「罠に落ちた義母」

                             赤星直也:作

第2話 素子の計画

 そして、6月になって沙羅が越してきた。
「待っていたよ。沙羅!」「泰三さん、合いたかった!」家に入るなり、素子の前で抱
き合う。
それを(ちょっと、遠慮ってものがないの?)機嫌悪そうに見ている素子だ。

 沙羅と泰三は、そのまま二階の部屋に入って行く。
「またセックスね。よくやるわ」素子の思った通りで「いいわ。そこ、そこよ!」沙羅
の悶え声が聞こえてきた。
「今度は、どんな風にセックスしているのかな?」素子はこの前と同じように部屋を覗
いた。

 (抱っこしている。お父さんが、あいつを抱っこしている!)それは駅弁だ。
(落ちないのかしら?)泰三は沙羅の太股を抱え腰を振っており「いいわ、子宮の奥ま
で入って来る!」悶え声を上げながら淫汁を流している。
(変態よ。そんなセックスだなんて!)少しだけ覗いて戻った。

 戻って、くつろいでいると、15分程経ってから2人が現れたが(セックスが終わっ
たのね)2人の顔が上気している。
「素子さん。今夜からは一緒にお食事しましょうね」沙羅は気を遣う。
「そうね、今夜からはお母さんになるんだからね」笑顔で答えた。
(フン、いい気になって。あんたなんか、いない方がいいのよ!)内心ではそう叫びた
かったが泰三の前で、はおとなしくするしかない。

 その夜、ベッドで寝ていると沙羅と泰三の声が聞こえる。
「あなた。赤ちゃんが欲しいの…」
「ダメだよ、もう年だから。子供が成人する前に俺は老人だよ」
「でも、産みたいの…」
「素子がいるんだ。それで十分だ!」

 「ダメ。私の子じゃないとイヤ!」甘えるような沙羅の声に、素子の反感か強まって
いく。
「お母さんが亡くなったばかりなのに、許せないわ!」どうしたらいいかを考えている
と「いいわ、凄くいい!」悶え声が聞こえてくる。

 「またやっている。盛りのついた猫みたいだ…」また、忍び足で2人の寝室を覗き込
むと(凄いわ。今日は凄い!)足を思い切り開かされ、持ち上げられている。
お尻を高くしているので、淫裂に入る肉竿がよく見えている。
「いいわ。奥まで突き刺さって気持ちいい…」淫裂からは白い淫汁が流れ出ていた。

 「俺も気持ちいいよ、こんなオ○ンコも…」
「イヤ、オ○ンコなんてイヤ。セックスよ、オ○ンコなんて言い方は嫌いよ」喘ぎなが
ら言う。
「2人きりの時はオ○ンコだ。いいな!」肉竿の動きを早めた。
「わかった。気持ちいいから、もっとオ○ンコして…」途切れ途切れに言う沙羅に(変
態だわ、あの人…)素子はそっと戻って、また沙羅への嫌がらせを考えた。

 それから数日が経った。
3人で夕食を摂っていると「沙羅、暫く家を留守にするからな。出張なんだ!」泰三が
口を開いた。
「あら、いつからなの?」

 「明後日から1週間程、バンコクに行く事になってね」
「イヤよ。そんな急に!」
「お母さん。お父さんは仕事なんだから、仕方ないでしょう?」素子が割って入る。
「素子の言う通りだ。仕事だから我慢してくれ。これからもあるんだ」
「わかったわよ。その代わりお土産忘れないでね」やっと機嫌を直した。

 (そうだ。お父さんがいないんだったら、やれるかも…)素子は沙羅への嫌がらせを
思いついた。
思いつくとベッドの上で計画を練っていく。
「協力者が2人いるわね。渡辺君と藤田君なら何とかなるかも…」沙羅の泣いている顔
を想像して笑顔になっている。

 翌日、素子はスナックで渡辺、藤田の級友と話し合った。
「お願い、協力して欲しいのよ」
「わかった、何とかするよ。その代わり、エッチさせてくれよ」
「あいつとならしてもいいわよ。『オ○ンコして!』ってせがむのよ」
「素子もよく言うよな、オ○ンコだなんて…」

 「あいつが言ってるの。私は言いたくないけど。それより、やってくれるわよね?」
「勿論だよ。ただで、オ○ンコやり放題なら」
「よかった。それなら土曜日がいいわね。明後日だけど」
「わかった、それまでには準備しておくよ」

 「素子。これは危ない仕事なんだから、いいだろう。オッパイぐらいは?」
「オッパイだけよ。性器はダメだからね!」
「わかっているよ」渡辺は素子のシャツのボタンを外して手を入れた。
「大きいな。お前のオッパイ…」手はブラジャーの上から揉んでいる。

 「Cカップよ。普通と思うけど?」
「中身を確かめるよ。パットで膨らませているかも知れないし」ブラジャーが持ち上げ
られ「あっ!」渡辺の手が乳房を掴んだ。
(オッパイを触っている!)渡辺の手が乳房を揉みながら、乳首を転がすように摘んで
いる。

 「ダメ、変になっちゃう。乳首はダメ!」声が震えている。
「敏感なんだな、素子の乳首は…」手が退けられた。
「俺にもやらさせろ!」渡辺に代わって藤田が乳房を掴んだ。
「柔らかいや。素子のオッパイがこんなに柔らかいなんてな…」ゆっくりと揉み、それ
に乳首も摘んでいく。

 「もう、いいでしょう。土曜日には好きな事ができるから、今日はこれくらいにして
よ」手を掴み、胸から引き出した。
(男って、こんなエッチな事しか考えないんだから…)ブラジャーを引き下げ、ボタン
を掛けていく。

 「土曜日が楽しみだな」
「それから、ビデオもしっかり撮るのよ。私のは撮らないで。撮るのはあいつだからね」
「任せておけよ。素子の言う通りにやるから」
「安心したわそれじゃ、乾杯ね」
「乾杯!」話しがまとまったのか一斉に飲み出した。

 そして、土曜日になり、父の泰三は出張で2人だけの夜だ。
「素子さん、お酒飲もうよ!」
「いいわね、ちょっとだけなら」素子は注がれたビールを飲んでいく。
(もうすぐ、あなたは泣くのよ。ここに入れないくらいの、恥ずかしい思いをするんだ
からね)目を輝かせて沙羅を見つめている。

 「あら、顔に何か付いているの?」
「ううん。お父さんとキスをした後がないか見ていたの」
「イヤだわ、キスだなんて!」恥ずかしそうな顔をする沙羅だ。
暫くビールを飲んでから「遅いから寝ようかしら」その時チャイムが鳴った。

 「どちら様ですか?」沙羅が玄関先で尋ねる。
「近藤商会の渡辺です、伊藤さんから伝言を預かってます」
「お父さんからだわ。待って、今開けます」素子はドアの鍵を外すと同時に、顔をスッ
ポリ覆面で覆った2人が入ってくる。

 「動くな。声を出したら、命はないぞ!」キラリと光るナイフを持って(そうよ。そ
れでいいのよ)素子と沙羅の顔に押しつけた。
「殺さないで、言う事を聞くから」素子は泣き声で言うと「私も聞くから殺さないで!」
沙羅も言う。

 「わかった、とにかくこいつを縛ってしまわないとな」素子は両手を後ろ手に縛られ
て口にテープを貼られた。
「他に誰がいる?」沙羅の咽にナイフが突き当てられた。
「いません、2人きりです…」震えながら言う。

 「そうか、2人きりか。だったら、楽しもうかな!」沙羅を縛った男がビデオを撮り
だした。
「おい、お前はこいつの姉か?」
「違います、義母です…」
「義母…。嘘付け、こんな若いのに母親かよ!」
「はい、そうです」

 「そうか、母親か。それだったら、娘の前でストリップをやれ!」
「イヤ、イヤです。そんなのイヤです!」
「やらないなら、娘の方がストリップだ!」男は素子のパジャマのボタンを外しだす。
それには「う、う、うー!」首を振って拒む素子だ。

 「やめて。お願いだから、素子さんには手をださないで!」
「だったらやるんだよ。ストリップを!」
「わかりました。やりますから、素子さんだけには手を出さないで下さい…」泣き声に
なっていた。

 「お前がやるなら、手を出さないと誓う。やらなかったらレイプしてやるからな!」
「わかりました…」
沙羅の咽に突き刺さったナイフが退けられ、それと同時にビデオが沙羅に向けられ「撮
らないで、撮るならやりません!」ビデオに撮られるのはイヤだった。

 「やらないなら娘のレイプビデオだ。一生嫁に行けない体にしてやるぞ!」胸を撫で
ながら言う。
「やるわ。だから素子さんには手を出さないで!」沙羅は2人が見ている前でパジャマ
のボタンを外していくが(早く脱いで、素っ裸になりなさいよ!)素子も見ている。

 沙羅は体を震わせながらパジャマを脱ぐと、淡い紫色のパンティとブラジャーを着け
ている。
「こ、これで許して下さい…」
「ふざけるな、下着だけのストリップなんてないぞ。よし、娘もストリップだ!」素子
のパジャマのズボンが引き下げられていく。

 (イヤよ。そこまでやらなくていいでしょう!)ピンク色のパンティが露わになった。
「何だ、娘はピンクのパンツかよ」それを掴んだ。
(そんな事、しなくていいわよ!)「う、う、う!」首を激しく振っている。

 「やります、ですから手を退けて下さい…」沙羅は泣きながら、両手でパンティのゴ
ムを掴んだ。
(性器を見られてしまう…。でも、やらないと泰三さんに申し訳が立たない…)ゆっく
りと引き下げた。

 パンティは、股間を押さえていた布地が裏返しになって(早くオ○ンコを丸出しにす
るのよ)素子は食い入るように見ている。
沙羅はゴムを膝まで下げ、恥丘が丸見えになると、真っ黒な絨毛に覆われていた。

 「ヘアが大部濃いな。剃った方がいいぞ!」
「イヤ。そんな事できない!」背中を丸め、右足を上げていく。
「いいね、オ○ンコが撮れたよ」瞬間だが絨毛に覆われた淫裂が見えた。

 「言わないで。オ○ンコなんて言わないで下さい…」泣きながら、もう片足も上げる
と、下半身を覆うものが何もなくなり(恥ずかしい。性器を撮られるなんて!)泣いて
いる沙羅の太股が、ブルブルと震えている。

 「よし、次はオッパイだな」
「わ、わかっています…」両手を背中に回し、ホックを外すと、カップに収まっていた
乳房が飛び出していく。
「いい形だな。小さいけど…」

 「言わないで。そんな事は…」両手を下げて、肩紐を外していくと乳房が揺れている。
(私のより小さいじゃないのよ。オッパイは大きい方がいいのよ)素子は揺れ動く乳房
を見つめている。
「これでいいでしょう。全部脱いだから…」両手で胸と股間を覆っている。

 「ダメだ。手を後ろで組め!」言われるままに両手を後ろで組んでいく。
「いいね、オッパイが。それにオ○ンコも」沙羅の露わになった乳房を背後から揉んで
いく。
「許して下さい、言われた事はしましたから…」
「もう少しだ。我慢しろ」乳房を揉んだ後は淫裂を撫でていく。

 「何か足りないな。そうだな、ヘアのないツルツルオ○ンコが似合いだ!」
「イヤ、夫に変に思われます。それだけは、許し下さい!」
「やらないなら、こいつのレイプビデオだ!」素子のボタンを外して胸を広げた。

 (やり過ぎよ、私はいいの。ヌードはあいつだけよ!)首を左右に振った。
「ブラもピンクか。ガキであるまいし、もっと色気のあるのにしな」肩からパジャマを
脱がせ、ブラジャーの上から乳房を撫でていく。

 「やめて、剃るわ。剃るから素子さんから手を引いて!」
「物わかりがいいな。準備はできている!」ビニール袋を投げつけ、沙羅はそれを拾い
中を確かめた。
(カミソリが入っている!)ヘアのない性器を想像して涙が更に流れていく。

 「やるんだよ。ほら!」素子の背中に手が掛かった。
「やるわ、やるわよ!」沙羅はスプレーを取りだして、絨毛に吹き付けると黒い絨毛の
上に白い泡が覆い被さった。
(このヘアがなくなるなんて…)吹きつけ終わると、手で絨毛に塗りつけていく。

 そして、カミソリを絨毛に当てた。
(剃りたくない。ヘアのない性器になるなんて!)ビデオカメラが沙羅を捕らえている。
「ジョリ、ジョリ!」皆が見守る中、絨毛を消していくと、赤黒い地肌が見えてきた。
「いいね、ツルツルオ○ンコが!」淫裂も見えてきた。

 (これ以上イヤ。でも、素子さんにもしもの事があれば、泰三さんに言い訳できない
し…)それでもカミソリを動かしていく。
やがて、絨毛の大半が消え失せ、淫裂が露わになった。
「剃り残しがあるぞ。もっと剃れ!」沙羅は丁寧にカミソリを動かし、剃り残した絨毛
を丁寧に剃っていく。

 「これで、いいでしょう?」泣きながら両手を下げた。
「いいね、ツルツルオ○ンコも!」露わになった淫裂からは2枚の肉襞がはみ出ており、
肉襞の先端が淫汁焼けで、黒ずんでいる。
「オ○ンコのやりすぎだぞ。好きなんだろう?」はみでた肉襞が掴まれた。

 「言えよ。好きなんだろう?」
「はい、私はオ○ンコが大好きなんです…」大粒の涙を流しながら答える。
「そうか、オ○ンコが大好きか!」覆面の下ではニヤニヤしていた。