『人妻あや 悪夢の別荘地』
 
                    Shyrock:作
第11話 屈辱のツーペア

 「きゃっ!旦那さんのアレ、もう大きくなってるじゃん!」
「愛妻があえぐ姿を見て興奮したんじゃねぇか?」
「愛しの奥さまが他人に責められるのを見るってどんな気分?ねぇ、旦那さま、教え
て?」
「んぐぐ……」

 「聞くのは野暮だぜ。こんなに大きくしてるってことはやる気満々に決まってるじ
ゃねぇか。でも悪いが今日はお預けだぜ。代わりに俺が奥さんをたっぷり可愛がって
やっから楽しみにしてな」
「んぐぐぐ!」

 「旦那さんをあんまり嫉妬させちゃ可哀想じゃん」
「じゃあいっそお前が旦那を可愛がってやったらどうだ?」
「うん、それいいね!私が奥さんの代わりに旦那さんを慰めてあげるよ」
「ふんぐ、ふんぐ!」

 百合はちらりとあやに目をやりながら俊介の肉棒に手を伸ばした。
「結構立派なものを持ってるじゃないの。いつもこれであやさんを泣かせてるのね?」
「……」

 俊介が百合を睨みつけた。
「声が出せなくても返事ぐらいできるはずよね?」
百合が肉棒に爪を立てると俊介の表情が歪んだ。
百合のサディスティックな一面が垣間見える。

 「うぐぐ……」
俊介は仕方なく首を縦に振る。
「そうそう、質問にはちゃんと返事しなくちゃね。無視はダメだからね」
百合に肩を押されて、俊介はソファに押し付けられた。

 その時すでに膨張していた俊介の肉棒を百合はぎゅっと握った。
「マジでいいオチンチンしてるね。今すぐ食べちゃいたくらい。構わないよね?あや
さん」
「何を言ってるんですか!」
「まあ恐い奥さまだこと」
「がははは~、百合が一本取られたな」

 「わあ~、触ってるうちに硬くなってきた~。あやさん見て見て。硬くなって来た
わ!」
あやは顔を背けている。
百合は構わず俊介の肉棒をしごき始めた。
「ううっ……」

 男のもっとも敏感な部分を刺激されて俊介は苦悶の表情を見せた。
百合の指はさらに下がり睾丸を優しく撫で始める。
「ううぐっ……」

 悲しいかな男とは愛する女性以外から愛撫を受けても感じてしまう性を持つ。
「旦那のモノが百合の手の中でギンギンになってきたぜ。ほれ見てみろよ」
「み、見たくありません……」
「遠慮するなって」

 俊介が百合から手淫を受けている光景を見たくないあやは顔を背けていたが、笠原
はあやの顎を掴みわざと淫らな光景を見せつけた。
笠原は再びあやの背後に回り、後ろから両手で両乳房を揉みしだきながら耳元でささ
やく。

 「どうだ?旦那が悶える姿を正面から眺めるのは」
「……」
「せっかく長ナスで可愛がってやったのにもう乾いたんじゃねぇか?どれ確かめてや
ろう……」
「触らないで……」
「そう邪険にするもんじゃねぇ」

 笠原は二本の指を無毛の割れ目に忍ばせた。
「パイパンとはなぁ。マジで驚かされたぜ。ぐふふふ」
 あやのそこは意外にも潤っていた。
俊介の衝撃的な場面を見せつけられて、あやも知らない間に感じてしまっていたのか
も知れない。

 ねっとりした粘液が笠原の指に絡みつき、ぬめりを帯びた指で割れ目を撫でると、
あやがぶるっと震えた。
「かなり濡れてるじゃねぇか」
(グチョグチョグチョ……)

 「いやぁ……」
「旦那だって楽しんでるんだから、あやさんだって楽しまなけりゃ」
「ダメ……」

 一方、俊介もまた百合の手淫に遭い顔を顰めていた。
「旦那さん感じてるじゃないの。その証拠に先っぽからよだれが垂れてるわ」
男性が性的に強く興奮すると、ペニスの先端から無色透明な分泌液が滲み出すことが
ある。

 俗にいう我慢汁だ。正しい名前は「カウパー腺液」で、精液とは全く違う。
我慢汁が無色透明であるのに対して、精液は射精時に出る液体で乳白色をしている。
「きゃぁ~、擦っているうちに透明の液体が滲んできたわ。あやさん見て見て~!旦
那さんもうビンビンになってきたよ~」

 百合の言葉に笠原が反応する。
「透明の液体?それは我慢汁だな。旦那にあんまり我慢させちゃ気の毒だよ。ちょっ
とサービスしてやったらどうかな?」
「そうね。じゃあサービスしちゃおうかな」

 次の瞬間、俊介が「うっ!」と呻いた。
百合が俊介の肉棒を口に含んで愛撫し始めたのだった。
百合の舌がねっとりと肉棒の先にまとわりつく。
「んぐっ……!ふんぐふんぐんぐぐ……!」

 笠原の右手の人差し指と中指がぐっしょりと濡れている。
二本の指の腹で笠原はあやの花弁をゆっくり撫でた。
「んんんんっ……!」
あやの身体がガタガタと震える。
(ヌチャ……ヌチョヌチョ……グチョグチョ……)

 二本の指でクリトリスを挟むようにしてコリコリと刺激する。
「ひぃっ!」
笠原の性技の前ではあやはなすすべもなく、クリトリスはビンビンに勃起し笠原の指
で挟まれただけで二度目の絶頂に昇りつめてしまった。
(クリュクリュクリュ……クチョクチョクチョ……)
「あっ!あっ!ぃやっ……!!」

 二本の指がせわしく小刻みに動き、クリトリスをまるでギターのトレモロ奏法のよ
うに撫でた。
「ああっ……もう……ダメ……っっ……!いやっ……ああっ……!!あんっ!んん…
…っ!」

 イッても許してもらえない辛さから、あやは身体を後方にのけぞらせ指から逃れた。
「逃げるなよ」
「はぁはぁはぁ……もうダメ……はぁはぁはぁ……」

 一方あやの痴態を真正面に見せつけられたうえ、肉棒を百合に咥えられ激しく動か
されては俊介としてもとても耐えられるはずもなかった。
「うぐぐっ!!んんんんんぐぐぐぐっっ!!」

 突然白濁液が発射され百合は思わずむせてしまった。
しかし百合は忌避することもなくそのすべてを飲み干してしまった。
(ゴクリ……)
「うふ、飲んじゃった」