「悪夢の後に」
                    赤星直也:作
第1話 解剖

 この大きな建物は、大東医科大学付属部病院である。
その病院の中では、野村を先頭にして数人の医師が病室を回診していた。

 「酒井君、何でもインシュリン活用の論文を出すそうだね」
「はい。お断りなくやっとことは、申し訳ないと思っています…」
「それに、過酷な業務だと基準局にも訴えたそうじゃないか!」
「そうです。これは事実ですから…」

 「院長が困っていたよ。人手不足なのにと…」
「申し訳ありません」
「やってしまった事は仕方がないが、頼んだのは順調だろうね?」

 「今度の学会の原稿は、まだ半分しか清書出来ていません…」まだ若い女医が申し訳
なさそうに答えた。
「困るよ。今度の学会は私が注目の的なんだから。どちらが大事か考えてくれ」先頭を
歩いている野村は困った顔をした。

 「今夜から、寝ずに頑張ります」
「そうしてくれ。僕の立場がなくなるし」話をしながら歩き、病室の患者を診察してい
った。

 診察を終えると、女性は早速、大学にある研究室で書類の清書を始めた。
彼女は医師の資格を取ったばかりの酒井幸恵で「お、やっているね」そこに助教授の石
川が声を掛けた。

 「遅れたら、教授に申し訳が立ちませんし…」
「頼んだよ、幸恵君。先生の活躍は僕たちの将来でもあるんだからね」
「わかっています。とにかく、今夜は頑張ります」幸恵はパソコンに向かって打ち込ん
でいく。

 幸恵は必死にパソコンに打ち込み、プリントしたが「ふー。後1枚で終わりだわ」ふ
と、時計を見ると11時を過ぎている。
その時「頑張っているんだね、幸恵君は!」教授の野村が入って来た。

 「はい。先生に迷惑は掛けられませんから」
「ありがとう。それならコーヒーでも、持ってくるよ」
「先生、私がします!」
「いいよ。君は急いでまとめてくれ」野村は研究室の中でコーヒーを入れていく。

 「すみません。先生にこんな事をして頂くなんて…」
「幸恵君は特別だよ。僕らのアイドルなんだから」
「いやだ、アイドルだなんて。もう歳ですよ」顔を赤らませる幸恵だが(こんな可愛い
顔して、内部告発をするなんてな。院長も困るわけだ)恥ずかしそうな顔の幸恵を見つ
める野村だ。

 数日後、野村は幸恵が清書した原稿を学会に提出し、講演も行った。
それは、新しい治療方法だったからマスコミが殺到し、野村は対応に追われている。
勿論、幸恵達も対応に追われていた。
そんな苦労が報われ、野村は学会のボス的存在まで登り詰める事ができた。

 そんなある日、幸恵は夜勤を命じられ、独りで宿直室に待機していると「おや、宿直
かね。これから珍しい解剖があるが見学するかい?」助教授の石川が顔を出した。
「珍しい解剖ですか。見てみたいですね。どんな解剖ですか?」
「来ればわかるよ」幸恵は石川の後を付いていくが「石川さん。そこは病室ですが?」
石川は空き部屋が並ぶ病棟に入った。

 「手伝ってくれ。独りでは無理だから!」
「わかりました」意味がわからない幸恵は、石川と一緒に病室の中に入っていくと「せ、
先生。どうしてここに?」病室には野村と同僚達の4人がいる。

 「珍しい解剖をするそうだから、来たんだ」
「先生もですか。でも、どんな解剖かしら?」
「気になるか。早速、解剖を始めるぞ!」石川が合図すると「解剖するって、何をです
か。ま、まさか…」怯える幸恵だ。

 「いい感してるね。幸恵は!」後ずさるする幸恵は、同期の原田と辻本に逃げ道を塞
がれた。
「やめて。声を出すわよ、触ったら声を出すからね!」
「おとなしく解剖されろ。ここの病院に残りたいんだろう?」ベッドに押し倒された。

 (このままでは、犯されてしまう…。何とかしないと…)幸恵は叫ぼうとしたが「う、
うっー!」その瞬間に、口の中にガーゼが押し込まれ「ふぐ、ふぐ、う!」クビを振っ
ていく。

 「解剖を始める!」野村は仰向けにされた幸恵の白衣のボタンを外しだす。
(やめて。こんなのやめて!)両手、両足も抑えられ、どうする事もできない。
さらに、ガーゼや脱脂綿が大量に口の中の押し込まれて、テープで押さえられたから声
すら出せず「う、うー!」首を振って訴えるが、取り囲んだ同僚達は笑い顔で幸恵を見
つめている。

 (いや。いやです!)幸恵の白衣が脱がされ、スラックスとTシャツ姿にされ、そん
な様子をビデオに撮られていく。
(ダメ、撮らないで。レイプされるのを撮らないで!)そんな思いはお構いなしに「さ
て、どっちからにしようかな?」野村は目を輝かせながら、スラックスのホックを外し
た。

 (いや、いやです。正気になって!)腰を振り抵抗するがスラックスが下げられると、
真っ白なビキニのパンティが男達の目に焼き付いている。
「白か。上はどうだ?」Tシャツの裾が捲り上げられて脱がされていく。

 「同じ白かよ」真っ白なブラジャーが露わになり「石川君は、どっちを先にやるのが
好きかな、オッパイとオ○ンコでは?」
「先生、私は幸恵の大きそうなオッパイが好きですが…」
「そうか、オッパイからか。僕もオッパイが好きなんだ」まっ白なブラジャーのホック
が外され(いやー。オッパイを見られている!)幸恵は恥ずかしさで目を閉じた。

 「ほう、女医の成り立てにしてはいいオッパイだな。どれ、味見だ」空いた片手で同
僚達は幸恵の豊満な白い乳房を掴み、揉んでいくと「う、うっー!」悔しさで泣きなが
ら叫ぶが、声にはならない。
(触らないで。オッパイを触らないで!)嫌がるが、幸恵の乳房が代わる代わる揉まれ
ていた。

 「次は、いよいよオ○ンコだ!」パンティのゴムが、野村の両手で掴まれ引き下げら
れていく。
(いや、いやー!)足をバタバタして抵抗するが無駄で、ゆっくりとゴムの部分が下げ
られた。

 「ほう、結構ヘアは多めだね!」幸恵の股間を覆う絨毛が露になり(このままでは性
器を見られてしまう…)パンティが太股まで下げられた。
「ほう。これが幸恵のオ○ンコか!」真っ黒な絨毛に覆われた淫裂が露わになり(性器
を見られてしまった…)幸恵は目を閉じ顔を背けた。

 野村は。なおもパンティを引き下げていくと股間を覆っていた裏地が表に出てきた。
「いいね、若い幸恵のオ○ンコは!」野村は足首から抜き、幸恵の体を覆う物は何もな
く、全裸にされた幸恵の体は小刻みに震えている。

 「最初は僕だ。いいよね?」
「どうぞ。教授が最初の決まりですから」石川達の承認を貰った野村は、ズボンを脱ぎ
だし、パンツも脱いで下半身を露わにしていく。

 「教授、お元気ですね」
「こんな若い子となら、この通りだよ」野村の肉竿は大きくそそり立っている。
「僕は、バックからが好きなんだよ」野村の言葉に、仰向けだった幸恵は同僚達に四つ
ん這いにされ、豊満な乳房が垂れ下がり揺れている。

 「ほら、このオ○ンコがいいんだよ!」四つん這いの幸恵は足を開かされ、淫裂を丸
出しにしている。
(性器の中まで見られてしまった…)太股がブルブル震えている。

 「いくぞ。最初の一発だ!」その淫裂に、野村の肉竿が突き進んで(ヒー。裂ける、
膣が裂ける…)体をくねらせ顔を歪めている。
「いいんだよな、初めての女が…」野村は幸恵の腰を両手で押さえ、腰を突き出した。

 肉竿は奥へと進んで、幸恵が長年守り続けている封印へたどり着き「やっぱりバージ
ンだ。幸恵、こんなのは女医には不要なんだよ」腰を一気に密着させた。
幸恵は「う、うー!」目を大きく見開き痛みに耐えて(バージンが破られた!)呆然と
している。

 それと同時に、淫裂から鮮血が流れだし「儀式が終わったから、本気で行くからな」
野村は血で汚れた肉竿を前後に動かし始めた。
(犯されてしまった…)裂ける痛みに耐える幸恵だが「ピシャ、ピシャ!」股間同士の
ぶつかる音が病室に響いている。

 やがて「でる、でる!」野村が絶頂を迎え、叫ぶなり身震いし(あ、熱い。子宮の中
が熱い…)暖かい液体が幸恵の胎内を漂っていく。
それと同時に、白い液体が血液に赤く染まって流れ出てきた。

 (射精されたんだ…)俯せに崩れる幸恵だが「すっきりしたよ。石川君、交代だ。こ
れで幸恵も立派な女医になれるよ」野村が退き、変わって、今度は助教授の石川によっ
て辱められていく。

 「僕は、馬乗りでやるのが好きなんだ!」石川は仰向けになり、幸恵を馬乗りにさせ
た。
(いや。いやです!)嫌がるが、腰を辻本や原田に押さえられ、上下に振らされていく。
「いいね。気持ちいいよ」乳房を揉みながら陶酔している石川だ。

 「ピシャ、ピシャ!」やはり、音が鳴り響いて「だすよ、だすぞ!」石川も幸恵の胎
内に射精した。
その後幸恵は、辻本や原田に駅弁、正常位などで犯されてしまった。

 「う、う、うっ!」自由が戻った幸恵は泣き続けている。
「これで、立派な女医だ!」ぐったりしている幸恵を見下して言うと「訴えてやるわ。
私をレイプしておきながら、そんな事を言うなんて許せない…」泣きながら言う幸恵だ。

 「訴えるね。なんて言うんだ。私、オ○ンコされましたか?」さらに屈辱的な言葉が
掛けられ「それに、これも表沙汰になるぞ。オ○ンコされている姿も」ビデオを見せた。
(そうよ、その通りだわ。訴えたらマスコミが押し掛けるし、女医もやっていけない…)
泣きながら犯された股間を撫でていく。

 「やっとわかったようだな。どれ、オ○ンコを洗浄してやる。俺が直々にな!」幸恵
を犯した同僚達は、幸恵の淫裂にパレットを押しつけて洗浄していくと、ドロドロした
精液が洗浄液と一緒に淫裂から流れ出て来る。
「これで、妊娠の心配はない。それからこれを飲め。2日間だ」カプセルを渡しと(ホ
ルモン剤だ。これで避妊は確実だ…)黙って受け取る幸恵だ。

 「ここで女医をやりたかったら、これからもオ○ンコをさせて貰うからね」
「イヤ。もう、セックスは許して下さい!」乳房を揺らせながら言う幸恵だが「イヤで
もオ○ンコさせて貰う。女医で居たいなら、やらせろ!」

 「イヤです。もう、レイプはイヤです!」泣き出す幸恵に「イヤでもやって貰う。も
っと担保も撮るぞ!」今度はカメラを幸恵に向けた。
「イヤ。撮らないで、ヌードはイヤです!」

 「いいのかね。大きな声だと、誰か来るかも知れないぞ!」
(そうだわ。レイプされたのが知られてしまう!)幸恵が口を閉じると、それをいい事
に幸恵のヘアを晒した姿や、淫裂の中までも撮っていく。

 (撮らないで。性器の中はいやです!)手足を押さえられては、どうしようもなく、
幸恵の体の隅々までカメラに納められてしまった。
勿論、口の中に肉竿を含む恥ずかしい姿も撮られた。

 野村達は、幸恵のヌード写真を撮ると安心したのか病室から出て行き、幸恵だけが残
された。
「どうして、こんな事になったのよ」泣きながら脱がされた下着を着込んでいく。
その後、Tシャツやスラックスも履き。白衣も着込んで宿直室で待機した。

 翌朝、宿直が明けると幸恵は電車に乗って自宅に向かうが、人目が気になっている。
(犯されたのを知ってるのかしら?)乗客の目が気になり、顔も上げられず、どうにか
自宅まで戻って、浴室で犯された体を丁寧に洗っていく。

 「訴えたら、困るのは私だし…」シャワーで淫裂を丁寧に洗い、犯された名残を消そ
うと幾度も洗うが無駄だ。
それでも、幾度も淫裂を洗うとベッドに寝て体を休めた。

 それから数日が経った。
「幸恵。ほら、綺麗に撮れたぞ!」同僚の辻本がこの前撮った写真を見せると「いや。
こんなの見たくもない!」辻本から写真を奪い取り、破り捨てた。

 「恥ずかしいか。オ○ンコ丸出しの裸が?」
「当然です。こんな写真イヤです」泣きながら言う幸恵だ。
「だったら、幸恵、やらせてくれよ」
「イヤです。それに、勤務中です!」

 「そんなの構わないよ。これからやろうよ!」
「いや、いやです。看護婦さんに見られます!」嫌がる幸恵だが、空いた病室に連れ込
まれ、服を脱がされていく。

 「やめて。セックスなんて、したくありません!」幸恵は全裸にされ、乳房を揉まれ
ていくと「あ、あ、あー!」淫裂に肉竿が入り込んだ。
(犯されてしまった…)写真を撮られた負い目があり、逆らえず辻本のなすがままで、
幸恵は四つん這いにもされ(きついわ。オチンチンがきつい…)顔を歪めて垂れ下がっ
た乳房を揉まれている。