『いや!そんなもの挿れないで(改)』
 
                      Shyrock:作
第5話 下の口で食べるソーセージ


 男性経験はあるものの衣葡はソーセージなど生まれてこの方一度も挿入されたこと
がない。
恐ろしさのあまり床を這いずって逃げようとする衣葡に「おいおい、裸のままでどこ
に行くつもりだ?鍵がかかってるから逃げても無駄だよ。諦めて大人しくしようか」

 逃げ出そうとしたところを松野に背後から羽交い絞めされて行く手を阻まれてしま
った。
直径三センチメートルのソーセージを握って挿入しようとする糸田を松野は制止した。

 「待て、ソーセージをそのまま挿し込む気か?」
「え?ダメっすか?」
「今からこれをオマンコの奥まで挿し込んで掻き回すんだ。金具が付いていたらお嬢
さんの子宮に傷をつけるだろう?それぐらい考えろ」
「へえ~、店長、意外と紳士っすね。見直しましたよ」
「ちぇっ、つまらないところで感心するな。さあ、早く金具をカットするんだ」

 (子宮に突き当たるまでソーセージを挿し込むつもりなんだ)

 何気ない男たちの会話は衣葡を更なる恐怖に陥れた。

 「いや~~~!やめて~~~!」
「騒ぐな!あまり騒ぐとガムテープで口を塞いでしまうぞ!」

 糸田はソーセージの先端に付いている金具を鋏で切り落とした。
切った箇所からソーセージの中身が覗いている。

 「これで良しと。さあてと、今からソーセージをぶち込んでやるからな。あれ?オ
マンコがすっかり乾いてしまってるぞ。さっき店長がタンポン挿し込んでいたのに」
「タンポンを出し入れしたと言っても時間が経てば女は乾くものだ。おまえ、大学生
にもなってそれぐらい分からないのか?もしかして女性経験がないのか?今も彼女が
いないようだし」

 「冗談言っちゃ困ります!女の子と付き合った経験はないけど、風俗で一応経験し
てます!」
「風俗をいくら経験したって、女体をつぶさに観察することはできねえよ」
「はあ……」
「おまえの女性経験の話なんかどうでもいいから、とにかくお嬢さんを早く濡らして
やれ」

 「はい、で、どうすれば濡れるんで?」
「ばかやろう!おっぱい吸ったりオマンコ舐めたり感じそうなところを舌と指を使っ
て攻めたら、女の身体は否が応でも濡れるようにできてるんだ」
「分かりました!」

 糸田はニヤニヤしながら身体を起こし衣葡の脚の間に潜り込む。

 「いやぁ……やめてぇ……」
「うわあ、オッパイ柔らかだ……」
「ああっ!いや!気持ち悪いことやめて~!」
「なんだって?気持ちが悪いと言ったのかな?ふふふ……もうすぐ気持ち良くなるか
ら……」

 乳房を吸いながら指は衣葡の股間に触れる。
ツツツと下から上に割れ目を撫で上げられた瞬間、衣葡の身体がびくりと波打った。
おぞましさしで身体が震えているはずなのに、勝手に腰が浮き上がってしまう。
認めたくはないが、それはまぎれもなく快感によるものだった。

 「やめ……やめてください……」

 数分経った頃、糸田の動きは止まった。

 「かなり濡れたようだし、ソーセージ入るかな?」

 衣葡の面前でソーセージを見せびらかせる糸田。

 「いやです!そんな太い物、無理です!やめてください!」
「無理かどうか入れてみないと分からないものね」

 後方から松野が援護の言葉を放つ。

 「お嬢さん、いい加減素直になったらどうだね。警察に行くことを考えればソーセ
ージぐらいなんてことはないだろう?処女でも無いだろうに……」

 (この人たちにいくら無実を訴えても無駄だわ……聞く耳を持たない……)

 抵抗しても無駄だと思った衣葡は力なくうなだれた。

 「ほほう、お嬢さん、やっと諦めたかな?糸田、早くソーセージを咥えさせてやれ」
「店長、もう少し足を開いてくれますか?」
「ちぇっ、一人前に指図しやがって。ほれ」

 松野はぶつくさいいながら、衣葡のすらりとした長い足を強引に開く。

 「いやぁ……」
「ソーセージがどれだけ入るか楽しみだなあ。うっひっひっひ」

 糸田はソーセージの先端を秘所に近づけた。
小陰唇を二本の指で広げ膣口の位置を確認しソーセージを密着させる。
衣葡の心は絶望に染まり顔色を失くしている。
膣口にソーセージを宛がった糸田はゆっくりと押し込む。

 「おお!入った入った!」
「いやっ!やめて!入れないで!」

 ゆっくりとソーセージが吸い込まれていく。

 「うっひっひっひ……どう?気持ちいい?」
「気持ちよくありません!」

 松野は覗き込みながら囃し立てる。

 「もっと奥まで入るだろう?もっと突っ込め!」

 糸田はまるで男根を想像するかのようにソーセージをピストンさせながらさらに奥
へと捻じ込む。

 「だめっ!もう無理~!やめて~~~!」
「本当は気持ちいいんだろう?え?もっと太いのが欲しいって?」
「そんなこと言ってません!」

 糸田はソーセージを引き抜くと、さらに太いソーセージの金具を切り落とした。

 「今度はこっちの極太をぶち込んでやるからな。うっひっひっ」

 極太ソーセージは直径が五センチメートルあるのでかなり太い。
日本人男性の亀頭の直径が三.五センチメートル、竿部分の直径が三.二センチメー
トルなので、おおよそ西洋人サイズと言ってよいだろう。

 極太ソーセージを見せつけられた衣葡は愕然とした。

 「そんなの無理です!そんなの絶対に入りません!」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。入るよ」
「そんなの入れられたら壊れちゃいます!やめてください!」

 後方から松野が衣葡の耳元でささやく。

 「女の子は少々太いものでも入るようにできてるからな。ここから赤ちゃんが出て
くるんだから心配しなくても入るって」
「いや!いや!やめて~~~!」


                

   この作品は「愛と官能の美学
」Shyrock様から投稿していただきました