「悪夢の後に」
                    赤星直也:作
第8話 診療所

 幸恵達が乗った車は、6時近くに別荘に戻ってきた。
「凄いわ。こんなのがあっただなんて!」幸恵の乳房、淫裂を触りだし(触らないで、
痛いのよ)チェーンが乳首を引いていく。

 「道代の分もあるぞ。それに理恵さんや紀子さん達のも」
「見せて。早速着替えないと」道代は渡された紙袋を開けて中を覗くと「あなた、あれ
も買ったんだ。本物が欲しいのに…」顔を赤らめ、着替えのために別な部屋に入ってい
く。
「あら、あなたったら!」理恵や紀子、顕子も袋の中にもバイブも入っていたから顔を
赤らめた。

 4人の妻達は同じ部屋で着替えていく。
「恥ずかしいけど、亭主がどう思うかしら?」
「きっと、今夜は眠れないわよ、激しすぎて…」
「でも、バイブではイヤよ、本物で行きたいのに…」
「我慢しないと。とにかく着替えてみましょうよ」全裸になると幸恵と同じようにスト
ッキングガーターを履き、チェーンで胸を覆い、最後にスケスケのドレスを着込んだ。

 道代達は着替えを終わると、夫が待つ部屋に戻り「あなた、恥ずかしいけど似合うか
しら?」4人はそれぞれポーズを取った。
乳房がスケスケで、その乳房を金色の鎖が巻き付き、乳首に食い込んでいる。
さらに、真っ黒な絨毛に覆われた股間からはピンクの淫裂が覗いていた。

 「いいよ。欲しいよ!」4人の夫は、幸恵の目を憚ることなく抱き押し倒していく。
「乳首が痛いから、オッパイは触らないで!」
「ダメだよ。我慢出来ない、やらせて!」乳房を揉みながら肉竿が押し込まれ「あ、あ、
あー!」4人の妻達は喘ぎ声の合唱を始めて(変態よ。あなた達は変態よ!)それを見
ている幸恵だ。

 「幸恵、あれを使えよ。お前は1人でやるんだよ」石川が幸恵に指示する。
(イヤよ。バイブでオナニーなんて…)イヤでも言われればやらないわけには行かず、
スケスケのドレスを捲って淫裂を露わにし(痛いわ。まだ準備ができていないのに…)
顔を歪めてバイブを淫裂の中に押し込んでいく。

 「凄いわね。あんな太いのが入るのね」妻達は夫の肉竿を迎えたまま見つめ(見ない
で、恥ずかしいから見ないで!)顔を歪めてバイブをゆっくり動かしてく。
その間に、夫達は肉竿の動きを早め「でる、でるー!」「一杯頂戴、あなたのお汁が欲
しい!」妻達は淫裂からポタポタと精液を垂らしていく。

 射精を終えると、今度はバイブでオナニーしている幸恵の周りを取り囲んだ。
「クシュ、クシュ!」淫裂もバイブに馴染んで音が出ている。
「気持ちよさそうね。オッパイにしてあげるわ」道代が右乳首を吸うと「私もしてあげ
る」理恵も左乳首を吸いだす。
(ダメ、声が出ちゃうからやめて!)虚ろな目になって「あ、あ、あー!」悶え声を上
げてしまった。

 「どれ、私もしてあげるわよ」顕子はバイブを奪ってピストンしていくと「ダメ、そ
んなに早くはだめです!」首を振ったが(ダメだわ、お汁が漏れていく…)淫裂から白
色の液体が流れだした。
「あら、気持ちいいのね、変態さんは!」
「ホントだわ。悶えているわよ」自分の事を差し置いて、勝手な事を言う妻達だ。

 それでも「いく、いくー!」幸恵がクライマックスを迎えた。
「あら、行きたいんだ。だったら、行かせてくださいと言わないと」
「行かせてください…幸恵を行かせて下さい…」

 「仕方ないわね、行かせてあげるわよ」妻達の動きが速まり「いく、いくー!」叫ぶ
なり幸恵の動きが停まる。
「行ったわよ、変態さんが!」
「そうね、行ったみたいね」やっと幸恵が解放された。

 それが済むと、幸恵は石川の車によって宿舎まで送られた。
「明日は診療所に行くからな。素っ裸で出迎えろよ」
「ヌードは許して下さい。綾子さんに見られたら困ります…」
「ごまかすんだ。何とか看護婦を先に帰してしまえ。そうすればお前1人だろう?」
「でも…」(やらないといけないのね。素っ裸になって出迎えないと…)諦めた。

 やがて、車が宿舎に着いた。
「着いたぞ!」幸恵は車を降り宿舎の中に入ると「先生、ご飯食べてきたの?」綾子が
声を掛けた。
「そうなの。食べてきたわ」
「だったら、お風呂に入りましょうよ。今日も一緒よ」

 (見られてしまうわ。ヘアの生えていない性器を…)躊躇して「今日はゆっくり入り
たいの。ごめんね」言い訳する。
「それなら、背中だけでも洗わせて」
「背中だけならいいわよ」
「よかった。早く行きましょう」綾子は幸恵を浴室に引き連れていく。

 浴室に入ると2人は服を脱ぎだす。
(恥ずかしいわ。ここだけは絶対に見られないようにしないと…)ブラジャーを脱ぎ、
パンティも脱いで全裸になったが、タオルで股間を隠している。

 「先生、入りましょう!」幸恵は綾子と一緒に入り「ほら、座って」「こうね」背中
を綾子に向けて座った。
「綺麗ね、先生の体は」綾子は石鹸で丁寧に洗っていく。
「今度は前よ」「恥ずかしいからいいわ。自分でするから」
「ダメ、私がするのよ」綾子は強引に前に回り洗っていく。

 (このままでは見られてしまう。何とかしないと…)慌てる幸恵は「今度は私が洗う
わ。いいでしょう?」幸恵が綾子の持ったタオルを奪い、背中を擦っていく。
「ほら、こんなのもいいでしょう?」わざと背中に乳房を押しつけ、手を伸ばし綾子の
乳房を揉んでいく。

 「先生、今も欲しいの。一杯して!」上擦った声で綾子が言い「いいわよ、してあげ
る。ここもね」乳房を揉んでいた手が今度は淫裂を触りだすと「あ、あ、あー!」気持
ちよさそうに喘ぎ声を上げていく。
(何とかごまませそうだわ)幸恵は綾子と唇を重ねた。

 「先生、先に入って。私はシャワーを浴びるから」
「わかったわ。直ぐに上がる」股間を押さえたまま浴槽に浸かっていくと、綾子は大胆
にも乳房と淫裂を晒したままシャワーを浴びせている。

 (早く上がった方がいいかも…。見られたら困るし)「上がるからね。綾子、待って
いるわよ」浴槽から上がっていタオルを腰に巻いた。
「私も直ぐ行きます」綾子が今度は浴槽に入っていく。

 (よかったわ。気づかれなくて)浴槽から上がった幸恵は、濡れた体をバスタオルで
拭き「とにかく、今夜は綾子さんを先に行かせないといけない…」タオルで拭きながら
考えている。

 体を拭き終えると、幸恵はタオルを体に巻き付けて自分の部屋に向かって歩き「絶対
に、ヘアだけは気づかれないようにしないと」バスタオルを解いて、ベッドの中に入る
と毛布で下半身を隠した。

 暫くして、綾子が幸恵の部屋に入ってきた。
「先生。今夜は一杯欲しい…」幸恵の見ている前で結び目を解き「綺麗よ、綾子」「先
生」綾子も幸恵のベッドに中に入ってきた。

 綾子は仰向けにされ、唇を吸われた後に乳房も吸われて「先生、一杯欲しい…」乳房
を揉みながら乳首を吸うと(感じているのね、綾子さん)綾子の背中が浮き上がってい
る。

 「先生、あそこにも…」目を閉じて途切れ途切れに言い「わかっているわ、指でする
からね」体を下げて絨毛をかき分け、ピンク色の突起を掴んで包皮を捲った。
すかさず「あん、あん、あん!」腰が動き出す。

 幸恵は舌でなめながら、指を淫裂の中に入れて動かし「いいわ、先生。いいわ!」幸
恵の指に合わせて腰が動いていく。
(お汁が流れている…。膣がグジュグジュになっている…)指がベトベトだが、なおも
指を動かすと「いく、いく、いくー!」綾子はぐったりした。
「行ったのね、綾子は」幸恵は再び唇を重ねた。

 翌朝、2人は一緒に診療所に向かい「先生、今日も頑張りましょうね」2人は診察と
治療を始めた。
そして、5時近くになると「綾子さん、先に帰って。私はこれから大学の先生と話があ
るの」
「わかりました、先に帰ります」綾子は不審にも思わず先に帰っていく。

 「これでいいわ。裸にならないといけないし…」診療所に誰もいないのを確認すると、
白衣を脱ぎだす。
更に、シャツやズボンも脱いで下着だけの姿になった。
「来たわ。車の音がするし」慌ててパンティ、ブラジャーを脱いで全裸になった。

 「プ、プー!」クラクションが聞こえ「間違いないわ。こんな姿で出迎えるなんて!」
幸恵は脱いだ服を片付け、玄関に向かい「お、お待ちしていました…」体を震わせなが
らドアを開けた。
「相変わらず、ヌードが好きなのね」道代達が冷やかして言い(違うのよ。脅されてヌ
ードになっているのよ!)唇を噛み堪えている。

 「それより、好きなあれをやれよ。用意して置いたぞ!」原田がバイブを差し出すと
「これはいいです。指でしますから」俯いて言うと「指では満足出来ないでしょう、太
いのがお似合いよ」道代も言い出す。
「わかりました。やります…」待合室の長椅子に仰向けになり、淫裂にバイブを押し当
てた。

 (振動が凄いわ、クリトリスが行きそう…)モーター音と共に、振動で淫裂の肉襞が
揺れていく。
「凄いわ。ここにもして欲しいんでしょう?」道代と理恵が乳房を揉みだし「あ、あ、
あー!」快感で喘ぎ声を上げている。

 (もう大丈夫だわ。痛くないし…)バイブを淫裂に押し込むと「あん、あん、あん!」
バイブの心地よい振動が幸恵を襲っている。
「あら、もう感じているんだ。私も行きたいわ」
「わかっている。お前にもしてやるよ」夫達は妻を四つん這いにしてスカートを捲り上
げた。

 妻達はパンティを履いておらず、淫裂が丸見えになっている。
「あなた、早く入れて!」
「わかっているよ」夫達は両手で腰を押さえて肉竿を押し込み「凄くいいわ。変態を見
ながらすると、私も変な感じになっていく…」幸恵のオナニーを見ながら悶え声を上げ
ている。

 その頃、綾子は「いけない、忘れ物だわ。点滴の準備を忘れていた!」急に思い出し、
宿舎から診療所に戻ってきた。
「車があるわ。大学の人ね」綾子がそっと診療所の中に入ると「あん、あん、あん!」
悶え声が耳に入る。
(待合室からだわ。何をやっているのかしら?)気になり、悪いと思いながらドアを押
して覗いた。

 (先生がオナニーしている!)声を上げる寸前だ。
幸恵は長椅子に仰向けになり、淫裂にバイブを出し入れし、それを取り囲んだ4組の夫
婦が、四つん這いでセックスしていた。

 (先生のヘアがない。性器の周りのヘアがない!)幸恵の股間に気づき、綾子はじっ
と眺めていた。
そんな事とは知らずに、幸恵はバイブを動かして「あ、あ、あー!」悶え声を上げ続け、
淫裂からは白く濁った淫汁が流れている。

 「あなた、行きたいわ。行かせて!」
「私も行きたい!」妻達は幸恵のオナニーに興奮して夫にねだり「わかったよ。出すか
らな!」腰の動きが速まった。
「ピシャ、ピシャ!」「あん、あん、あん!」悶え声と股間のぶつかる音が同時に響い
ている。

 程なくして「でる、でるー!」「俺も限界だ!」夫達はクライマックスを迎え、淫裂
の中に肉竿を押し込んだまま動きを停めた。
「暖かい。あなたのエキスが暖かい…」淫裂から精液がポタポタと落ちていく。

 「気持ちよかった。今度は幸恵を行かせるか」夫達はバイブでを奪い取り、ピストン
していく。
さらに、幸恵の乳房を代わる代わる揉みだし「あん、あん、あん!」腰が浮き上がり動
いている。

 「やってくれよ。俺のを!」萎縮した肉竿が口に押し込まれた。
「う、うぐ、うぐ!」幸恵は首を動かして、肉竿を唇で肉竿を擦り出す。
しかも、両手には別な肉竿を掴んで擦って行く。

 (先生が、オチンチンをなめている!)覗き見している綾子は目を輝かせて見ている。
(オチンチンを掴んだまま、なめるなんて…)綾子には信じられない事だった。

 その前で「あ、あー!」再び肉竿が爆発し「おぇー!」肉竿が抜かれると糸を引いた
ように白い液体が口から流れ出た。
(精液だわ。口から精液が流れている…)綾子は食い入るように見ている。
「今度は俺のだぞ!」別な肉竿が口の中に押し込まれ、幸恵の口に4人の精液が噴き出
された。