「淫らなセレブ」
               
 赤星直也:作
第10話 秋子の契り

 別荘から屋敷に戻った二人は、撮ったデータの整理を始めた。
「これ、いいわね。本当に犯されているみたいで…」
「感心してないで、こっちも見てよ」

 「わかっているわよ」あまりにも、多いデータにウンザリしていたが、試写会まで
は時間の余裕などない。
それでも、二人はまとめ上げ、保管する物と、配る物とを、切り分けていく。

 そんな中、秋子が屋敷を訪ねて来ると言い出し、内藤と翔子は話し合っている。
「秘密をどうしたらいいか、わからないな…」
「そうよね。秋子も仲間に入ってもらえれば、簡単だけど…」
「そこなんだよ。何とかならないかな。堅物そうだし」

 「それなら、早く、セックスしちゃいなさいよ。そうすれば、宗一さんの言うがま
まよ」
「そんな簡単に行かないよ。オッパイだって、触らせないんだから…」
「そうなんだ。それだったら、無理矢理、したらどうかしら?」

 「そんな事したら、秋子に嫌われるよ」
「それはどうかしら。やり方次第で、はうまく行くかもよ」
「何か、良い考えがありそうですね?」
「まあね。とにかく無理矢理に、やっちゃうのよ、わかった?」
「自信ないけど、やってみるよ…」内藤は自信なく返事をした。

 そして、日曜日に秋子が帰ってきた。
「お母さん、今帰りました!」
「暫く合わない間に、綺麗になったわね」二人が話していると、内藤が現れ「お嬢様、
お久しぶりです」挨拶する。

 「お嬢さんは辞めて。もうすぐ、あなたの妻なのよ」
「そうよ、秋子でいいのよ」翔子が言うと「それじゃ、秋子、元気だったか?」
「勿論よ、内藤さんも元気そうで良かった」笑顔で話すと「内藤さんじゃないわ、宗
一さんよ。婚約者なんだからね」翔子は言いながら、自分でコーヒーを入れていく。

 「母さん、1人で大変なんだね」ジッと見つめる秋子に「そうなんだ、家計も火の
車だしね」内藤は秋子に抱きついた。
「宗一さん。私が妻になったら、本当に有馬家を守るの?」
「当然さ。親父との約束だし…」

 「そう言うんだったら、私を抱いていいわよ」恥ずかしそうに、下を向いて言う。
「お、お嬢さん。本気ですか?」
「お嬢さんじゃないわよ、秋子よ。もし、宗一さんが欲しいなら、セックスしていい
わ…」願ってもない言葉に「欲しいです、秋子が欲しい!」強く抱きしめると「今夜、
あげる…」秋子も抱き返した。

 そこに「コーヒー入れたわよ」翔子が現れた。
「母さん、私決めたの。今夜、宗一さんとセックスするって!」
思わぬ展開に「そうなんだ。でも、心配だわ。私も、付き合っていいかしら?」
「そんなに、私が心配なの?」

 「秋子は、何も知らないでしょう。だから、手ほどきしないと」
「そうね、仕方ないわね…」こうして、翔子も立ち会う事になった。
それを側で聞いていた内藤は(面白いや。親子とオ○ンコだなんて…)内心、ホクホ
クになっている。

 その夜、翔子は全裸になると、黒いストッキングを履き、ガーターベルトを付けた。
「母さん。なんだか、イヤらしいわよ。水商売みたいで」
「男はこれに弱いのよ。宗一さんだって、ムラムラ来るわよ」
「待って。セックスするのは私よ。母さんじゃないわ!」

 「わかっているわよ。だから、私が刺激してあげるの。それより、秋子は何を着る
の?」
「私はこれを着るの」白いスリップを捲ると、白いストッキングで太股を隠している。
「あら、パンツは要らないわ。脱いだ方がいいわよ」そう言いながら、自分もパンテ
ィを脱いで淫裂を剥き出しにした。

 「わかった、脱ぐわ…」秋子もパンティを脱ぐが、股間には絨毛が、びっしり生い
茂っている。
「あら、ヘアは手入れしてないの?」

 「無理よ、寮だからお風呂も一緒だし…」
「そうね、仕方ないわね。オッパイはどうなの?」翔子は気になるのか、裾を持ち上
げて行くと、乳房が現れた。

 「いい感じね、宗一さん好みよ。それじゃ、行きましょう!」2人は内藤の元へと
向かった。
「お待たせしました…」部屋に入ると、2人はスリップを脱いで、全裸を晒した。
「秋子、綺麗だよ…」初めて見る秋子の全裸に興奮したのか、肉竿が膨らんでいる。

 「そんな、綺麗だなんて。普通です…」目を逸らすが、膨らんだ肉竿が気になって
いる。
「秋子、初めはこうやるのよ」翔子は内藤の前で正座し、肉竿を掴んで口入れた。
「奥さん、気持ちいい…」内藤の顔が虚ろになっていくと「私にもやらせて…」見て
いた秋子が肉竿を口に入れる。

 「秋子…」内藤は、満足そうに頭を撫でながら、腰を動かしていく。
「ウグ、ウグ!」秋子も翔子に倣って、唇を動かしていく。
「もう、よさそうよ。今度は秋子がされるの」言われるまま、仰向けになって、足を
開くと、ピンクの膣穴が見えた。

 「痛くないようにするね」その膣穴をなめてから、肉竿を押し込んだ。
「う!」一瞬だけ顔が引き吊り、内藤を迎え入れると、淫裂から赤い血が流れ出す。
(処女だったんだ…)「行くよ…」肉竿を根本まで押し込むと、ピストンを始める。
「ピシャ、ピシャ!」肉同士がぶつかり合い音が鳴るが(秋子も女になったわ…)見
守る翔子だ。

 内藤が、肉竿の動きを速めると「約束よ、セックスしたんだから…」譫言のように
言う。
「ああ、約束する。有馬を守るよ!」乳房に顔を埋めながら、腰を振っていく。

 やがて、登り切ったか、動きを停めて、抱きつき噴射した。
「暖かい、これが射精なんだ!」淫裂からは、血が混じった精液が流れていく。
「そうよ、それが宗一さんのエキスなの。それより、やる事があるのよ」
翔子は秋子に、内藤の肉竿を綺麗にさせると「次は、秋子が洗ってくるのよの」浴室
に行かせる。

 2人きりになると「宗一さん、私もされたい…」股間に顔を埋めて、肉竿を口で擦
りだす。
「わかっています。大事なお母さんですから!」拒もうとはせずに、頭を撫でている。
翔子が「ウグ、ウグ!」と唇を動かすと、肉竿もカチカチになってきた。

 「母さん、もう大丈夫だよ」
その言葉で頭を上げると、内藤は翔子を寝かせて、淫裂を舌と指で愛撫を始めた。
すかさず「あ、あ、あ~!」声をあげ、腰を動かし出すと「お母さん!」秋子が戻っ
て声をあげた。

 「母さんは寂しいのよ。だから、許して…。あ、あ、あ~!」背中を浮かせて声を
あげた。
(そうよ、あれ、以来してないんだ。私も手伝わないと…)「わかった。私にもやら
せて!」翔子の乳房に顔を埋めて、乳首を吸い出す。

 「いいわ、凄くいい!」喘ぐ翔子は「宗一さん、お願いだから、私にやらせて!」
頼み込んだ。
それには、戸惑う内藤だが「やらせて。母さんが欲しがっているの」秋子も言う。
「わかりました。お願いします」内藤は仰向けになり、翔子が馬乗りになって腰を振
りだす。

 「いいわ、いいわ!」声をあげながら、体を反らすと「母さん、私もやる!」秋子
は乳房を揉み出す。
それには(こんな事が出来るなんて、信じられないや。夢みたいだ!)内藤は翔子の
腰を両手で押さえながら、登り詰めて爆発した。

 「宗一さん、出したのね。気持ちいいわよ」余韻に浸っていると「お母さん、今度
は私がする!」秋子に言われて、翔子は降りて浴室に向かう。
その間、秋子は内藤の肉竿を、口で擦りだすが、処女を失ったばかりとは思えない。

 程なくして、秋子の口で肉竿がまた膨らみ、使用可能になると「私がしようか?」
騎乗位をするという。
「それより、後からやりたいな」秋子を四つん這いにさせて、後から淫裂を突き出し
た。
それには「キツい~。奥まで刺さる~!」声をあげ出す。

 「我慢して。これが好きなんだから…」なおも、腰を振っていくが(私もやって欲
しいのに…)戻った翔子は恨めしそうに眺め、嫉妬心を抱いた。
それでも「慣れれば平気よ」秋子の顔を押さえて、唇を重ねてから「私が、飲むから
膣はダメよ!」内藤に言う。

 「わかりました。母さんに仕上げて貰います…」肉竿の動きを速めて「でます、お
願いします!」急いで肉竿を抜くと、翔子が口を押しつけた。
「う~!」内藤は3回爆発し「そんな、精液を飲むなんて!」秋子は怯えた顔になる
が「愛する人だから出来るのよ。いずれ、秋子もやらないと」平然と言う翔子だ。
「わかったわ。いづれは私もやるわ…」頷く秋子で、その後3人は、一緒に眠りに付
いた。