「被虐の目覚め」
                      赤星直也:作

第3話 訪問者

 屋敷の戻るとメイドの悦子が「大丈夫でしたか?」心配なのか声を掛けてきたが
「何にもなかったわ、投資の話だったの」原田にレイプ同然にセックスさせられたこ
とは言えるはずがない。

 「そうですか。それなら安心です。それから、こんな男が来まして…」メモを渡す
と「田中裕次か…」暫く考え(そうだわ。昨日の子だ!)思い出し「何か言ってた?」
「留守だと言ったら、夕方にまた来ると言ってました」悦子は不審に思っている。

 「夕方か…。まだ時間があるわね。お酒の準備は出来るかしら?」
「それでしたら、急いで準備します」悦子はキッチンに向かい準備を始め美子も着替
えていく。

 次々と脱いで下着姿になったが「遙香が馬鹿にしていたし…」ベージュの下着姿に
嫌気がさしたか「これならどうかしら?」透けた黒いブラジャーを選んで着替えた。
「いいわね。乳首が透けるし」姿見に映る姿に満足したのか、同じように透けたパン
ティに着替えた。

 「こんなのは、着たくないけど…」前夫の原田から贈られ、一度も着なかったが今
夜は自分から選んできていく。
「そうだ、これも着けた方がいいかも」黒いストッキングとガーターベルトも着けて
いく。

 「何だか、誘惑しているみたいだわ」姿見を見て満足していると「美子さん、凄く
エロっぽいです!」悦子も美子の変身ぶりに驚いている。
「悦子さん、そんなに驚かないで。遙香に言われて試しに着てみただけなの」
「そうですか…。それにしても、女の私さえ美子さんを抱きたくなってしまいます…」

 異様な目つきの悦子に「そんな事言わないで。試しに着ただけで、何もないわよ」
美子は悦子を抱きしめて安心させようとする。
それには「そうですよね、試しですよね。それより、準備は出来ましたがお一人でい
いんですか?」安心したのか冷静になっている。

 「大丈夫よ。多分、仕事の話よ。ここで仕事がしたいと言ってたし…」犯されたと
は、さすがに言えない。
「それなら、庭師に雇ったらどうかしら。庭が荒れてますしね。それに、屋敷の手入
れとかも」

 「わかったわ。でも、本人次第ですからね」話を遮りワンピースを着込んだ。
「そうですよね。わがまま言ってもしかないですしね」悦子は笑顔になって、準備が
終えたの告げると「それでは、これで失礼します」仕事を終えたから、屋敷ら出て行
く。

 1人残された美子はテレビを見ながら暇つぶししていると、チャイムが鳴って「あ
の人だわ!」不安に思いながらも玄関に向かうと、田中が立っている。
田中は前日と違い、身だしなみを整えて、いかにも会社員と感じがする。

 「今日はどうしたの、そんなに着飾って!」
「変な格好だと美子さんが気まずいと思って…」
「気を遣っているんだ。とにかく上がって!」美子に誘われ、応接室に案内されると、
酒が準備されているから「美子さん、どういうつもりなの?」田中は驚いている。

 「今夜は、お願いだから一晩付き合って欲しいの」甘えるように美子が言うと「い
いよ、どうせここに住むし」承知した。
「うれしいわ。だったら速く飲もうよ」美子はグラスに酒を注ぎ田中に渡すと、自分
の分も注いで飲み、田中も飲んで賑やかになっていく。

 2人は暫く話をしながら飲んでいたが「美子さん、綺麗に撮れていたよ」スマホを
見せた。
「いや、お願いだから、こんなの消して!」自分のオナニー画像は見たくもない。
「でも綺麗だよ。いい顔してオ○ンコ弄くっているし…」なおも見せると「消して。
お願いだから!」泣き顔で頼み「消してもいいけど、言うことを聞いて欲しいな」条
件を付けた。

 「私に出来ることならやるけど…」
「美子さんだけにしか出来ないことさ。いいよね?」そう言うと田中は美子の服に手
を掛けた。
「セックスがしたいの?」上擦った声で言うと「それもあるけど、素っ裸をじっくり
見たいんだ。特に、オッパイとオ○ンコを…」目が光っている。

 「わかった。見せてあげるから乱暴にしないで!」田中の手を退けると自分から服
を脱ぎ出し、シャツを脱ぐと透けたブラジャーが露わになった。
「凄い、凄くいい!」田中は透けた乳房に興奮し、カップを引き下げると乳房を吸い
出し(思った通りだわ。男ってこんな下着に興奮するんだ…)美子は田中のされるが
ままにしている。

 暫く乳房を吸われると「下も見たいんでしょう?」スカートを脱いで、ガーターベ
ルトと透けたパンティが現れた。「いいよ、凄くいい!」田中は興奮しながらパンテ
ィを引き下げ、淫裂を撫で出すが「乱暴にしないで。やるなら全部脱いでからしてよ」
指が淫裂に入り込み痛みを感じた。

 「我慢できない。速くやらせて!」田中は股間を押さえながら言い「仕方ないわね。
あなたも脱ぐのよ」美子に言われ脱いでいく。
田中は次々と脱ぎ、最後にパンツを脱ぐと(凄いわ。あれでされたら痛いかも…)そ
そり立った肉竿に恐れさえ感じているが「やろうよ!」催促された。

 「わかった。セックスには順番があるの。まずはここを濡らさないと…」田中の前
で膝を付き、竿を掴むと口を押しつけ「フグ、フグ!」唇で擦りだす。
「気持ちいい。このまま出したい…」上擦って言うと(まだダメ。始まったばかりよ)
首を横に振って堪えさせた。

 美子は暫く肉竿をフェラすると「次はあなたが私にするの」イスに座り足を開くが、
黒いストッキングとガーターベルトが股間を引き立たせ「オ○ンコが丸見えだ!」驚
く田中だ。

 それでも「見えるでしょう、オ○ンコをなめるの!」美子の言われるまま、淫裂の
前で膝を着き、両手で広げると膣の内部が丸見えになっている。。
「クリトリスが見えるでしょう。そこをなめてから指で穴を撫でるの…」田中は言わ
れるままに、クリトリスを舌でなめだすが「あ~!」甘い声を上げだした。

 美子は快感を感じ「指でオ○ンコを弄って…」催促すると指が膣穴に入り込み、膣
皮を撫でていく。
「いいわ。そうやるのよ」満足しながら田中の肉竿を掴むと(カチカチだわ。膣の準
備もいいみたいだし…)立ち上がり「入れてもいいわよ」マットに横になった。

 「それなら、入れるからね」田中は美子の足を開いて肉竿を淫裂に押し込み、ゆっ
くりと抜き差しを始めた。
「それでいいのよ、もっと激しくしてもいいのよ」言われるまま、腰の動きを早めて
行くと「あ、あ、あ~!」声を上げ、淫汁も流れてくる。

 それでも、肉竿を動かし続け「いく、いく~!」美子が絶頂の叫びを上げると「ま
だダメ。もっとやろうよ」肉竿を抜いて美子を馬乗りにさせた。
「私がやればいいのね」肉竿を掴み淫裂深く迎え入れると腰を上下に動かし出す。

 「気持ちいいや。オ○ンコの中に出すからね」田中が揺れる乳房を揉みながら言う
と「いいわよ、一杯出してね」満足そうに美子は腰を振り続け「出る、出る!」叫ぶ
と膣の奥に温かい異物を感じた。

 美子は膣奥に射精されると、肉竿を膣に入れたまま田中の胸に倒れ、2人は「ハア、
ハア!」息を弾ませ黙り込んでいる。 
長い沈黙が続き「洗わないと…」美子は起き上がり、淫裂を手で押さえて浴室へと向
かうが、田中も起き上がって後を追う。

 浴室に入った美子は黒いストッキングとガーターベルトを脱いでシャワーで淫裂を
洗い出し、田中が覗くと「見ないで!」背中を向けた。
「見たいんだ。見せてよ!」なおも覗くと、諦めたのか田中の前で淫裂を指で広げシ
ャワーを浴びせていく。

 美子が丁寧に淫裂を洗い終えると「洗ってあげる!」萎縮している肉竿を石鹸で洗
い出し「元気いいわね。まだやれそうよ」カチカチになっていく。
「そうなんだ。今夜は泊まるよ」揺れる乳房を揉みながら言い「その代わり誰にも言
わないのよ」なおも肉竿を洗い、2人は応接室に戻った。