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『見果てぬ夢』
とっきーさっきー:作
第12話 博幸とのお花見 その2
4月6日 日曜日 午後2時15分 岡本典子
「ど、どうぉ? 典子とのお花見……た、楽しいでしょ。お外のお花もいいけど…
…ほ、ほらぁ、博幸の目の前にだって……オ・ハ・ナ……咲いてるんだからぁ」
顔を背けたくなるのを、必死で我慢した。
泣きそうになる自分を一生懸命励ました。
明るい日差しの中で、両足を恥ずかしげもなくM字に開いて、典子の大切な処を日光
浴させて……
私って、淫乱で変態だよね。
だって、お花見って言いながら恥ずかしい扉を開いてるんだよ。
博幸は、こんなことする典子を怒っていないかな?
『僕の妻は、こんなハシタナイことしない』って……
でも……でもね、もっと弾けた典子を見て欲しいの。
もっと乱れる典子を、あなたには見て欲しいの。
だから……
「そろそろ、典子の……お、オハナにも飽きてきたでしょう? このまま、いつま
でも股の中を覗いてても……ね。だからぁ、こここからは……シ、ショータイム。の、
典子が……か、感じちゃうところを見せて……あげる」
話せば話すほど、私の顔が赤くなって、喉もカラカラに乾いていく。
段々自分の話している言葉に怖くなってきて、信じられなくなって。
やっぱり、これ以上出来ません。
博幸の前で、ハシタナイオナニーなんて出来ません。
真面目な顔を作って、舌先を見せて謝れば楽なのに。
私の指は、典子を慰めようとしていた。
「私……博幸にお願いされたことがあったよね。一度でいいから典子の……お、オ
ナニー見てみたいって。あの時は、恥ずかしくて断っちゃったけど……ほら、見てぇ、
指が……割れ目に……ああぁぁっ……」
私はM字に開いた太腿の上から、右手を這わせるように降ろしていった。
揃えた指先を、真っ直ぐに割れ目の溝へと沈めていく。
博幸にアソコがよく見えるように、エッチに乱れていくアソコのお肉を見つめて欲し
くて。
にちゅっ……
指先を包み込む恥ずかしいお肉が、熱くなってる?!
私って、アソコを見せただけなのに感じ始めている?!
にちゅぅっ、ぬちゅぅっ、にちゅぅっ、ぬちゅぅっ……
「あくぅぅっ、やだぁ……ぴりって……でぇ、電気がぁ……んふぅぅ」
スカートの中で、丸見えの太腿がプルプルって震えた。
すがるようにスマホのレンズに視線を合わせた私は、下半身へとそれを落とした。
「はっ、はあぁ、な、生で……み、見ないと……やりにくい……よね」
左手の指がスカートの裾をつまんだ。
太腿の真ん中で中途半端に絡まるそれを、腰の上までまくり上げた。
自分を納得させるように、自分に言い訳をするように、私は……典子は……熟した
女の部分を見つめた。
勝手に割れ目のヒダをスリスリこする指先を見つめた。
にちゅ、にちゅ……ぬちゅ、ぬちゅ、にちゅ……ぬちゅ……
「か、感じちゃう……ヒダのお肉に……ゆ、指がぁ、指が絡みつかれてぇ……くっぅ
ぅん、はぅぅんんっ……!」
ゾクゾク、ジンジンとした疼きに、お尻も勝手に揺れてしまう。
ペタッてひっついたシーツの上で、もよおした子供のように、前、後ろって……恥ず
かしい。
オナニーって、ひとりでこっそりするものなのに。
オナニーって、明るいお昼間にするものじゃないのに。
もう、止まらないの!
左手だって、ほら……!
「ああっ、ふぅぅ、ち、乳首ぃ、典子の……硬くなってるぅぅっ!」
仰け反らせた胸の上で、ふくらみを下から揺すった。
人差し指と中指が、過敏な赤い突起をコリコリって悪戯してる。
おっぱいの痛痒い刺激が気持ちいいの。
誰かさんが乳首に歯をあてているようで、切なくなっちゃうの。
にちゅぅ、ぬちゅう……じゅちゅ、ぐちゅ……
「あんんっ、くふぅぅん……ゆ、指がぁ、濡れてるぅ……エッチなお汁が……はぁ、
溢れちゃうぅぅ」
指が前後して!
デリケートなお肉が刺激されて!
エッチな水音が天井まで響いて!
割れ目の縁を、ぬるりとしたモノが乗り越えるの!
お尻に垂れて洗ったばかりのシーツを汚しちゃうの!
もう我慢出来ないよって、突き立てていたひざがピンと伸びていく。
もっと気持ち良くしてって、柔軟体操するみたいに太腿が開いていく。
私は、うなずく代わりにアゴを突き出して、指を2本膣に沈めた。
膣のヌルヌルの粘膜を、指の腹でこすってあげた。
「あくぅぅっ、んふぅぅ……膣で……ゆ、ゆびが暴れてぇ……いいぃ、いいのぉっ
!」
ねえ、見てる?
見えてる?
典子のアソコ。
いやらしいでしょ?
ハシタナクて淫らでしょ?
ふふふっ。こんなお花見はお家でしか出来ないよね。
典子はもっと感じちゃうから、しっかりと見ててよ。
目を逸らしたりしたら、当分の間お話してあげないから。
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