『人妻衣葡 黒い淫略』
 
                    Shyrock:作
第7話 肉と野菜のレフレイン

 衣葡の額からは早くも脂汗が滲み出し、苦しそうな呻き声が漏れ始める。
その表情を男たちは固唾を飲んで見守った。

 とりわけほかの男たちより変態色の強い薬剤師においては好みの行為であり、満足
そうに見つめていた。
液体を衣葡の体内に全部注入し終った後、薬剤師は冷笑を浮かべて衣葡の菊門に栓を
してしまった。

 「ふふふ、奥さん、しばらくの間、苦しいだろうが我慢しろよ」
「くぅ~~!気持ちが悪い……トイレに行かせてください!」
「しばらくの我慢だよ。がまんがまん。ぐふふ……」

 八百屋は衣葡の顎を指でしゃくりあげ、自分の怒張したものをむりやり咥えさせた。
「うぇっ……」
「おい、ちゃんと咥えるんだよ」

 俺は浣腸されて苦しんでいる衣葡に更に追討ちを掛けることにした。
菊門のちょっと下の可愛い割れ目を辿りながら、挙句は、桃色の真珠を剥き出しにし
て、ゆっくりと揉み解すことにした。

 それでなくてもデリケートになっている下の方が、指で刺激され、衣葡は狂ったよ
うに泣き喚いた。
「あああ~~!ああ、そんなことしちゃダメ~~!ああ、漏れちゃう、ああ、おかし
くなっちゃう~~!いやあ、やめて~~!」

 必死にもがく衣葡に執拗なまでに真珠への愛撫を続けた。
薬剤師は栓が外れないように必死に押さえている。
「く、苦しい……ああ、もうだめ、もうだめ……お願い、栓を外して!」

 「ふふふ、奥さん、何が出そうなのかな?」
「ううう、そんなこと言えません!」
「言わないのかい?それじゃこのままだね~」
「いや!言います、言います!」
「ふん、じゃあ、何が出そうなのかな?」

 衣葡は顔を真っ赤に染めて、眼を閉じて小声で言った。
「う、うんち……」
「おいおい、聞いたか~!?みんな~。こんなきれいな顔をして、ウンチがしたいん
だってさ~」

 薬剤師がそのようにいうと、八百屋はすぐに言葉を返した。
「そりゃあ、いくら美人でも出すものは同じだよな~。ねえ、衣葡奥様?」
「し、知りません!それより早くトイレに行かせて!」
「この姿勢じゃトイレはちょっと無理だね。このまましなよ。おまるで受けてやるか
ら」
「いやいやいや、トイレに、トイレに行かせて!」

 薬剤師はおまるを準備のうえ、栓をスポっと外した。
衣葡はもうがまんの限界のようで、菊門がヒクヒクと蠢いていた。
この後、俺が割れ目に刺激を加えてやると、とうとう黄金のものが一気に溢れ出した。
薬剤師はビデオカメラを廻し、衣葡の排泄現場をきっちりと記録に収めた。

 その後、衣葡の縄を解き、風呂場で身体を洗ってやることにした。
風呂場が狭かったので、洗う役目は俺が引き受けた。
熱い目のシャワーを股間に掛けながら、丁寧に擦ってやった。

 衣葡は俺に洗われている間、意外なことにまったく逆らわず全て俺に任せていた。
洗っているうちに俺の肉棒は元気になってしまい、衣葡に頬張らせることにした。
頬張らせている間も、衣葡への愛撫は休むことなく続いた。

 そのせいか衣葡自身もかなり高揚して来たので、四つん這いにさせた。
バスの手摺を掴ませ、尻を高々と突き上げる刺激的な姿勢だ。
桃尻の中央を縦に走るラインがまぶしい。

 思わず吸い上げたい衝動が走り、本能のままに行動を起こした。
衣葡は腰をよじりヒイヒイと喚きだした。
もう突くしかない。
俺の肉棒は、衣葡の狭い隙間をかき分け、奥へと侵入していった。
(くわっ!何と言う締付け、感度の良さ、おおっ、最高だ!)

 俺は感情のままに衣葡の双臀を抱え、激しく突きまくった。
「あぁん、いや、いや、いや、やめて~~~!」
突く度に波打つ衣葡の引締まった見事な肉体。
拒絶の言葉を口走りながらも何か俺を求めているような、そんな手前勝手な気分にさ
せられた。

 俺の昂ぶりは、一気に頂上へと駆け上がった。
(ドピュンッ!)

◇◇◇

 「おい、遅かったな?どこを洗ってたのだ?まさか一発見舞ったんじゃないだろう
な?はっはっは~!」
「まさか」

 三人は引き続き衣葡を椅子に縛り付け凌辱を加えた。
八百屋が持参した野菜が活躍するときが訪れた。
前方はナスで、後方はキウリで責められた衣葡は泣きじゃくった。

 野菜責めが終わると、またもや男たちの肉責め。
肉と野菜の波状攻撃が衣葡を苛む。
衣葡にとっては今までの人生で最も長く感じた夜、そして男たちにとっては桃源郷の
ような刹那的快楽の夜は更けていった。

 夜が明けても凌辱劇の終焉は訪れることはなかった。

                

   この作品は「愛と官能の美学
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