「淫らなセレブ」
               
 赤星直也:作
第20話 女狩り

 屋敷に戻った宗一は、映画での事が頭から離れなかった。
「今度は無人島だよな。だったら、素っ裸にしても平気なはずだ。それに、乱暴に犯
しても…」まだ余韻に浸っている。

 「それに、杭を打って縛るのもいいよな…。後は拘束具か…」色々考えながら計画
を練って「頼みはネットだな」パソコンを開いて調べている。
「これがいいな。痛くなさそうだし。翌日配達もいいな。買うか…」宗一はクリック
して注文した。
「これで良しと。後は、行ってからかだな」パソコンを閉じるとアルバムの整理を始
めた。

 翌日の夕方になって、星野から電話があり、8月10日から16日迄借りられるよ
うにしたと連絡があった。
「そうか、それなら準備をしないと…」宗一は早速計、画書を作って会員に発送した。

 それから数日後、返事があって4組の夫婦から、参加する旨の連絡があった。
「参加者は8人か、注意だけ言っておかないと…」電話を掛けていく。
「有馬です、この前はお世話になりまして…。そのことですが、避妊薬を飲むように
してください…万が一もありますから…勿論こちらでも用意はしますが…」相手は会
員の奥さんで、1人1人に連絡していく。

 電話連絡が済むと、必要なもの洗い出して準備をし、管理会社宛に荷物を送り、手
軽に行けるようにもした。
また、 秋子は子造り中なので、屋敷に残り、変わって翔子が代役をする事になった。

 そして、当日を迎えると、羽田から関西空港へ飛び、そこから管理会社が用意した
船に乗って、島に渡る。
島は電気がないが、ソーラーがあるから、十分賄える。
ただ、水道がないから、海水を浄化して使っており、陸地とは最短で10分で行けて、
食料も手に入るとの事だ。
さらに、万が一に備えて、ボートがあり、無線も用意されている。

 「これだけあれば、大丈夫さ」一行は船から荷物を降ろし、平屋の建物に向かった。
建物の中は豪華ではないが、住むには十分だ。
「いいわね、これならいいわよ」
「さすが星野さんだな、目が違うよ」皆が星野を褒めると「イヤ~、エロ事をしたい
だけでして…」ニコニコしている。

「部屋は、同じ広さですから、勝手に決めて下さい」宗一の言葉で部屋に移動し、荷
物を置くと、皆で家事を始める。
その家事が一段落すると、皆が服を脱いで、全裸でのパーティが始まった。
男性は女性の乳房を触りまくるが「明日はハードですから、程々にして下さいよ。体
力温存した方がいいですから」宗一が意味ありげな事を言う。

 「期待していいのかな?」
「はい、期待して下さい。面白い事になりますよ」笑顔で応えた。
「わかった、今夜はオ○ンコなしだ」
「俺もそうする。その代わり飲むぞ!」男達は酒を飲むが(まさか、映画見たくやる
気では?)翔子は映画を思い出し、逃げまどう女性を裸にして、輪姦するシーンが浮
かんでいる。

 翌朝、宗一が女性に用意した服を配ると「これを着るんですか、ヌードはいいの?」
不思議な顔になっている。
「今日だけ特別です。明日からはヌードですよ」そう言いながら配り、女性達は言わ
れるまま、下着も着て服も着ていく。

 それには男性から「不公平じゃないか!」不満が揚がったが「いずれ、分かります
から…」なだめながら、食事を摂らせ、食事が済むと皆で、後片付けを済ませて建物
から出た。

 「これからやるのは、ゲームです」断りを入れてから、女性の両手を後ろにして、
手錠を掛けていく。
手錠を掛け終える、とゲームの内容を話し出すが「イヤよ、5人とセックスなんてイ
ヤ!」拒む女性達だ。

 しかし「これはいいや、最高だよ。俺もやるから我慢しろ!」男達は妻に話しかけ
ている。
「避妊薬を飲んでいるから、中に出してもいいよな?」
「はい構いません。全員に出してもいいですよ。但し、体力があればですが…」
「限界までやるさ。こんな、チャンスは滅多にないし。楽しまないと!」男性は張り
切っているが、怯えた顔の女性だ。
 
 「いまからゲームを始めます。10分後に男性が捕まえに行きますから、捕まった
ら服を切り裂かれて、集団レイプです。捕まらないように逃げて下さい。制限時間は
2時間です!」その言葉に、女性達は手錠を掛けたまま走り出した。

 それを見ている男性達には「絶対に傷つけないで下さい。それから、捕まえた女性
の首にはこれを付けます」首輪と鎖を見せ「ゲームですから、恨みなしにして下さい」
と言う。
「分かってるよ。でも、なんだか興奮してきた!」
「俺もだよ、背中がゾクゾクする」興奮して肉竿が勃起している。

 真一は時計を気にしながら「後5分ですが、リーダーを決めた方が、いいと思いま
すが?」提案する。
「そうだよな。闇雲にやっても、仕方ないよな…」
「ここは、星野さんにリーダーをお願いしましょうよ」
「私もそう思います」皆が賛成して「分かりました、引き受けます」承知する。

 「後3分です。これは私が持ちます」宗一が鎖を持った。
「カメラは俺が持とう」榊原がビデオを持ち「これは俺だな」渋井が服を切り裂くナ
イフを持った。
「後2分です」真一が時を告げると皆の顔が真剣になって「後5秒…4…3…2…1
…0」一斉に走り出した。

 「こっちだ、こっちから行こう!」星野の声で肉竿を揺らせながら走っていく。
なんせ、小さな島だから逃げたって、逃げる場所など無く直ぐに見つけられた。
「いたぞ!」皆が走って抑えた。
「いや、いや~!」叫んでも寝かされ、服が切り裂かれていく「助けて、あなた助け
て~!」叫んでも切り裂かれて下着姿にされた。

 「これもだ!」ブラジャーとパンティが切り裂かれ、全裸にされたが「俺がビデオ
を撮るよ。家内とはいつでもできるし」渋井がカメラで撮り出す。
全裸にされると「行くぞ!」淫裂にゼリーを塗った肉竿が押し込まれ「あ~!」喘ぐ
ような声を上げていく。

 「痛くないだろう。もっとやらせろ!」もう、ピストンが始まった。
「あ、あ、あ~!」心地よいのか、喘ぎ声を上げながら、背中を浮かし、男達に乳房
を代わる代わる、握られていく。
「あなた、許して…。レイプされてます…」そう言いながらも淫汁を流し、腰も動い
ていく。

 やがて、肉竿も登り切って噴射し、白い液体が流れ出た。
「交代しよう!」射精を終えると、入れ替わって別な男が「俯せがいいんだよな」体
を捻り、俯せにして腰を持ち上げた。
「いくぞ!」荒々しく肉竿のピストンを始めると「あ~!」また喘ぎ声を上げていく。
そして宗一も射精して5人で輪姦した。

 犯された女性はグッタリしているが、首輪が掛けられ鎖で繋がれる。
「鎖は外して、逃げないから…」
「ダメです、ゲームですから。ほら、行きましょう」次の獲物を狙って歩いていくと
「いたぞ!」襲い掛かって、服を切り裂き全裸にしていく。
勿論、夫がビデオで撮り4人から射精された。

 こうして、次々と女性達は輪姦され、首輪を付けられて戻ってきたが、皆が満足顔
をしていた。
「はい、ゲームはここまでです、女性は体を洗って下さい。避妊薬もありますから言
ってください」

 「避妊薬は要らないけど、傷薬ないかしら。激しくやられたから、膝がね」
「ありますよ、これ使ってください。体を洗ってから塗って下さい」丁寧に説明して
渡すと「ありがとう」浴室に入った。

 浴室では「今までで、一番感じた。次々とチンポを入れられて、気持ちよかった…」
「私もよ、いろんなチンポの入れ方があって、楽しめたわ…」
「私、行きそうだった。何とか我慢したけど…」などと感想を話している。

 一方、男達は宗一の指示で杭を打っていた。
「ここと、ここに!」地面に印を付けて打っていく。
「有馬君、これは何かね?」
「明日分かります。その方が楽しいでしょうし…」
「そうだよ。種明かしされた手品は面白くないしな」笑いながら10本の杭を打ち、
昼食となった。

 建家に入ると、女性達が皆で食事を作り、それを食べると「午後は撮影します。各
自カメラを持ってください」用意したカメラを配り注意点を話していく。
「それでは行きましょう」皆が建物から出て女性をモデルに撮りだした。

 この日はこれで終わったが、翌日は女性が大の字にされ縛られている。
「イヤ、イヤ!」5人掛かりで辱め、女性も声を上げていたが、戻って風呂に入ると
「不公平よ、男ばっかり楽しんでね。こっちも楽しみたいのに…」誰ともなく言い出
す。

 「だったら、今度は男を縛って、レイプしたらどうかしら?」
「それ、面白いわね。捕まえたら、あそこを剃っちゃいましょうよ!」
「でも、カミソリはないわよ」
「あるわよ。脇を剃るのがあるでしょう?」
「そうね、やりましょうよ」風呂から上がった女性達は宗一と掛け合った。

 「私達にも楽しませてよ」不満をぶつけてゲームの内容を話した。
「それって、面白いな。明日やろう」宗一も乗り気になって、翌日のゲームに決まっ
た。