『聖マーガレット女学院の秘密』

                           二次元世界の調教師:作
第15話 ヨシオくんの飼い犬生活

 頭の上がらない兄貴に乱交痴漢の現場を取り押さえられた俺は、抗弁する権利も与え
られず警察に突き出され留置場に入る事になった。
俺は正直に聖マーガレット女学院の授業の一環であると訴えたのだが、もちろん妄想だ
ろうと笑われて取り合ってはくれなかった。

 残念ながら、俺自身が信じられない話なので強く出る事は出来ず、兄貴にレイ女王様
へ連絡してもらうのが精一杯だった。

 「しばらく刑務所の厄介になったらどうだ。さすがに俺ももうかばい切れん」
「申し訳ありませんが、聖マーガレットの教育内容を公にするわけにはいかないのです」
「そんな……」
「いいじゃないか。一生分いい思いをさせてもらったんだろう?」

 プライベートで関係があると言うレイ女王様と一緒に面会にやって来た兄貴が、下卑
た笑いを浮かべてそう言ったが、俺を切り捨てそうなレイ女王様と言い薄情過ぎるので
はないか。
もっとも、客観的に考えればそうだよな~と、納得してしまいそうになるのが情けなか
ったが、2人が真相を知ってるらしいので俺は粘った。

 ここで刑務所入りになっては人生が終わってしまう。
もともと無職ニートなのだから、立ち直りようがないではないか。

「どうしてもと言われるのでしたら……」
「お願いします!」

 レイ女王様が多少なりとも脈のありそうな口ぶりだったので、俺は床に額を付ける勢
いで土下座した。

「お舐めなさい」
「……はいっ!」

 それまでにべもない様子で知らぬ顔だったのに、俺の良く知る女王様の威厳を取り戻
し、頭をピンヒールで踏んづけて下さったレイ様に戸惑ってしまったが、次の瞬間俺は
ヒールを舐めて服従の意志を表した。
すると、しょうがないな~と兄貴も加わって話を付けてくれたのである。

 企業グループの経営者であるレイ女王様が保釈金を積んで下さって俺は無事解放、前
科者になる事だけは避けられた。
おまけに、マゾ奴隷として一生を捧げる誓約まで誓わされた俺は、聖マーガレット女学
院に再び雇用される事になったのだ。

 もっとも、まともな職員であろう筈はない。
人権を剥奪され、もちろん無給で学園に飼われる「犬」となったのである。
兄貴がそんなとんでもない条件で、言わば奴隷のように譲渡される事を決めてしまって
も、俺は全然平気だった。

 どうもレイ女王様と兄貴が仕組んだ芝居だったような気もするのだが、契約が成立す
る直前思い出したように貞操帯を外され、人間離れした大量精液を滝のように流出した
時、俺には理性のかけらも残ってはいなかったのである………

 「ヨシオくん、おっはよー」
「お早うございます」

 今日も朝から快活にパンツを見せながらやって来たのは、しょうこちゃんとさよちゃ
んのペアである。どうやら俺のお世話係のようだ。
ご奉仕係がお世話係に変わっただけで、以前と変わらない気もするが、あくまで俺の立
場としては「犬」なので、ヒトとしてのプライドさえ捨てればむしろ安楽な暮らしかも
知れない。

 起きてすぐユキさんが持って来てくれた「エサ」を口にし、彼女の欲深マンコをバッ
クから犯してタップリ精も放ったところだ。
「エサ」と言ったが、彼女が作ったヒト用の食事であり、ただヒトには危険な量の強精
剤が入っているだけである。

 安楽な暮らしの中で唯一俺が要求されているのは、ズバリ女の性欲を満足させる事。
20人の生徒とユキさんは毎日、レイ女王様も時々来校されるので、普通の男性では到
底無理な超人的射精を果たさねばならない。
だが人権を剥奪された代わり、獣欲が剥き出しの俺に怖いものはないのだ。

 四つ足で首輪に繋がれた俺の、萎える事を忘れた勃起ペニスを掴んだしょうこちゃん
が言う。
「今日も元気だね~ だけどさすがに汚いぞ」
「ウンチもしちゃったみたいでベトベトです。洗ってあげましょう」

 「犬」として飼われている俺は当然野外で全裸生活だ。
四つ足にはボクサーのように指の部分がない、柔らかいグローブが嵌められ自力で外す
事は出来ないので、ヒトの手みたいに器用な事は出来ない。
逃げられぬよう首輪で繋がれてるが、女子高生とヤリまくれると言うこんな夢のような
学園生活から俺が逃げるなんてあり得ないけれど。

 トイレは首輪の鎖が届く範囲の草地ですませているが、もちろん後始末が出来ず汚れ
放題である。
それを綺麗にしてくれるのもお世話係の仕事で、下手なプライドを捨てれば極楽だ。

 「ヨシオくん、おちんちんキレイキレイしようね~」
「オシリノアナは中まで清潔にしましょう」
「わんわんわん! わんっ! わお~ん!」

 ホースの放水を浴びせながら、薄手のゴム手袋をしたしょうこちゃんは俺の汚チンポ
をシコシコと洗い、さよちゃんはアナルの奥まで侵入させた指をクイクイと動かす。
逆ソープも顔負けの快楽に、ヒト語を禁じられた俺は射精の度に吠えてお世話係に感謝
を表した。

 「綺麗になった所で朝の健康チェック、いきま~す」
「私もお願いします。生理中なんですけど」
「さよちゃん、ヘンタイだ」

 毎日朝と夕方には健康チェックとして、育ち盛りの生徒たちの性器の具合をペニスと
口唇で調べる事になっている。
ピルを常用している生徒たちに中出ししてやっても問題はない。

 だらしなく仰向けでたるんだ腹を見せると、さっそく疲れ知らずのペニスを騎乗位で
くわえ込んだしょうこちゃんが、アヘ声を叫びながらダイナミックにグイグイ腰を使い
始めた。

 チツ圧も十分、健康そのものである。
そして恥ずかしそうにさよちゃんが華奢な腰を下ろして俺の顔面を圧迫すると、視界が
生理血で真っ赤に染まっていったのだった。

~おしまい~

                 
    この作品は「新・SM小説書庫2」管理人様から投稿していただきました。