「淫らなセレブ」
               
 赤星直也:作
第6話 特別な接待
 
 その言葉に、目尻が下がり「それなら安いな。よし、乗った!」榊原は承知した。
「早速だけど、今度の日曜にいいかな。奥さんを撮らせてもらうよ」
「はい、準備しておきます。ですが、撮った写真もこちらで預からせてもらいます。
秘密第一ですから、お許し下さい」

 「それは当然だ。とりあえず、2口入らせてくれ」榊原は小切手を手渡した。
「ありがとうございます。奥様からお礼をさせて下さい」翔子は忠夫にしたように、
胸のボタンをボタンを外すと、広げて乳房を露わにした。
「ほう、生で見る方が綺麗じゃないか…」現れた乳房に声を上げた。

 「オッパイだけでなく、ここも見て下さい…」翔子はスカートを持ち上げて、無毛
の淫裂も晒す。
「剃っているのか。まだ綺麗じゃないか。家内とは大違いだ…」顔を近づけて、見つ
めている。
(恥ずかしい、性器を見られるなんて…)恥ずかしさに、太股が震えている。

 「榊原さん。満足いただけたでしょうか?」
「ああ、満足だよ。日曜日行くから、忘れないでくれよ」満足したのか、念を押して
言う。
「はい、お待ちしております」内藤はファイルを仕舞い、翔子も服を直してから、応
接室を出た。

 「奥様、初めにしては良かったですよ」
内藤が褒めると「あそこを見られたよ。恥ずかしくて仕方なかった…」まだ、興奮が
収まっていない。
こうして、二人は会った7人の全てから、資金提供を受け3000万を手にした。

 2人は思ったよりも多く集まった資金を貯金する事にしたが、日曜日の事も考えな
くてはならない。
「奥様、今度はモデルですよ」秘密は守れるから、ヌードになっても安心だが「接待
はどうするの、あんな事言って…」風俗に負けない接待と、言った以上やるしかない。
「何をやったらいいのかな?」内藤も思案中だった。

 そして、日曜日の夕方に榊原が訪ねてきた。
「申し訳ありません、メイドは5時まででして…」
謝るが「そのほうが都合がいいよ、秘密が守れるし。今夜は楽しみにしてたんだから
ね」笑顔の榊原を翔子は応接室に案内し、内藤が待ちかまえていた。

 「榊原様、お待ちしました。準備が整い次第、奥様がお相手します」そう言ってフ
ァイルを見せる。
「この前のやつか。別なのが、ないのかな?」
「それでしたら、こちらにございます」テレビのスイッチを入れ、翔子のヌードスラ
イドを始めた。

 「いいね、興奮してきたよ」満足そうに見ていると「お待たせしました!」ワゴン
を押して翔子が入ってきた。
だが、一糸まとわぬ全裸で、乳房と無毛の淫裂が剥き出しになっている。

 「これが、特別接待か…」絶句する榊原を尻目に「そうです。恥ずかしいけど、榊
原さんに助けてもらったお礼に、ヌードでお相手します」そう言うとグラスを渡す。
「いいね、本当にいいよ。これもいいのか?」乳房を掴んだ。

 「そこまでなら構いませんが、性器だけは見るだけにしてください…」恥ずかしく
て顔を上げられない。
「そんなに恥ずかしがらなくていいよ。他に、人はいないんだから」今度は乳首を吸
い出した。

 「オッパイが好みですか?」
「それだけじゃないよ。ここも好みさ」淫裂の上にある、クリトリスも撫でだす。
「ダメ。そこにされたら…」唇が震えて声にならない。
「されたら、どうなるんだ?」榊原は手を緩めず、クリトリスと乳首を指で転がして
いく。

 「欲しくなっちゃいます…」
「何が欲しくなるんだ?」
「オチンチンが、欲しくなります…」翔子は感情が高ぶっている。
「だったら、今からやろうか?」

 「それはダメ。セックスはダメ!」
「当然かもな。風俗では、オ○ンコの代わりに口でやるけど、奥さんもやるかい?」
「お望みでしたら、やりますが…」
「是非やってくれ、俺も脱ぐからな」榊原も服を脱いで翔子と同じ全裸になった。

 「奥さん、是非頼むよ」
「はい、やります…」立った榊原の正面にひざを付け、肉竿を口に迎え入れた。
「ウグ、ウグ!」翔子が口を動かすと榊原も「あ、あ~!」と喘ぎ声を上げ、肉竿が
更に持ち上がり、堅くなっていく。
(カチカチだわ、宗一と同じくらいだ…)感心しながら口を振っていくと「出します、
出します!」翔子の頭をさえて噴射した。

 (ダメ。出さないで!)首を振って拒むが、喉奥には精液が溜まっている。
「奥さん、申し訳ありませんでした。つい、癖で…」謝りながら肉竿を抜くと翔子の
口から精液が涎のように流れ出てきた。

 「榊原さん。いつも、こうしてますの?」
「家内は、オ○ンコには出させてくれないから、無理矢理に口に出してます…」榊原
は身の上話をし、それが済むと「奥さん、今度は写真ですよ」カメラを構える。

 「写真なら待って下さい、着替えてきますから」
「裸なんだから、そのままでもいいんでは?」
「衣装を用意しました。榊原さんの、好みじゃないかもしれないけど…」部屋を出た。

 その間、榊原は用意された飲み物を飲み、また写真を見ていたが「お待たせしまし
た」翔子が戻ると「凄い、これはいい!」カメラを構えて撮りだした。
翔子は両乳首をチェーンで繋ぎ、手首と足首には黒い革のベルトを着けていた。
しかも、ベルトには鎖が付いていて、繋がるようになっており、マゾ風の感じがする。

 榊原は手首と足首の鎖を繋いだ。
「待って。これでは、奥まで見られちゃいます…」確かに足が広げられ、膣穴が見て
いる。
「それが、いいんです!」興奮しながら撮っていくが、射精したばかりの肉竿が、ま
た膨らんできた。

 「見てください。奥さんのオ○ンコが魅力的だから、こうなってます!」肉竿を見
るように言う。
「そんな事言わないで。恥ずかしくなっちゃいます…」自由が効かず、足を広げたま
ま、どうする事も出来ない。

 「奥さん。この際だから、オ○ンコやりましょうよ」カメラを置いて正面に座った。
「だめ、絶対にダメ!」首を振ったが「責任は取ります…」強引に肉竿を押し込んだ。
「あ、あ、あ~!」いきなり狭い膣穴を、肉竿で広げられ、声を上げたが、容赦な
く奥まで入った。

 「やめて、お願いよ。これはいけない事よ!」泣き声で言うが、榊原は聞き入れず
ピストンを始めた。
「気持ちいい。奥さんとオ○ンコだなんて夢みたいだ…」乳房を揉みながら、ピスト
ンしていくと、次第に淫裂も濡れていく。

 「もうやめて。お願いだから抜いて下さい!」頼み込むが「もう少しです。もう一
回出しますから」「イヤ、膣の中は絶対いや!」何もする事が出来ず、されるがまま
にしていると「う~!」膣奥での射精が始まった。
「いや~!」悲鳴を上げても、膣奥に暖かい液体が漂っていく。
「出しましたよ。責任は取りますから」肉竿を抜くと足首と手首の鎖を解いた。

 自由が戻った翔子は「う、う、う!」犯された悔しさから、泣きながら淫裂を押さ
えて、浴室に向かう。
「ちょっと、やりすぎたかな?」榊原は後ろ姿を見ながら服を着て、乱れを直すと内
藤の元へと向かう。
「奥さんを撮ったから、頼んだよ」カメラを渡すと帰った。

 一方、浴室では「レイプよ、あれはレイプよ」泣きながら淫裂を丁寧に洗っていく。
膣奥まで洗うと、濡れた体を拭いて、全裸のまま内藤の所へ向かった。
「奥様、榊原さんでしたら帰られましたが…」何も知らない内藤が言うと「そう、帰
ったんだ。これからは二人の時間ね」内藤に抱きついた。

 「そうですよ。今日は頑張ったから僕も頑張ります」
「期待しているわ」二人は抱き合いだしたが(レイプされた事は言わない方がいいか
も…)自分だけの秘密にし「あ、あ、あ~!」淫裂を肉竿で突かれ喘ぎ声を上げ続け
た。