『自衛官の妻』

                          二次元世界の調教師:作

第13話 操られる家族(2)

 奈々と俺に屈辱的な本心の吐露を口にさせた佐々木は、堂々と千恵利と睦み始めて
いた。
「チェリーちゃん、娘も亭主も変態だと認めたぞ。さあ、遠慮はいらないからいつも
のようにエッチして見せ付けてやろう」
「はい、ご主人様」

 「奈々ちゃん、パパからもママからも目を離しちゃいけないよ。わかったかい?」
「はい、わかりました」
「おい、増田。俺はチェリーちゃんとヤってるからな。お前もいつもやってる事を思
い切りやれ。今日は娘のイチゴパンツもおかずだぞ。嬉しいか、増田」
「はい。ありがとうございます、ご主人様」

 自由にならない口が勝手にそんな言葉を吐くと同時に、俺はズボンとパンツを一気
に下ろしてしまう。
そしてプルンと露出した勃起ペニスを手に握ると、いきなりビュッと先走り液が飛び
出してしまい、さっそくシコシコと始めてしまった自慰行為による快感は、もうどう
なっても良いと感じさせる程恐ろしく甘美であった。

 憎い男に易々と抱かれ歓びを露わにしてしまう妻の千恵利と、子供っぽいパンツを
露出して羞恥に慄えている娘の奈々を交互に見やりながら、俺はたちまちのっぴきな
らぬ状態へと駆け上がって行く。

 千恵利の方はソファから下りてしゃがみ込み、佐々木のイチモツを取り出すと口に
くわえ、両手を股間にやって陰部と尻穴を弄っていた。
そんな両親の恥ずかし過ぎる姿から目を離せない奈々は、搾り出すような言葉を口に
したのだが、佐々木はそんな娘の純情も踏みにじった。

 「パパ……ママ……もう、やめてえ!」
「おやおや、変態さんのくせに言うねえ。奈々ちゃんも、もっと素直にならなくちゃ。
キャサリンッ!」

 佐々木が英語で何か伝えると、スカートを両手で持ち上げた格好で動けない奈々の
後ろに立ち、手持ち無沙汰にしていたブロンド女が行動を開始した。
まず背後にピタリと寄り添ったキャサリンは、見るからに嫌らしい舌使いでレロレロ
と首筋の辺りを舐め上げる。

 途端にビクンと大きく反応し、狼狽を露わにしてしまう奈々。
感じてしまったその反応で調子に乗ったキャサリンは、しばらくネッキングを施して
から奈々の顔を強引に振り向かせ唇を求める。

 日本女性なら抜群に背が高いバレー選手の奈々は、自分と同じくらいガタイの良い
外人女のレズ愛撫にうろたえ遠目にもわかるくらいビクビクと身体をおののかせてい
たので、抵抗する力もなく唇を奪われてしまう。
「キャサリンは、若くてかわいい女の子が大好物なんだよ。パパやママも楽しんでる
んだから、奈々ちゃんもしっかり気分を出しなさい」

 仮にも自分の妻が同席する場で、他の人妻を抱こうと言う佐々木と、それを容認し
て女子高生にレズ愛撫を仕掛ける外人妻キャサリン。
こいつらだって変態じゃないか、と思っても俺に非難する資格があろう筈もなかった。
それどころか佐々木夫妻にいたぶられている妻と娘をオカズにせんずってしまう俺は、
この異常な状況の中で凄まじい爆発がもうじき訪れる予感におののいていた。

 そして、唇を奪ったキャサリンに上半身の制服を脱がされブラジャーもむしり取ら
れた奈々の、予想を上回る豊かな美乳に目を奪われ、自らの股間をまさぐりながら佐
々木のペニスをねっとりとしゃぶり上げている千恵利の悩まし過ぎる痴態にやられた
俺は、ドピュッと一発目の精液を噴出してしまう。
ほぼ同時に射精したらしい佐々木の肉棒を愛おしげに処理する千恵利は、コクリと咽
を鳴らしてザーメンを飲み下していた。

 続いてソファの上に抱き上げた千恵利を佐々木は堂々と犯し始める。
千恵利は「タカ君、ごめんなさい!」「奈々ちゃん、見ないで!」などと何度も俺達
を気にする言葉を吐きながら、操られている身の悲しさ、易々と身体を与えてしまう。

 おまけに、精力絶倫なやつの俺より逞しいペニスに貫かれてしまうと、今度は調教
された千恵利の身体が否応なく歓んでしまい、20年近い俺との性生活では見せた事
のない性の快楽でトチ狂うスケベ女に堕ちてしまうのだ。
俺や奈々に断りの言葉を述べるのと同時に、気持ちいい~!、ご主人様、すてきい~
!、などと胸の潰れるような本心からのよがり声も盛んに出てしまう千恵利。
動画の中ではもう見慣れた寝取られ妻の痴態も、すぐ側にいながら佐々木の術で金縛
りにあった状態で見せ付けられるのはとても堪らなかった。

 俺はまだ良い。普段潔癖な少女で性的な事を嫌っている奈々は、恐らく性行為を見
る事自体初めてだろう。
夫以外の男に抱かれる浮気セックスで悶え狂う実の母親を、彼女は一体どんな気持ち
で見ていたのだろうか。
それでもパンツを露出した格好で一歩も動けない奈々に、経験の少ない少女を蕩かせ
るレズ愛撫はお手のものだと言う佐々木の妻キャサリンがまとわりついて、ゆっくり
と優しく性の歓びを教えるような淫らないたぶりを加えている。

 いつの間にか上半身を裸に剥かれスカートだけになった奈々の、思った以上に豊か
に実りこぼれるように露わになった双乳と先端でツンと勃ったピンクの蕾が俺の目に
クックリと焼き付いた。
キャサリンは実に丁寧に慈しむようにその膨らみを両手で揉みしだきながら、口唇を
上半身のあちこちに這わせる。

 しきりと英語で話し掛けているようだが、英会話の経験を積むためこの店に来た奈
々も、こんな形で淫らなレッスンを受ける事になろうとは思ってもいなかっただろう。
そして性の手管に長けたキャサリンが、わざと放置していたと思われる敏感な乳頭の
実に唇を被せて強く吸い上げた時、反応を押し殺していた奈々がとうとうひどく悩ま
しい鼻声をア~ッ!と洩らしてしまったのを、交わった千恵利を力強く突いて歓ばせ
ながら余裕綽々の佐々木は見逃さなかった。

 「奈々ちゃんも、ようやく気分が出て来たみたいだね。ママもそろそろイッチャう
頃だよ、ホラ。それにパパだって……」
両親を良く見ろと言う命令に縛られている奈々が、生まれて初めてかも知れない乳首
を吸われる心地良さに喘ぎながら視線を送って来た時、俺は二発目をだらしなく射精
していた。

 驚異的なハイペースだが、愛する妻と娘が他人にいたぶられる快感に悶える痴態で
凄まじく興奮してしまう俺は最早オナニーを覚えた猿も同然。
いくらでも出せそうな錯覚すら覚えていた。が、そんな浅ましい俺を観察していた佐
々木は言う。

 「何だ、又出ちまったのか? えらく元気が良いじゃねえか、増田。だけど一寸手
を休めろ。ザーメンの始末なんかしないでいいから、大人のチンポを娘に良く見せて
やるんだ」
それは後先考えず二発も出してしまった俺のペニスを休ませてくれる、素晴らしい命
令だと思った。

 俺はごく自然に射精直後で精液が付着したままのペニスを手に持つと、奈々に向か
って誇示していた。
俺は常日頃からこのかわいい娘に自分のペニスを見せてやりたい、と言う変態願望を
持っている事を自覚している。
でなければ、奈々にオナニーの現場を目撃されてしまったあの日、ひどく惨めな気持
ちになりながらより一層興奮して出さずにはいられなかった事の説明が付かない。
だから娘に性器を見せ付けろと言う佐々木の言葉に従わぬ筈がないのだ。
おまけに俺の口まで勝手に動いて、不道徳な言葉を奈々に掛けていた。

 「さあ奈々。お前がエッチな姿を見せてくれたから精子を出しちゃった、パパのお
ちんちんだよ。しっかり見ておくれ」
キャサリンの執拗な乳首弄りによる快感で身体をくねらせ悩ましい鼻声を洩らしてい
た奈々が、目線を上げて俺の見せ付けるシンボルをじっと見つめて、小声で呟いた。

 「パパあ」
当分口を利いてくれなかった娘の発する甘ったるい声だけで、柔らかくなり掛けてい
た俺のシンボルはググッと力を取り戻して硬直した。
あちらのソファでは、千恵利が派手な大声で「イク、イク」と絶頂を告げていたけれ
ど、それが気にならぬ程俺はじっと奈々を見つめて勃起ペニスを差し出し、はっきり
性の対象として実の娘を求めていた。
するとそれを見透かしたかのように佐々木が言う。

 「おい増田、お前娘とヤリたいんだったよな。奈々ちゃんに、正直に言ってやれ」
「奈々。パパは君とセックスしたいんだ。お願いだ、ヤらせておくれ」
「パパ、そんな事……」
「奈々っ!」

 馬鹿正直に娘にセックスの所望をしてしまった俺は、嘘を吐けない奈々が返答に困
っているだけで、感激の余り泣きそうになっていた。
すぐに拒絶されて、罵倒されても仕方ないと思っていたからだ。佐々木が呆れたよう
に言う。

 「コラコラ、奈々ちゃん。本当に、パパとエッチしてもいいのかい?」
「わかりません」
「もしかして、奈々ちゃんは処女かい? 男の人とエッチした事があるかどうか、答
えなさい」
「はい、私は処女です。男の人とお付き合いした事もありません。あんっ!」

 「驚いたね、こんなにカワイイのに。それじゃわかんなくても当然か。オナニーは
した事あるの?」
「ありません……あ~っ! 駄目です、もう駄目え~っ!」
「おっぱいをモミモミされて、そんなに良くなっちゃったのも初めてかな?」
「初めてですう! ああ~っ! こ、こんなの初めてえっっ!!」

 やはり慣れているのだろう。
飽く事なくずっと続けられていたキャサリンのレズ愛撫は、俺が思っていた通りのオ
ナニーすら知らない清純な娘奈々を着実に狂わせていた。
おまけにこの中年外人女はまだ上半身しか手を出してはいないと言うのに。

 するとここで又佐々木はキャサリンに英語で指示を下した。
千恵利を力強く突きまくりながらそんな余裕があるのだから、全く憎らしい程タフな
男である。
千恵利の方はもう2、3度は極めてしまったようで、その度に体位を変え新しい角度
で佐々木の肉棒を味わわされているのだ。

 夫である俺の目の前だと言うのに何はばかりなくよがり泣く千恵利の嬌声が耳に痛
いが、それすらも俺の変態ペニスを際限なく回復させる力の源となり、俺は動きを止
められた手の中で二回射精した直後とは思えぬ程強烈な勃起を取り戻したペニスをド
クドクと激しく脈動させる。何か刺激が加わろう物ならすぐさま次の爆発が訪れそう
な勢いだ。

 佐々木の指示を受けたキャサリンは奈々の乳房を揉むのを一旦切り上げて正面に回
り、しゃがみ込むとずっと露出を強要されているイチゴパンツを調べていた。
と、思ったら佐々木に向かって乱ぐい歯を剥き出しにしてニヤリと笑う。そして奈々
のパンツをずり下ろし始めた。

 「チェリーちゃん、悪いが一休みだ。キャサリンから娘のパンツを受け取って、ど
んな状態か夫にもわかるように報告しなさい」
「はい、ご主人様あ」

 何度も連続でイカされた千恵利は完全に佐々木に媚びた甘え口調で、いかに催眠中
とは言えこうまで露骨に寝取られてしまうとは、俺は正直な所グウの音も出ない心境
だった。
しかしそれと反比例するように股間のボルテージは超人的なまでに高まり、腹の底か
ら無限のエネルギーがわき起こって来るような錯覚すら覚えていた。

 「娘のパンツは凄く濡れてます、ご主人様。タカ君、奈々ちゃんったら、パンツを
こんなビチョビチョにしちゃってるよ」
千恵利がわざわざ広げて見せた奈々のイチゴパンツは、離れた俺の位置からでも納豆
の糸が引いているような惨状である事がわかる。
まだオナニーさえ未経験なオクテの娘が、外人女のレズ愛撫に負けてこんなに局部を
潤わせてしまったのだ。

 「奈々ちゃん、こっちを見てごらん」
千恵利との交接を中断した佐々木は、そう言うと俺と同じように勃起ペニスを手で持
ち奈々に見せ付けていた。
千恵利と佐々木自身の体液でヌラヌラと妖しく光っておりひどく卑猥だ。

 「パパのとどっちが大きいかな?」
「よくわかりません」
「エッチするなら、パパと私とどっちがいい?」
「ああ……パパです。パパの方が好き」

ーー奈々!

 佐々木の催眠術に呪縛されている俺は、やつに言われなければ勝手に動く事も口を
利く事も出来ないのだが、娘に向けて勃起ペニスを握り締めて見せる姿のまま、感激
で泣きそうになっていた。
もししゃべる事が出来たとしても奈々に掛けてやる言葉は見つからなかったろうが。

 さっき告白させられたように、俺は娘とセックスしたい、処女を破ってやりたい、
と言う父親にあるまじき人道にもとる欲望を隠していたのだ。
それを奈々も受け入れてくれると言うのだから、彼女への想いが溢れて感情がパンク
しても仕方なかろう。

 ところが、蛇のように狡猾で残忍な佐々木は、俺達父娘が心の底に秘めていた近親
相姦願望を暴き出し告白させながら、それを叶えてくれるつもりなどハナからなかっ
たのだ。
「ハハハ、パパとえっちしたいだなんて、イケない娘だな。だけど奈々ちゃん、残念
ながらパパとえっちする事は出来ないんだよ。チェリーちゃん、娘に教えてやれよ、
その理由を」

ーーやめてくれえ!

 「奈々ちゃん、パパとえっちするなんて、人として許されないのよ」
「そんな事じゃない。もっと困った理由があるだろ」
「……パパはね、女の人と出来ないの。インポなのよ」
純粋無垢な娘奈々は、その言葉の意味がわかっただろうか。

 「わはは、残念だったな増田。お前まさか、嫁さんと出来ねえくせに、娘とならセ
ックス出来そうだなんて虫の良い事を思ってたわけじゃあるまいな。どうなんだ、答
えろ!」
「はい、私は娘の奈々となら出来るのではないかと思っていました、ご主人様」

 「何だとお、この大馬鹿野郎がっ! 俺が今から娘を女にしてやっからよ。お前は
そこで見ながら、せんずりでもこいてろ! チェリーちゃん、娘のパンツを渡してや
れ」
「タカ君、バラしちゃってごめんね。はい、奈々ちゃんのパンツだよ」

 俺は自分のあまりの惨めさに、今度こそ本当に屈辱の涙をこぼしていた。
それでも佐々木の命令は絶対で、俺は千恵利から受け取った奈々のパンツでせんずり
体勢に入る。
そして、娘の体液で汚れたホカホカの布地でペニスを握り締めると全身の血が逆流す
るかと思う程強烈な興奮に包まれ、簡単に放出してしまわぬよう必死で自制せねばな
らなかった。

 この状況で佐々木の嘲る通りせんずってしまう情けなさに猛烈な抵抗を覚えても、
愛する女性を寝取られる事に無上の快感を覚えてしまう俺の変態性欲は最早コントロ
ール不能だったのである。

 奈々はもちろん今日初めて会った佐々木に犯されたいなどと言う願望は毛ほどもあ
るわけがない。
何しろバージンなのだから、死ぬ程嫌がっているだけだろう。
佐々木は奈々を操る事が出来ないと判断したのか、彼女をSMグッズで拘束していっ
た。

 それも絶対手出し出来ない俺に見せ付けようと、わざわざ至近距離まで近付けて置
いたソファの上にと言う鬼畜さだ。
こうして奈々は、俺のすぐ目の前に見るも無惨な姿で縛り付けられたのだが、佐々木
夫妻だけでなく母親千恵利まで協力して四肢の自由を奪っていた事で、奈々がどれだ
け辛い思いになっているかと思うと胸が苦しくなった。

 佐々木の言葉を信用するならば、そもそも千恵利は自分の意志で奈々をこの店に連
れて来て、催眠術で女を操り売春させる鬼畜なこの男に引き合わせたのだ。
もちろん千恵利自身が佐々木や米兵達に陵辱されている時の記憶は完璧に消されてい
るものの、現実に戻った時娘をあえてこの店に連れて来る気持ちになったのはなぜだ
ろう。

 それは今嬉しそうに奈々の陵辱に加担している、信じられない彼女の行動を見れば
明らかで、千恵利は優しい母親という仮面の被りながら、心の底ではかわいい一人娘
の奈々を性的にいたぶってやりたいと言う、不道徳極まりない母娘願望を隠し持って
いたのである。
だが、同じく奈々を犯したいと願っていた俺に、そんな妻のインモラルさを非難する
資格などありはしなかった。

 こうして手を伸ばせば届きそうな至近距離に完成した奈々の拘束は、千恵利が初め
て司令官に陵辱された時と同じ格好だった。
すなわち、女性器をモロに露出させるM字開脚縛りに後ろ手拘束、そして口を強制的
に金具で開かせる、最高に淫らで残酷な束縛だ。奈々は身体中を好きなように嬲られ
てしまう体勢で身動きが取れなくなったのである。

 「チェリー、パパのせんずりのおかずに娘のお○んこクパアを見せてやれ」
「奈々ちゃん、パパに見てもらいましょうね。はい、クパア!」

 ぐあっ! こんなに猥褻なのに美しい眺めがこの世に存在したのか。まだ使われて
いない処女の淡いピンクの陰唇が母親千恵利の白く細い指で「クパア」とくつろげら
れて、より濃いピンクの膣内粘膜まで見えてしまった時、俺はいきなり爆発していた

「ハハハ、気が早過ぎるぞ、増田。もう少し加減しねえと、最後まで保たねえぞ」

 実の娘に性交を所望して受け入れてもらったと言うのに、その不道徳だが本心から
の願望は果たせず、妻千恵利を寝取った憎い男佐々木に今度は娘の奈々まで奪われて
しまうのだ。
おまけにすぐ目の前で娘が処女を散らされる様子を見ながら、無力な俺は一人寂しく
自分を慰めるよりないとは。

 余りに酷い佐々木のやり口に今度は屈辱の涙が溢れて来たが、狂った俺のペニスは
何度も出してしまった後とは信じられぬ程に猛り狂って刺激を求めていた。
それは理性では説明が付かない、俺のどMな本性の露呈したものであり、半ば自暴自
棄になって荒れ狂うペニスをしごき始めた俺の目の前で、奈々の処女を奪う陵辱は着
々と進行していた。

 「さて、俺もまず一発抜いておかなくっちゃな。奈々ちゃん、ママのえっちなお汁
がこびりついたチンポを、よおく味わいなさい」
佐々木がそんな下劣な言葉と共に、すでに放出したザーメンと千恵利の体液でヌラヌ
ラと妖しく光る肉棒を、金具で閉じる事の出来ない奈々の口にぶち込んだ。

 そして嫌悪でいっぱいになった奈々の顔が、どうしようもない性的興奮で恍惚とし
た嫌らしい表情に変わるのにさほど時間は掛からなかった。
何しろこの間、上半身への愛撫だけで奈々のパンツを潤わせてしまったキャサリンと
あろう事か実の母親千恵利が協力して、彼女のロストバージンの激痛を和らげてやる
べく、まだ固い蕾をこじ開けるように性感帯を目覚めさせていたのだから。

 処女である奈々に男根型バイブレータなどの道具こそ使われなかったが、少女の泣
き所を心得た2人の中年女の手指と口唇が、心は未熟でも立派な大人に成長していた
身体を這いずり回るのだから堪るまい。
口内に発射してしまったらしい佐々木が、よしよしいい子だ、全部飲むんだよ、など
と言いながらペニスを抜き取ると、千恵利はまだバージンなのに夥しく濡れてしまっ
た奈々の秘唇を柔らかく指でくつろげて俺に見せ付けながら言うのだった。

 「タカ君、ごめんなさい。奈々ちゃんったら、もうこんなになっちゃった」
「よおし、それじゃさっきまでオクチに入れてたチンポをお○んこに入れてあげよう。
いいね? 奈々ちゃん」
奈々は首を左右に振って嫌だと言う意思表示をした。

 「聞き分けの悪い子だなあ」
「ねえ奈々ちゃん。やっぱりパパにしてもらう方が良かったの?」
千恵利の問い掛けにコクリとうなずく奈々を見て、俺は全身全霊でペニスをしごいて
しまう手の動きを止める。
かわいい娘が入れて欲しがってるのに、自分で慰めて果ててしまうバカがどこにいる
と言うのだ。

 「ご主人様、いけませんか?」
まだ佐々木に服従するだけの女には堕ちていなかったのか慈悲を請う奈々だったが、
俺達家族三人の不道徳な願いはついに叶えられる事はなかったのである。

 「ケッ! 役立たずの亭主に娘を犯らせようなんて、チェリーまで頭がイカれちま
ったのか? せんずるしか能のないインポ野郎に何が出来るってえんだ! 増田! 
娘は俺のチンポが女にしてやっからよ、オメエは言われた通りシコシコを続けるんだ
ぜ」

 こうして佐々木は容赦なく、奈々の割り裂かれた処女の部分に押し入っていく。
そしてかなりの鮮血が飛び散っていると言うのに乱暴にストロークを続ける佐々木を
見て、アッサリ意志が砕け、果てしなく自慰行為を続ける事を強要されている俺は、
自分の無力さに号泣した。

 涙が溢れて目が見えなくなり、奈々の悲惨なロストバージンを直視しないですんだ
のは救いだったが、それでも佐々木の命令に操られる俺はペニスをしごき続けてしま
う。
そして涙とザーメンが体内の水分量を減らすに連れて、意識が朦朧として来た。
もしかすると俺は精液を出し過ぎて廃人となってしまうのではないか。
そんな馬鹿げた考えまで頭に浮かんだ頃、佐々木の次なる命令が飛んで来た。

 「おい増田、いい加減せんずるのはもうやめろ。マジで死んじまうぞ、ハハハ。チ
ェリーと奈々ちゃんはこっちにおいで」
ようやくオナニー地獄から解放されても、俺の悪夢はまだこれで終わりではなかった。
本当の地獄への入り口に過ぎなかったのである。

 そしてジュルジュルと卑猥な音を立てながらザーメンをしゃぶり取ったキャサリン
は、奈々が顔から下りてもなお閉じる事を許されない俺の口の中に、怪しげなアンプ
ル入りの液体を流し込む。

 アッと思った時にはもう、例のハーブティーを何倍にも凝縮したような濃厚な香り
と苦みを伴った液体は咽を通過してしまい、俺はたちまち意識が混濁してわけがわか
らなくなってしまったのである。