずは父さんにごちそうを上げてからね」帰りながら考えて
いた。