『ありさ ブルースネイク』
 
                    Shyrock:作

第13話

 ありさは絶叫した。
サムの肉杭が未開の地に打ち込まれていく。
菊門が張り裂けそうなくらいパンパンに腫れ上がっている。

 「無事開通したようだな~。さてと、じゃあ、オレも再開と行くか」
生まれて初めてアナルへの挿入を許し、その痛みに顔を歪ませるありさを、動きを止
めてじっと見つめていたサブローが、おもむろに腰の律動を再開させた。

 下からサブローに突き上げられ、後方からサムに攻められ、痛みとおぞましさにあ
りさは気も狂わんばかりにもがき泣き叫んだ。
2穴攻めが初体験のありさにとっては、まさに生き地獄にも思えた。
2人の男たちは呼応しながら延々と2穴攻めは続いた。

 上下からサンドイッチにされ激しく責められ泣き叫ぶありさを、リーダーはニヤニ
ヤとほくそ笑みながらビデオを撮影している。
後程明らかになったことだが、実はリーダーは不能者であった。

 しかしながら、時折、規則に反した女性隊員を複数でレイプし、その場面をつぶさ
に撮影したあと、裏ビデオとしてこっそりと暴力団に売り捌き、チームの資金源とし
ていた。

 延々と続いた2穴攻めから解放されたありさは全裸のまま、綿のようにぐったりと
横たわっていた。
そのありさに対して、リーダーは吐き捨てるように宣告した。

 「やっと4人か。まだまだ休憩はできねえぜ。おまえは人気者だからな~。おまえ
を抱きたい野郎どもがまだワンサカ順番を待っているぜ。はははははは~!せいぜい
がんばってくれよ~。野郎どもとの一戦が一回り終わったらちょっこら休ませてやる
ぜ。メシも出してやっからな。腹が減っては戦ができねえって言うしな~。はははは
はは~!そうそう、次の野郎はちょっとアブノーマルな野郎で浣腸マニアなんだ。尻
を突き出してたっぷりと可愛がってもらいな。だがトイレには行かせねえぜ。スキを
見て逃げられると困るからな。隅に便器を用意しておいたからそれを使いな。ただし、
衝立は無いから用便中覗かれるかも知れねえけどよ~。がはははははは~~~!!」

 ありさは憎々しそうな表情でリーダーを睨みつけた。
「リーダー・・・あんた言ったね。8時間耐えたらあたしを解放してくれるって・・
・?約束は守ってくれるんだろうね・・・?」

 「うん・・・?それがなぁ・・・そうは行かなくなってしまったんだよ。おまえと
交わった野郎どもがさぁ、1回だけじゃなくって、もう数回ヤリたいって言って聞か
ないんだよ。だから、まあ当分は帰してやるわけには行かないなぁ。まあ、悪く思わ
ないでくれ。ありさ、美人なうえに名器と来りゃ仕方ねえよな~。まぁ、恨むならて
めえを器量を恨むんだなあ。がっはっはっは~~~~~!!」

 「そ、そんなぁ・・・8時間我慢したら帰してやるって言ったじゃないか・・・今
更・・・汚い野郎がぁ・・・」
ありさは僅かに託していた一縷の望みを断ち切られ、ただ愕然とするばかりであった。

 耐え難い辱めであっても、ぐっと歯を食い縛って耐え忍べば助かるものと信じてい
たありさであったが、リーダーの冷酷な言葉に、身体中の力が抜けてしまい抗う気力
も失せてしまった。


                

   この作品は「愛と官能の美学
」Shyrock様から投稿していただきました