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「引き裂かれた白衣」
赤星直也:作
第8話 同僚の前
「もういいぞ。これくらいにしておく」その言葉に奈美は下着を着ようとした。
「奈美、お前も下着は着けるな。久恵さんだって、直に着ているんだぞ!」
「わかりました」脱いだ下着をたたみ、白衣を着込むと、胸の部分が見えているよう
な感じがする。
(オッパイが、見えてるみたいだけど…)不安に思いながらも2人はナースセンター
に戻った。
センターでは、良子が待ちくたびれた顔をしていた。
「遅いわよ、こっちの身にもなって。1人でやっているのよ!」2人を見るなり、愚
痴を言うが「そう、怒らないで。これから、いい物をお見せしますから」中村が割っ
て入る。
「いい物ですか?」
「そうです。奈美やろう!」中村は、奈美を奥の仮眠室に連れ込んだ。
「ま、まさか、セックスを…」良子は信じられないと、言った顔で付いていく。
「ここでのことは、黙っててくださいね」そう言って、服を脱いでいく。
「わかった。言わないから、全部見せて貰うわよ」その言葉で、奈美も脱ぎだすが、
下着を着けていないから、白衣を脱ぐと全裸だ。
良子は「そんな、着ていなかったなんて…」信じられないと言った顔をしているが、
奈美は恥ずかしいのか、手で股間を隠している。
「奈美、始めよう。まずは、口でやってくれ!」その言葉で、服を脱ぎ終えた中村の
肉竿を掴み、口に入れ「ウグ、ウグ!」唇を動かしていく。
「フェラしている!」それを見て、良子が叫ぶが、奈美は口を動かし続けた。
「もういいだろう。やろうよ!」中村は奈美に、両手をベッドに付かせ、立ったまま、
後ろから挿入していく。
「あっ、あっ、あ~!」呻くような声を上げだした。
「凄い、オチンチンが膣に入っている…」セックスを見るのは初めてだし、こんな間
近で見ては感情も高ぶっている。
中村が、肉竿のピストンを始めると「ピシャ、ピシャ!」音が響いている。
その後は、奈美を抱きかかえ、駅弁での結合を始めた。
良子は「膣が濡れている…」奈美の淫裂はベトベトになっているが、自分の膣の中も
濡れていた。
「出して、早く出して!」奈美の催促に「わかった、出すよ」動きが停まり「ポタ、
ポタ!」淫裂から滴が垂れだした。
「射精したんだ…」顔を近づけると「ダメ、見ないで。早く降ろして!」奈美は降
ろされると、真っ先にティッシュで淫裂を拭いた。
「パンティはいいでしょう、漏れるから」
「全部付けてもいいよ。もう、終わったし」奈美はポケットから下着を取りだし、着
けていく。
中村は脱いだ服を着ながら「良子さん、この事は秘密ですからね」釘を刺し「わかっ
ています…」良子は、まだ興奮が収まっていなかった。
そして、勤務が開けると、奈美は中村の元へと向かった。
「撮ったのを印刷するから、手伝ってくれ」会うなり、また手伝わされた。
「どうだ、良く撮れただろう?」久恵の姿が映っている。
「屋上でヌードを撮ったんだ!」奈美は、食い入るように写真を見つめている。
「泣きそうな顔になって、裸になったぞ。今度は奈美も取ろうな」
「部屋の中はいいけど、外でヌードはイヤです…」
「何だ、裸を見られるのがイヤか?」
「知らない人ならともかく、顔見知りに見られたら、生きていけませんし…」
「だったら、俺の言う通りにしていろ。そうすれば安全だ」
「約束ですよ。ヌードは構いませんが、知らない人の前だけですからね」念を押す奈
美だ。
「わかっているよ。これからも、オ○ンコさせて貰いたいしな」
(ホントかしら。でも、信じたいし…)写真を貼りながら考えていた。
それから数日後、中村が病院に現れた。
「顔色が、悪いようですが?」
「そうなんだ。少し痛くてね…」
「今なら、先生がいますから」奈美と一緒に診察室に入った。
中村は、診察を受けてから検査も受け、半月ほど入院を勧められた。
しかし、突然入院と言われても、何も準備はしていないから無理もある。
始めは入院を拒む中村だったが、医師に説得されて、渋々入院が決まった。
中村は入院が決まると、金に物を言わせて高い個室を選んだ。
中村の入院は当然、奈美にも知らされた。
さらに、病院内に知れ渡り「ねえ、彼氏が入院したんだって?」と同僚達が話し掛け
てくる始末だ。
それには「まあ、そう言うことになちゃいまして…」と答えている。
(彼氏じゃないの。ただ、脅されているだけなのよ)本当のことは言えず、彼氏にし
ていた。
それに、彼氏がいる事の方が、同僚に自慢になっている。
そう言う訳で、仕方なく中村の世話をしており、奈美は勤務時間が過ぎると中村と話
していた。
「あら、まだいたんだ。後は私がやるわよ、彼氏は奪わないから安心して!」冷やか
されてもいた。
そして、夜勤の日が来た。
「奈美、エッチしたいでしょう。やってきたら」
「そうよ。エッチのほうは、病気と関係ないから、やってもいいそうよ」同僚達はそ
そのかしている。
それを「仕事中よ。そんな事できないわよ!」突っぱねていた。
だが、消灯時間が過ぎると、中村がナースセンターを訪れて来る。
「奈美、彼氏よ。エッチがしたいんだって!」
「バカいわないで、仕事中よ」そう言いながら、センターから出ていき、2人は中村
の病室に入ると、抱き合った。
「いいだろう、暫くやっていないぞ」
「仕事中なの。お願いだから、我慢して欲しいの…」
「そうは言っても、こっちは元気なんだから、やりたいよ」奈美の白衣を脱がそう
としていく。
「待って、今脱ぐから」ボタンを外していくと(外に誰かいるわ…)人の気配がして
ドアを開けると「あら、気づかれちゃった!」良子がいた。
「どうして、ここに?」
「見たかったの。2人のエッチを!」
「そんな、エッチを見たいだなんて…」それしか、声が出ない。
「奈美、見せてやろうよ。その変わり、こっちも裸だから、良子さんも裸だよ。それ
なら見ていいよ」
「いいわよ。私もヌードになる!」
(私はイヤよ。セックスを見られるなんて…)そう思っても、中村が言うからには従
うしかなく、3人は服を脱いで全裸になった。
「良子さん、綺麗な体だね」張りのある乳房に、くびれた腰で、中村の手が良子の淫
裂に伸びた。
「待って。私のを触るなら、私にも触らせて!」勃起した肉竿が握られた。
「堅いわ。それに暖かい…」声が上擦っている。
「良子さん。もしかして、セックスはしたことないのでは?」
「そ、そんな事ないわよ、私だって、彼氏ぐらいいるわよ」明らかに強がりだ。
中村はそれを見抜いて、乳房を掴み、乳首を吸うと「あっ!」体を震わせ、声を上
げた。
それに「ダメ、それ以上ダメ。それよりセックスを…」掴んだ手に力が入り、肉竿が
絞められた。
「わかりました。これからセックスします」名残惜しそうに、乳房を揉んでから奈美
に抱き付いた。
「待って、普通でして!」
「普通じゃ、見えないよ。こうした方がいいよ」仰向けになった中村は、奈美を騎乗
位にさせ、背中を見せて腰を振らせた。
騎乗位だから(膣の中に入っていくのが見える…)自分の淫裂に、肉竿が入るのが見
える。
それを「凄い、これがセックスなんだ…」良子は食い入るように見ている。
「奈美、オッパイにもしてやるよ」上体を起こし、乳房を揉み出す。
(やめて、丸見えになっているのよ)項垂れたまま腰を振っていく。
それを見て、良子は手で、自分の乳房を揉みだした。
(良子もオ○ンコしたがっている。良子も使えそうだぞ…)乳房を揉みながら、良子
を見ていた。
奈美は相変わらず腰を振っていたが「もう、ダメです。疲れてダメです…」息を弾
ませ、動かない。
「仕方ないな、良子さん、やりませんか?」
「そんな、私とだなんて…」戸惑う良子だが、強引に良子をベッドに寝かせ、乳房
を揉みながら、乳首を吸い出した。
すると「あっ!」母性本能に火が点いたのか、呻き声を上げ背中を浮かせる。
さらに、両手で中村の頭を抱きしめた。
「いいわ、気持ちいい…」呟くように言いながら、背中を浮かせている。
(良子もセックスしたことが、なかったんだ。みんな、強がり言っていたんだ…)良
子の満足そうな顔を見ながら考え込んだ。
一方、乳房を吸っていた中村は、淫裂に肉竿を押し当てた。
「だめ、そこは…」
「破りませんよ、入口で止めます」ゆっくり、小刻みなピストンをしていく。
「これがセックスなんだ…」肉竿の先端が、膣穴の入り口に当たっている。
「そうですよ、これがセックスですよ」唇を吸いながら腰を振り続けた。
暫く良子は抱かれたが「これくらいにしましょう。続きは奈美さんとでして…」良
子は淫裂の濡れていくのを、見られたくなかった。
「そうですね、後は2人だけでしますよ」中村はベッドから降りて、奈美の腰を押さ
える。
(イヤ、これはイヤ。普通でして!)ベッドを掴んで、やっと立っている。
「これは、奥まで入りましてね」肉竿がヌルヌルになっている。
良子は「痛くないのかしら?」ブラジャーを着ながら見ている。
「大丈夫ですよ。子供だって、出てくるんですから」ピストンの動きを早めた。
(ダメ、声が出ちゃう…)「うっ、うっ!」布団に顔を押しつけ声を上げまいと堪
えている。
良子はそれを見ながら下着を着ているが「出た~!」動きが停まった。
「見せて、本物を見たいの!」
「わかりました、抜きますよ」肉竿が抜かれると、淫裂からドロドロした精液が流れ
出てきた。
(見ないで。それは見ないで!)太股を震わせ、顔を布団に押しつけたままだ。
「こんなに出すんだ…」体を屈めて、淫裂を覗き込む。
「そうです。これくらい出すんですよ」満足そうな顔で服を着始め、奈美も淫裂を拭
いてから下着を着ていく。
「奈美、あれは大丈夫なの?」良子は心配なのか、言う。
「飲んでいるわよ。子供はまだ早いから…」2人は白衣を着ながら話をし、服を着終
えると、一緒にセンターに戻って待機した。
しかし、秘密のはずが、良子から数人に漏れてしまった。
奈美が夜勤をしていると「奈美、エッチを見せて、私もヌードになるから」克子が言
い出す。
「そんな事、できないわよ。仕事中よ」
「あら、この前はやったそうじゃないのよ。私には見せられないと言うの?」克子は
脅しとも思われる態度で迫り「誰からそれを…」奈美の顔が震えている。
「そんなことは、どうでもいいの。やるわよね?」
「やるわ。でも、誰にも言わないと誓って!」
「わかっているわよ、誰にも言わないわ。それより早く見せて、オナニーもするんだ
から」動じる様子も見せず、奈美の腕を掴み、中村の病室に向かう。
「中村さん。私も脱ぐから、セックスを見せて下さいね」顔を会わせるなり、克子
は白衣を脱ぎだした。
「奈美、いいのか?」反対に、中村が戸惑っている。
「こういう事になっちゃって…」項垂れて、奈美も白衣を脱ぎだす。
「そうか、それなら仕方ないな」中村もパジャマを脱ぎ出すが、克子はもう下着姿に
なっている。
克子はスケスケの下着を着け、ガーターベルトを着けていた。
「これは脱がないでくれ。これを着けていてくれ!」中村は下半身丸出しのまま、克
子のガーターベルトを掴んだ。
「あら、これが気に入ってくれたんだ。嬉しいわ」克子も肉竿が気になるのか、肉竿
を掴んだ。
「熱いわ、カチカチになっている!」
「そうだよ、チンポは興奮するとこうなるんだよ」克子のブラジャーを外して乳房
を揉みだした。
「オッパイが好きなの?」
「イヤ、ここも好きだよ」パンティを引き下げ、淫裂を撫でだす。
「ダメ。そこはまだやっていないから、触るだけにして!」克子は肉竿に興味があ
るのか擦りだす。
「待って。そんな事されたら出ちゃうよ。それより、早く脱いでくれよ」
「そうよね、せっかく見に来たんだもんね」パンティも脱いで、ガーターベルト姿に
なると、中村や奈美も全裸になっている。
「そうだ、克子さんだったよね。これを、なめてみるかい?」勃起した肉竿を揺す
ると「やらせて。これやりたかったの、雑誌に書いてあるようにしたいし」中村の前
に膝を付けて、肉竿を口に入れ「ウグ、ウグ!」口を動かしていく。
「気持ちいい、上手だよ」克子の乳房を揉んでいくが(変態よ、あなたも変態だわ)
奈美は黙って見ている。
「これくらいでいいでしょう。セックスを見たいし…」
「わかった、始めるぞ…」奈美をベッドに寝かせて覆い被さった。
克子は椅子に座り、淫裂を撫でている。
(イヤ、オナニーなんて不潔よ。1人でしてよ!)見ないふりをして、淫裂に肉竿を
迎え入れた。
そして、中村が射精するとそれを覗き込んでいく。
「凄いわ。これが射精なんだ…」感心する克子だが、中村は乳房を吸っていく。
「気持ちいいわ。男にされると凄くいい。私も早くエッチしたい…」頭を抱きかかえ、
小さな声で漏らした。
「チンポをなめてみるかい。ザーメンが付いたチンポを?」
「やりたい、エロ小説みたく…」克子がまた肉竿をなめだすと(汚いわ、良くやる
わね)それをジッと見ている。
「苦いわ、精液って苦いわ!」口を手で拭いた。
「セックスを見た感想はどうかな?」
「面白かった。それに、オナニーも出来て良かった…」
「また、見せてあげるよ」淫裂を撫でながら、指を入れて行く。
「約束よ。今度は、四つん這いでやってね」克子も肉竿を撫で返す。
それを邪魔するかのように「中村さん。もう、戻らないといけないの」奈美が言い
出す。
「そうだよな、今日はここまでだ」服を着だし、それに倣い2人も服を着てセンター
に戻った。
だが、奈美はこれで終わりではなかった。
「見せてくれるでしょう?」と夜勤の度に同僚から脅されていた。
(イヤだけど、やるしかないし…)渋々、病室に連れて行き、服を脱ぎ合った。
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