「淫らなセレブ」
               
 赤星直也:作
第8話 野外プレイ

 落ち着いた榊原は「良かったよ。凄く良かった」満足そうに、純子を縛ってある、
紐を解きながら言う。
「私も良かった。2人に犯されて、気持ちよかったわ…」上気した顔で純子も言う。

 「純子。どうせなら、もっと大勢の前で、犯された方がいいんじゃないか?」
「それはそうだけど、レイプされるのを、見てくれる人なんて、いないわよ」
「だったら、見るだけでなく、参加してもらったらどうだろう?」榊原から思わぬ提
案が出た。

 「そうね。5人程度なら私1人で相手できるけど…」
「5人か、内藤君、当たってもらえないかな。場所は考えるから」
「あなた、どうせなら野外がいいわ。青空の下で犯されたいの」恥ずかしそうに、下
を向いて言う。
「野外か、それなら別荘がいいな。しかも海辺の…」榊原には当てがあるようだ。

 「分かりました、当たってみます。会員から、口の堅い人だけを選びます」内藤が
返事すると「奥様。今日は、何もなさってないでしょう?」純子が尋ねた。
「ええ、見ているだけでしたが…」
「だったら、奥様も犯されなさいよ。この若い人となら、気持ちいいわよ」

 「そんな、宗一とセックスだなんて…」内心ではレイプされたいが、そうは言えな
い。
「それはいいや、奥様やらせて下さい!」翔子に抱きつくと、互いに全裸だから、簡
単に淫裂に、肉竿が押し込まれた。

 「ダメ、見られているのよ。いけない事なのよ…」そう言いながらも、足を開いて
奥まで迎え入れた。
(いいわ。見られながらのセックスも、気持ちいい…)虚ろな目をしていると、肉竿
が動き出し「あ、あ、あ~!」体を反らせ、淫裂から汁を漏らしていく。

 「ダメ、ダメ…」口をパクパクしながら、翔子が登り詰めると「奥様、出させて下
さい!」内藤が2度目の噴射をした。
翔子が「ハア、ハア!」荒い息づかいをしていると「奥様、良かったでしょう。犯さ
れるのも、いいものよ」

 「犯されるのが、良いかどうかは、わからないけど、見られていると興奮するのは
確かね…」
「そうでしょう。奥様も、是非参加して下さいね」純子は笑顔だった。
 
 翌日、内藤は出資した人たちと連絡を取り合い、計画を打ち明けると4組の夫婦が
興味を示して、参加を希望した。
「4組か、母さんと俺もやるしかないな…」翔子に話すと「仕方ないわね、私もやる
わ」承諾した。

 参加者が決まり、榊原に連絡すると、会場は、榊原が持つ別荘を提供すると言い出
す。
ただし、管理人が居ないから、全部自分達でやらなければならない。
「それは助かります。すぐに、取りかかります…」参加希望者に、場所と日時を連絡
し、避妊薬を飲んでおくよう伝えた。

 それから数週間後、翔子と宗一は車に乗って、榊原が提供した別荘に向かった。
別荘へは3時近くに着いたが1台の車しかない。
「まだ来てないのね。散歩でもしようよ」翔子と内藤は車を降りると、別荘近くの松
林を歩き出した。

 歩き出してから、2分もたたないうちに「そんなの、恥ずかしいわよ!」女性の声
がする。
「誰かいるわ」二人は聞こえた方向に歩いていくと全裸の女性がいた。

 「ヌードだわ!」翔子が驚きの声を上げると「キャ~!」全裸の女性は足下に脱い
だ服で胸と股間を隠して蹲った。
しかし「渡辺さんじゃないですか。それにしても早いんですね」内藤が声を掛けると
「やりたい事がありまして、早く来ました。紹介しましょう、妻の里奈です」妻を
紹介した。

 「何だ、お友達だったんだ。恥ずかしがる事ないわね。里奈と申します」立ち上が
り、服を退けて乳房と股間を露わにする。
「内藤宗一といいます。もう、始めてたんですね…」
「ええ、夫が望んでいましたから…」恥ずかしがることなく、ポーズを作りカメラに
収まっていく。

 それを見て「この際だから、奥様も撮りましょうよ!」内藤が言うと「良いわね。
有馬の奥様と一緒に撮るなんて!」里奈は乗り気だ。
「そう言われたら、仕方ないわね。私もヌードを撮ってもらう」翔子は服を脱ぎだす。
下着は着けてないから、簡単に全裸になれ「これで、良いかしら?」松の木に寄り添
いポーズを作る。

 「いいわね、私も一緒に撮ってもらう」里奈も加わり、青空の下で二人は全裸を撮
られていく。
すると「もう、始まっているんだ!」また参加者が現れた。
「この際だから、一緒に撮りましょうよ」「そうさせて」女性は服を脱ぎだし全裸に
なると並んでメラに収まっていく。

 暫く撮っていると「何か物足りないな…」首を傾げる渡辺に「あれよ、あれを使わ
ないと」里奈が言う。
「そうだった、あれを使おう!」バックから紐を取りだし、里奈を縛り出す。
両手首、乳房と縛ると紐を松の枝に掛けて万歳する姿にした。
「いいね。どうせなら、太股に縛って吊した方がいいよ」参加者から声が出ると、太
股も縛られて、枝に掛けられた。

 「やだ~、オ○ンコを見られちゃう!」縛られた里奈が言うが、イヤではなかった。
「処女じゃないんだから、いいじゃないか。見せてやれよ」渡辺は淫裂を晒した里奈
を撮りだす。
それに倣うかのように次々と女性が紐で縛られて、皆が片足を持ち上げ、淫裂を晒す
姿で、吊り下げられた。

 「純子、お前のオ○ンコを撮るぞ!」「里奈のオ○ンコも撮らないとな」男達はこ
とばで辱めていくが「撮るだけじゃイヤよ。早く犯して!」催促する。
「それは、まだ早いよ。もっと撮ってからだ!」取り合おうとしない。

 すると「始めないなら、もうオ○ンコさせないわよ!」強気に出られた。
「分かった、始めるよ」渋々男達も承知し「犯される順番はくじ引きだよ。3日もあ
るんだから、焦らなくていいからね」そう言い、榊原が女性にクジを引かせていく。
「1番だ、私が最初だわ」立ち上がって喜ぶ里奈だが「最後だわ」落胆する純子だ。

 順番が決まると場所を変え、砂浜へと向かうが誰もいない。
「この辺がいいよ。ここでやろう!」男達も服を脱いで、全裸になっていく。
「里奈さん、準備は任せて」女性がカメラを構える。
「お願いするわ。あそこも撮ってね」顔を赤らめながら言うと「やらせろ!」5人が
襲いかかった。

 「イヤ、イヤ~!」演技の悲鳴を上げるが、両手両足を押さえられ、乳房と淫裂が
触られていく。
「やめなさいよ!」抵抗しても「入れないで~!」肉竿が膣穴を突き刺していく。
「ダメ、それ以上ダメ!」叫ぶ里奈だが、淫裂からはネバネバした淫汁が漏れだした。

 (里奈さん、気持ちいいんだ…)見ている女は、恨めしそうに、膣の中を濡らしな
がら見ていた。
やがて「お腹はイヤ~!」悲鳴を上げ、淫裂から白い精液を漏らしだした。

 「出しました。交代しましょう」今度は内藤が犯す番だ。
「まずは、こうやって!」四つん這いにさせ、後ろから犯すと「あ、あ、あ~!」頭
を上げ、首を振っていく。

 「これは、いいや。俺も、やって貰おう!」里奈は頭を掴まれ、口の中に肉竿が押
し込まれた。
「う、う~!」首を振るが、口と淫裂の肉竿が動き出し、垂れた乳房が前後に動いて
いく。

 (凄いわ、あんなことして…)見ている翔子は、目を潤ませ、内藤に犯される妄想
しながら、膣の中を濡らし、自分で乳房を揉み出した。
それは、カメラを構える純子以外がやっていた。

 こうして、里奈は5人の相手をし、息を弾ませ荒い息づかいをしている。
「犯された感想はどうだ?」
「素敵だった…。恥ずかしいけど、少し漏らしちゃった…」
「恥ずかしがる事ないよ。それより、体を洗わないと」
「そうね、そうする」立ち上がると、誰もいない海に飛び込み、淫裂を洗いだす。