「淫らな病院」
 
                                赤星直也:作

第29話 手術後の確認

 未姫と朋美は、互いに見られまいと顔を背けながら、淫裂を樹脂のペニスで突き刺さ
れていたが「2人でやっているのを見たいわ」淳子は朋美に言う。
「私に、姉さんとやれと言うの?」
「そうよ、そうすれば、何もかも収まるのよ」

 「でも、姉さんが何というか…」戸惑う朋美だが「大丈夫よ、未姫さんもやりたがっ
ていたしね」真っ赤な嘘を並べたが(嘘よ。朋美、騙されちゃダメ!)言いたいけれど、
何も言えない。

 「聞いたでしょう。朋美、やりなさいよ!」淳子にそそのかされて「わかりました。
姉さんとやってみます…」その気になってしまった。
「それなら、朋美がやるのよ」淳子は腰のペニスバンドを外し、朋美の腰に取り付けた。

 「やり方は知っているよね。私にされたようにやればいいのよ」その言葉に頷くと、
四つん這いになっている姉の未姫の背中に回り、腰を押さえた。
(やめて。姉妹でこんな事しちゃ、だめなのに…)目を閉じると、ゆっくり膣の中に樹
脂のペニスが入ってきた。

 「お姉さん。入れたよ」なおも押し込んでいくと「う~!」呻くような声を上げるが、
樹脂ペニスはゆっくりピストンを始めていく。
(朋美、やめて。こんな事したくない…)未姫はそう願うが(ごめんね、こうしないと
いけないの…)朋美も本心からではなく、2人とも弱みを握られているから、言われる
がままに、やるしかなかった。

 朋美は腰を動かし続けていたが「抱き合うのよ。普通になってね」体位を変え、今度
は未姫が腰にペニスを取り付け、正常位での結合に変わった。
「朋美、ごめんね…」唇を重ねてからピストンをしていくと「姉さんとなら平気よ」朋
美も吸い返して、足を絡めた。

 それには(朋美が、本気になってる…)未姫もそれに答えて手を伸ばし、乳房を撫で
ていくと「いいわ。気持ちいい…」姉の愛撫に虚ろな顔になっていく。
なおも、掌で撫で、不自由な姿勢で乳首も吸い出すと「姉さん…。指でして…」未姫の
ベルトを、外そうとする。

 未姫が淳子を見ると、頷くのを見てベルトを外し、ペニスを抜くと、尻を朋美の顔に
向けて馬乗りになり、シックスナインの体位となった。
未姫の目の前には、朋美の淫裂があり、指を襞の中に入れ突起を舌でなめだした。

 すると「いいわ…。凄くいい…」朋美は声を上げ背中を浮かせた後、未姫の淫裂に同
じ事をやり始めた。
指が未姫の淫裂を掻き回し、クリトリスを舌でなめられていく。
「行くわ…。行きそう…」未姫も悦びの声を上げ、淫裂からネバネバした液体を流し出
した。

 2人は、淳子と典子が見ているにもかかわらず、快楽の世界を楽しんでいる。
それには(これは、使えそうね)(そのようよ。ご褒美も貰えるかもよ)顔を見合わせ
る2人だ。

 翌日、未姫は何もなかったように診察していると「姉さん、これから診療所に行って
来ます!」と朋美が告げた。
診療所と聞いて「誰と一緒なの?」心配げに尋ねると「院長の内藤さんよ」答える。
(セックスだわ。朋美の体を狙ってる…)自分がされた事を思い出し「私も行きたいわ、
あそこは温泉もあるし…」朋美が犯されるのを防ごうとした。

 「でも、診察があるでしょう?」確かに、未姫が抜けたら負担が淳子に掛かってしま
う。
(このまま、朋美だけを行かせる訳には行かないし…)思案したあげく、淳子に許可を
願い出た。

 最初は拒んでいたが「淳子さんが望むことでしたら、何でもやります!」その言葉で
「そこまで言うならいいわ。でも約束よ、何でもするって!」淳子も許可し、未姫も一
緒に診療所に行くことになった。

 未姫と朋美は、内藤の運転する車に乗って、付属診療所に向かう。
未姫は(どうやって、朋美を守ればいいのかしら?)内藤から守ることで頭一杯だが、
朋美は初めて見る光景に興奮気味だった。

 車が走り出してから30分も過ぎた頃に診療所が見えてきた。
「随分、辺鄙なところにあるんだ…」
「当然だ。病院に来れない人の為にあるんだからな」内藤は素っ気なく言って中に入く。

 2人も後をって中に入ると「久しぶりですね。そちらは?」佐藤が声を掛けてきた。
「失礼しました。妹の朋美です」
「そうですか。妹さんも医師なんだ!」
「いいえ。まだ、卵ですから」2人が挨拶をしていると看護婦が現れ「先生、そんなと
ころで話さないで、中でしてください」それに従い、3人も中へ入る。

 3人は、佐藤と雑談を始めたが「先生、患者さんがお見えです。でも、朝倉先生に見
て欲しいと言うんです」怪訝な顔をして言う。
「私に、ですか?」
「はい。何でも、手術した後を確かめて欲しいとか…」その言葉に(まさか、あの時の
患者では…)全裸で診察したときの事を思いだした。

 「朝倉、だったら見てやれ。俺達は風呂にでも入っているから」内藤はニヤリと笑い
ながら言う。
(知っているわ。私がセックスするのを…)顔が強ばり、全身が震え出す。
それには「姉さん、具合が悪いの?」心配そうに言うが「何でもない。診察が済んだら、
私もお風呂を浴びるわ」作り笑いをして看護婦と一緒に診察室に向かう。

 診察室に入ると、見覚えのある男性が一人いる。
「先生。今日を楽しみ、待ってましたよ!」笑顔で言うが「どうして、こことわかった
の?」

 「連絡があったんです。病院に連絡したら、ここにいるって言われて」
(余計なことをして…)事務員を呪いながらも「患者はこの人だけなの?」看護婦に尋
ねた。
「はい、もう時間も過ぎましたから」

 「それだったら、鍵を掛け貰えないかしら?」
「鍵ですか?」
「特別な治療だから、人には見られたくないの…」項垂れて言うと「わかりました。鍵
を掛けてきます」看護婦は察しがついたか、入り口を閉めて鍵を掛けた。

 「先生、鍵を掛けてきました!」
「それなら安心だわ。早速治療を始めるわ。これ脱いで」患者の男に下半身を脱ぐよう
言うと、自分も脱ぎだした。

 看護婦は黙ってみていたが、未姫がシャツを脱いでブラジャー姿になると驚き顔に変
わる。
(そんな顔しないで。これには、訳があって…)言いたいのを堪えてズボンも脱ぎパン
ティとブラジャーだけの姿になった。

 下着だけになった未姫は、背中に手を回してホックを外し、乳房を露わにし、パンテ
ィも引き下げると「そんな、ヌードだなんて…」看護婦も声を出せない。
「驚かないで。これは手術の結果確認だからね」顔を真っ赤に染めながら、足首まで下
げると股間も露わになって「ヘアがない!」また声が上がった。

 未姫は、恥ずかしさを堪えながら、足首からパンティを脱ぎ、全裸になると患者の肉
竿を掴んだ。
「手術跡は消えたわね。これから試すからね!」患者を小さな診察台に仰向けに寝かせ、
馬乗りになると「そ、そんな~!」また驚く看護婦だが「ワセリン!」と手を出す。

 「は、はい!」返事をしてチューブを渡し、それを絞り、手で伸ばすと肉竿に塗った。
「いい、これはセックスじゃないのよ。経過確認なのよ!」そう言って肉竿を掴むと、
ゆっくり腰を沈めていく。

 「先生、チンポが痛くない。気持ちいい!」患者は手を伸ばして未姫の乳房を揉み出
す。
「そう、よかったわね。もう直った見たね」肉竿を抜こうとすると「最後までやって。
やらないなら、叔母さんに言うからね!」
叔母さんと聞いて(真起子さんの身内だなんて…)今までのことが飲み込めた。

 「やって貰えますよね?」念を押され、未姫はゆっくり腰を動かし出すが、看護婦は
顔を強ばらせて、診察室から出て行った。
診察室には2人だけに残されているが「先生、オ○ンコが好きなんでしょう。もっと強
く入れてよ」軽蔑の言葉が掛けられた。

 「馬鹿言わないで。オ○ンコなんて、知らないわよ!」
「あれ、逆らうんだ。叔母さんに言いつけるからね」そう言われれば逆らえず「ごめん
ね。本当は好きなの…」言い直す。

 「それなら、正直言わないと。オ○ンコ大好きただって!」
(馬鹿にしないで。誰が言うものですか!)そう言いたいが「お、オ○ンコが大好きな
の。だからオ○ンコやらせて…」言い放った。

 その時「そんな、姉さんがオ○ンコ大好きだなんて!」朋美と内藤が入って来て、そ
の後に、佐藤と看護婦も入って来た。
「朝倉、早速やっているのか。おまえは好きだからな!」内藤は結合部を見ていう。

 「そ、そんな好きだなんて…。これは包茎手術の結果確認です…」
「何も、言い訳は要らない。体を張って治療確認とは、見上げたものだ。朋美も見習っ
て手伝え!」
「私に、セックスしろと言うのですか?」
「セックスじゃない。治療確認だ。やらないと言うなら、宮下に言いつけるが…」その
言葉に、朋美は真っ青になり、体を震わせ出した。

 「院長。それでしたら、私だけで充分ですから…」未姫は朋美をかばって言う。
「そうはいかない。これは実習だからな。未姫だけで足りるなら、俺が相手になってや
るぞ!」勝手な理屈を並べるが(朋美の体を狙っている。何とかならないかしら?)思
案するが良い案は浮かばない。

 内藤は躊躇している朋美を後目に、服を脱ぎだすと「院長、それでしたら、こちらを
お使い下さい」佐藤と看護婦が、診察台を並べだす。
それを見て(姉さん。セックスはしたくないけど、やるしかないのよ)未姫を見つめ服
を脱ぎ出した。

 朋美は、皆が見ている前で次々と脱ぎ、下着だけになるとブラジャーから脱いだ。
朋美も未姫と同じく、豊満な乳房で、ブラジャーから飛び出た瞬間から揺れている。
その後パンティも脱いで全裸になったが、股間だけは両手で押さえている。

 内藤は診察ベッドに仰向けになり、肉竿をそそり立たせて「手を退けろ!」催促する。
「笑わないで下さい。ヘアを剃ってありますから…」言われるまま、手を退けると、確
かにピンクの割れ目が剥き出しになっている。
「パイパンか。未姫と同じでいい趣味だな。それより始めろ!」

 内藤の催促で、未姫がしたようにワセリンを手に伸ばして肉竿に擦りつけていく。
(こんな事するなんて…)風俗紛いのことをしながら、内藤を跨り、ゆっくりと腰を沈
めた。
「う~。痛い~!」まだ、準備ができてないから、膣も堅くてなかなか入れない。

 「朋美。焦らないで。ゆっくりやるのよ」未姫も気がかりなのか、声を掛けたが「先
生、向こうは向こう。こっちもやらないと」太股を持ち上げられ、肉竿でピストンされ
ていく。
「ダメ…。まだダメ…」喘ぎながら言っても、ピストンは停まらなかった。

 同じように「朋美、しっかりやれ!」内藤も肉竿を突き上げると「ひ~!」悲鳴を上
げていく。
「朋美、オ○ンコあまりやってないな。それなら教えてやるからな!」肉竿で朋美を突
き刺したまま、馬乗りから仰向けにし、ゆっくりピストンを始めた。

 「どうだ。痛くないだろう?」確かに、痛くはない。
「はい、そんなに痛くはありません…」
「いいか、これがオ○ンコだぞ!」乳房を揉みながら乳首も吸い出す。
「膣が暖かくて、気持ちいい…」
「そうだ。玩具何かより、本物が一番いいんだぞ!」自信たっぷりに肉竿をピストンし
ていく。

 未姫と朋美の淫裂が肉竿で責められていくと、佐藤も「いいだろう?」と看護婦の白
衣を脱がせ出す。
「はい。あなたが欲しいなら、ここでも構いません…」禁じられた夫婦だが、2人も全
裸になると、四つん這いになって「あ、あ、あ~!」と喘ぎ声を出し、3人の喘ぎ声が
診察室に響いていく。

 やがて、未姫と朋美は四つん這いにされ、後ろから責められ「いいわ、凄くいい…」
「気持ちいい…。これが本当のセックスなんだ…」淫裂からネバネバした液を流しなが
ら悶えている。
「そうだ。これが大人のオ○ンコだ。解ったか、朋美!」内藤は満足したのか、絶頂へ
と向かっていく。

 同じように、患者も登り切ろうとし「あ、あ、あ~!」喘ぎ声が響く中「いや~!」
真っ先に未姫が悲鳴を上げ、淫裂からは、白い液体が漏れ出ている。
「先生、完全にいいみたいだよ。チンポから出せたし」萎縮した肉竿を抜くと、液体が
流れ出てきた。
「イヤよ。射精なんてイヤ!」未姫は泣き声で淫裂を抑え、診察室から浴室へと向かう。

 「朋美、俺も限界だ!」内藤も登り切って、膣深くに噴射した。
「困ります…。射精はイヤです…」やはり泣き声だ。
「朋美、俺は独り身だ。できたら、嫁にしてやるから安心しろ!」人ごとのように言っ
て「来るんだ!」腕を掴んで診察室を出ていくが、朋美は淫裂を押さえたが指の間から
漏れ出ている。

 それでも、引きずられるようにして浴室に来た。
「ここは、天然の温泉だからな」内藤はさっさと、浴槽に入ったが、朋美は淫裂を丁寧
に洗い、シャワーも浴びせていく。

 「朋美、出されたの?」未姫も淫裂を洗いながら尋ねた。
「そう、出されたの。姉さん、できたらどうしよう…」
「大丈夫よ。里奈先生がいるから。明日薬を飲むのよ」励ます未姫だ。